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「ドラゴンズドグマ オンライン」、ついに正式サービス開始!

「リミテッドエディションってお得なの? 買いなの?」を考察してみた

8月31日 正式サービス開始

利用料金:基本無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

CEROレーティング:C(15歳以上対象)

 ついに正式サービスが開始されたプレイステーション 4/3/Windows向けオンラインオープンワールドアクション「ドラゴンズドグマ オンライン」。“純ファンタジーのオープンワールド”で“スピーディーアクションのバトル”を楽しめるオンラインRPGであり、基本プレイ無料、アイテム課金制のF2Pで提供される意欲作。早速プレイしているという人も多いだろう。

 本作は基本無料で開始できるが、特典同梱のパッケージ「リミテッドエディション」(7,800円、税別)も用意されている。本格的にプレイしていくなら、「リミテッドエディション」の購入も選択肢の1つだろう。

 そこで今回は、この「リミテッドエディション」でもらえる「ネメシス装備」の性能を確認しつつ、「どれぐらいお得なのか? 」、そして「買いなのか? 」を探ってみた。

 なお「ドラゴンズドグマ オンライン」の情報についてはまとめページで一覧できるので、こちらも参考にしていただきたい。

【ローンチトレーラー】

アーリーアクセス期間にも多くの覚者がレスタニアの地に! 賑わう「DDON」の始まり

オープンワールドで広がるファンタジー世界を冒険する「ドラゴンズドグマ オンライン」。オンライン専用タイトルながらスピーディーなアクションでのバトルが楽しめる

 「ドラゴンズドグマ オンライン」について、改めてどんなゲームなのかをまとめておこう。プラットフォームはPS4/3/Windowsの3つに提供され、どのハードのプレーヤーも一緒に遊ぶことができる。また、プレーヤーデータはサーバー保存されているので、どのプラットフォームからでも同じキャラクターでのプレイが可能だ。

 本作の世界「レスタニア」では、世界を治める存在である白竜が傷つき弱り、白竜は自身と世界を守るためにたくさんの「覚者」を選んでいく。その1人がプレーヤーであるあなたであり、新人の覚者だ。

 迫るオークの大軍、突如出現した巨大建造物「アーク」。レスタニアに起きる異変を巡って展開されていくストーリー。そして、オープンワールドに広がる世界を旅するように探索し、強大な敵に仲間やポーンと協力して挑む。そんなプレイが楽しめる作品だ。

 世界の中心であり、プレーヤーの本拠地となる「白竜神殿レーゼ」は、最大で100人のプレーヤーが入れるロビーだ。本作ではこの最大100人単位のロビーが無数に用意されている。ここから外の世界、オープンワールドの世界へと足を踏み出すと、世界はプレーヤーまたはそのパーティーメンバー専用のエリアになる。

 シリーズの大きな特徴である、プレーヤーに付き従うNPCキャラ「ポーン」も健在。他人のポーンを借りる要素も健在で、ポーンとパーティーを組んでのソロプレイも充分に楽しめる。

 普段はポーンを連れてのソロプレイを中心にし、フレンドやクランメンバーが来たら一緒に遊ぶというスタイルも可能だし、同じ目的を持つ人とのいわゆる野良パーティープレイを中心にしてもいい。自由なスタイルで手軽に楽しめるのも本作の魅力だ。

アーリーアクセス期間中の1枚。リミテッドエディションを購入してプレイしている“やる気に満ちた覚者”がたくさん行き交っていた

 正式サービスは8月31日の12時より開始されたが、その前にリミテッドエディションの早期購入特典としてアーリーアクセス期間が8月27日の12時から正式サービス開始まで設けられた。

 筆者も早速プレイしつつ、ロビーの混雑状況など様子を覗いてみた。当初は「リミテッドエディション購入者のみがプレイできる期間だし、そこまでプレーヤーは大量とまではいかないかな?」ぐらいに思っていたのだが、実際は想像以上だった。

