ニュース

【WF2015 夏】企画展示ブース「エヴァンゲリオン20周年 in WF2015」レポート!

「新世紀エヴァンゲリオン」の20周年を盛り上げる展示の数々

7月26日開催

会場:幕張メッセ

入場料:2,000円(税込)

20周年となる今年8月に、ブルーレイBOXが、発売となる。その告知のコーナーも用意されていた
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の巨大ジオラマは、メディコムトイの「REAL ACTION HEROES」を使用。第8使徒との決戦に向かうエヴァ3機の躍動感のあるシーンを再現
1/1サイズのレイやアスカを立体化して一般商品として販売した、ペーパームーンの等身大フィギュア。当時のイベントやショップなどで見かけた人も多いのでは?

 「ワンダーフェスティバル 2015夏」の4ホールでは、1995年に放映がスタートしたアニメーション「新世紀エヴァンゲリオン」の20周年を祝う企画展示「エヴァンゲリオン20周年 in WF2015」が開催された。

 今年は2015年。「新世紀エヴァンゲリオン」の劇中の舞台背景も、同じく2015年だ。この記念すべき年の到来を、ブースでは様々な企画展示で祝う形となっていた。この20年で発売されたエヴァンゲリオンに関する造形物を展示するコーナーや、作品とコラボレーションした団体・企業のコーナー、そしてジオラマの展示コーナーなどが主な内容だ。

 中でもジオラマ展示は、テレビ版や劇場版で見たこともあるような数々の名シーンを切り取ったジオラマが、大小の箱の中に収められているという面白い展示内容で、多くの来場者が足を止めて見入ったり、写真に収めたりする様子が見られた。ここに展示されたジオラマ群は、滋賀県にある「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館」にて、8月1日から9月27日まで開催される「EVANGELION FIGURE WORLD」のために作られたものであり、今回見逃した人でも再び見られるチャンスがある。機会があればぜひこの夏休みにでも訪れてみよう。

 今回のブース展示などから、この夏以降は商品展開などを中心にエヴァを見かける機会は増えていくはずだ。新劇場版のファンはその動向に注目していきたい。

【エヴァンゲリオン20周年 in WF2015】
社会現象的な人気を誇った綾波レイの代表的な立体造形を展示。ポーズバリエーションや販売形式など、さまざまなものが存在している
こちらは立体化されたエヴァンゲリオン初号機の数々。同じ初号機でも、解釈の違いなどにより、商品別に個性があることがわかる
多様な側面を持つ、エヴァの登場キャラクターの造形を展示。ロンギヌスの槍を持つレイや、水着姿のレイ&アスカなど、フィギュアでしか見られない姿も魅力
コラボ企業やイベントのコーナーもブース内に設置。こちらは「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」のコーナーで、刀匠が銘板への名入れサービスを行なっていた
「EVANGELION FIGURE WORLD」に先駈けて公開された、シリーズのジオラマ群。全てが大小の箱の中に収められている
テレビ版から新旧劇場版の名シーンを再現。前後のシーンを同時に思い出すような傑作が揃う
「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」のポスタービジュアルを和ドールに仕上げたタカラトミーの製品。アスカ、マリ、レイがタカラトミーモールにて順次予約がスタートする
絵具などの画材を販売するターナー色彩は、綾波レイをイメージした「アヤナミブルー」のカラーを発売する。母なる海の暖かい“ウォーターブルー”と、氷のように冷たい青の“フロスティブルー”の中間色だ
山陽新幹線全線開業40周年を記念した「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」のコーナー。2015年秋にエヴァ初号機カラーの500系新幹線が新大阪~博多間を運行する
カゴメの「野菜生活100」、「野菜一日これ一本」が、エヴァとのコラボパッケージを発売。テレビアニメ26話ののサブタイトルとシーンをパッケージにプリントしている
光岡自動車の「エヴァンゲリオンオロチ」も実車を展示。昨年11月にセブンイレブンのレジで購入予約を受け付けた車体で、その価格は何と1,600万円。高額商品にも関わらず、588名の申し込みがあったそうだ
ネットカフェの自由空間は、7月30日よりコラボフェア第2弾を開催。丼を食べるとオリジナルコースターがプレゼントされるほか、店頭でオリジナルグッズも販売される
EVAGATEが8月末にリリースするスマホアプリ「ゆるしとANGEL DROP」。グッズショップEVANGELION STOREから生まれた「ゆるしと」が登場するパズルゲームだ。iOSとAndroidの両方で展開
「ゆるしと」のガラスバーナーワーク製品が今年10月より順次発売。ガラス製の可愛いフィギュアで、第3弾までが企画されている。価格は各5,000円(税別)
ブースにはゆるしと本人(!?)も登場。記念撮影タイムなども設けられていた
セガプライズのコーナーは「取れるまで何度でもプレイOK」のルールで、プレイチケットを販売。また企業ブースには、新旧のエヴァ関連プライズアイテムが展示されていた
物販コーナーも盛況。設定資料集や画集などの書籍やキャラクターグッズ、クッキーなどのお菓子まで、バラエティに富んだ商品が購入できた
スタジオカラーとドワンゴによる「日本アニメ(ーター)見本市」のコーナーも。配信映像の上映のほか、映像内容の解説やパラパラ原画などが展示された

(稲元徹也)