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「ゲーム性を排除したゲーム」が並ぶ個展「悲しいゲーム」開催
アーティスト奥田栄希氏による、不毛な行為を経験する展示会
(2015/10/2 14:25)
- 10月17日~11月21日 開催予定
- 入場料:無料
Takashi Somemiya Galleryは、奥田栄希氏の個展「悲しいゲーム」を10月17日より開催する。期間は11月21日まで。入場料は無料。
奥田栄希氏は、古いテレビゲームを題材に映像、平面表現などを試みてきたアーティスト。近年では市販のゲーム機で動作するインタラクティブなゲーム作品の制作に取り組んでおり、その過程はゲームプログラムを作成し、基板にハンダ付け、1つのカセットにパッケージするところまで全て手作業で行なわれる。
個展「悲しいゲーム」では、ゲーム本来のゲーム性を排除し、生と死や、無限を想起させる、文字通り悲しいゲーム作品が並び、プレーヤーはテレビの中という閉じられた空間の中で、逃げ場もなく、ただ不毛な行為を経験する。