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PlayStation VR「真・三國無双7 VR DEMO」試遊レポート

王元姫の揺れる巨乳と、群がる敵を吹き飛ばす爽快感がたまらない!

9月17日~20日開催(17、18日ビジネスデー)



会場:幕張メッセ



入場料:1,200円(税込)

 PS4用VRヘッドセット「PlayStation VR」お次の体験レポートは、コーエーテクモゲームス「真・三國無双7」のVRバージョン「真・三國無双7 VR DEMO」を紹介したい。

タイトル画面
1人称視点で、敵がより近い位置で戦うことになる

 「真・三國無双7 VR DEMO」は、1人称視点で城に攻めてくる敵兵をなぎ倒していくアクションゲーム。VR酔いに繋がる移動操作を最小限に抑え、群がり来る敵たちを連続コンボでなぎ倒していく無双シリーズの爽快感が手軽に味わえるタイトルとなっている。移動が少ないため、酔うこともなく、UIも慣れ親しんだDUALSHOCK4を使うため、ビギナーにもお勧めできるVRタイトルだ。

 デモは、袁紹が出陣に際し訓辞を述べるシーンからスタートし、プレーヤーは合戦に参加するひとりの武将として戦いに挑むことになる。パートナーは王元姫で、彼女が袁紹が喋っている途中で割って入ってくる。彼女の声はボリュームが小さくあまり聞き取れなかったが、むしろ印象に残ったのは、彼女の胸だ。話しながら胸が上下に揺れるのだが、VR効果でインパクトが増大し、否応なく目に飛び込んでくる。

 話が一通り終わると早速バトルとなる。最初は王元姫を相手にしたチュートリアルで、□で通常攻撃、△でチャージ攻撃、L1でガードといった基本アクションを学んだ後は、さっそくバトルスタートとなる。

 バトルでは、四方から群がり来る敵を通常攻撃とチャージ攻撃の組み合わせてガンガン敵を吹き飛ばしていく。1人称&VR効果で、自分の攻撃で敵を吹き飛ばしている手応えが味わえ、まさに一騎当千の爽快感が堪能できる。

 敵は前方や左右だけで無く、いつのまにか後ろにも回り込んでいるため、頭を体ごと動かして後ろの敵に向き合う必要があったりして、それなりに慌ただしい展開となる。その一方で、後ろにいる敵を遊び手にどう気づかせるか、攻撃されていることをどうわかりやすく伝えるかについては、まだ不十分なところがあり、移動に制限が多いVRならではの課題も浮き彫りになった印象だ。

 ラストはお馴染みの無双乱舞を発動し、大量の敵を一気に片付けて終了となる。正直、ゲームとしてちょっと物足りない印象を持ったが、キチッとコンテンツを作り込めばかなり楽しいVRコンテンツになると感じた。このデモが今後、どのように進化していくのかは未知数だが、今後の展開を見守りたいところだ。

(中村聖司)