 アーリーアクセス開始直後から50人~100人がログインしている「混雑」表示のロビーがどんどんと増えていき、そこから昼夜問わずどの時間帯でも、そうした混雑表示のロビーが40~50個はあった。ロビー内でも、レーゼの街をアーリーアクセス中の覚者がたくさん行き交っていて、レベル上げにいそしみ、早速、巨大ボス討伐のパーティーの募集も飛び交っていた。

 βテストからも想定以上の参加応募が集まり期待値の高さを感じさせた本作だが、それがそのままに、いよいよ正式サービス開始ということでそれ以上の盛り上がりとなりそうだ。

 オンラインゲーム全般に言えることだが、サービス開始後の手探りな時期が特に楽しいし、一緒に遊ぶフレンドも作りやすい。また、そこから作品の歩みを知っているとより楽しめるところもある。まだ本作をダウンロードしていない人も、ぜひプレイ頂きたい。

「リミテッドエディションって買いなの?」を考える。まずは内容をチェック

【「リミテッドエディション」ネメシスシリーズ紹介ムービー】

 基本無料サービスのタイトルなので、プレイするのなら今すぐにでも、クライアントをダウンロード頂き、アカウントを取得すれば始められるわけだが、オンラインゲームに慣れ親しんでいる人なら特に「リミテッドエディション」の存在は気になるところだろう。

 筆者もあれこれとオンラインゲームに手を出してきたが、「パッケージ特典の装備」というものはだいたいの場合、とても強力かつ便利で、お財布が許す限りできれば欲しいものだった。

 それでは本作の「リミテッドエディション」の目玉と言っていい特典の「ネメシス装備」は、どれぐらい使えそうなものなのか? 実際にプレイして確かめてみた。

 ネメシス装備は、武器では


・「ソードオブネメシス」(ファイター用)
・「シールドオブネメシス」(ファイター用)
・「ウォールオブネメシス」(シールドセージ用)
・「ロッドオブネメシス」(シールドセージ用)
・「スタッフオブネメシス」(プリースト用)
・「ボウオブネメシス」(ハンター用)

「ソードオブネメシス」(ファイター用)、「シールドオブネメシス」(ファイター用)
「ウォールオブネメシス」(シールドセージ用)、「ロッドオブネメシス」(シールドセージ用)

「スタッフオブネメシス」(プリースト用)

「ボウオブネメシス」(ハンター用)

 上記の6個がもらえる。また防具では


・「ネメシスアーマー」(全ジョブ装備可能)
・「ネメシスブーツ」(全ジョブ装備可能)
・「ネメシスウェア」(全ジョブ装備可能)
・「ネメシスレッグス」(全ジョブ装備可能)

 上記の4つがあり、いずれもレベル1から装備可能だ。強化していくことでレベル30装備相当の性能にもなるという、これだけでもかなり魅力的な性能を持った装備だ。

 実際の性能を見てみると、こちらも破格のもの。例えばシールドセージのメイン武器である大盾の「ウォールオブネメシス」は、初期装備の「ラージウッド」と比べると、物理攻撃力は2倍以上の235、吹き飛ばし力や盾ガード値も高く、「フォースバースト」などの特定のカスタムスキル発動に使うフォースストックのゲージ数も多い。他ジョブ用の武器も総じて、初期装備の数倍の性能を誇る。

 防具を見てみると、こちらも防御力の高さだけでなく、体力補正とスタミナ補正のボーナスがあるところが嬉しい。4種類のネメシス防具を着ければ、最大体力は400、最大スタミナも249増える。これは強化前の数値で、最大強化時には最大体力が1,000、スタミナは700増えるようだ。

プレイ開始直後からネメシス装備を身につける。見栄えもいいし、性能は圧倒的。体力とスタミナのボーナスもあり、プレイがかなり楽になる

(山村智美)