ニュース
「ブレイドアンドソウル」、「天舞 廻」新ID「分裂の迷宮」を先行プレイ
アトラクション満載の「迷宮」ダンジョン。赤っ鼻のペール・イドが再登場!
(2015/6/23 12:00)
エヌシージャパンは、Windows用MMORPG「ブレイドアンドソウル」について、アップデート「天舞 廻」を6月24日に実装する。
「天舞 廻」では、メインストーリーにジン・ヴァレルとの決戦が加わるアップデート。ジン・ヴァレルとの対決の地となる「浮遊祭壇」が追加され、ストーリー冒頭より宿敵として立ちはだかってきたジン・ヴァレルとの最終決戦がついに実現する。
物語はクライマックスを迎え、復讐の果てに何が待っているのかはぜひプレーヤー自身の手で確かめてほしいのだが、今回は「天舞 廻」で加わるもう1つのコンテンツ、インスタンスダンジョン「分裂の迷宮」を先行して体験できたので、こちらも合わせてご紹介したい。
機械仕掛けの“迷宮”再び。「分裂の迷宮」をプレイ
「分裂の迷宮」は、太上門地区のフィールドより入場できる6人用のインスタンスダンジョン。ナル国が封印した遺跡が舞台となっており、すでに遺跡の法機を手に入れた帝国軍が遺跡で待ち構える。
ダンジョンは1つの部屋をクリアすると次の部屋への扉がランダムに開くという仕組みで、2層構造となっている。コンセプトとしては、水月平原にある「螺旋の迷宮」と共通だ。
1階部分は分岐によってルートが2つあり、途中途中には様々なギミックが仕掛けられている。例えば最初の部屋では、中ボスとその周りを囲うように座っている敵がいる。エリアには爆弾が置かれており、それを中ボスの周囲の敵に当てる度に中ボスの体力にダメージを与えるか回復するかが判定される。最終的には全員で中ボスと戦うことになるのだが、運試しの要素を含んだ仕掛けとなっている。
ほかにも、空を飛ぶ軽功術を駆使して地下へと潜っていき、制限時間内に地面までたどり着ければ宝箱がもらえるというもの、数本建っている柱の内1つが扉を開く鍵になっているものなどが見られた。ルートはどちらに向かってもそれほど距離は変わらない。
1階最深部に待ちかまえているのは、利き腕に機械兵器を装着している巨人ロウコウグ。通常攻撃に出血デバフを備えた肉体派で、ドリルによる粉砕や回転鋸を飛ばして攻撃してくる。厄介な相手だが、ステージ中央に移動して「動力の吸収」をしている瞬間がチャンス。この時パーティ全員で「特定の技」を決めることで、ロウコウグを弱体化できる。これを逸してしまうと動力を吸収しきってほぼ無敵の状態となるので、チャンスを逃さないようにしたい。
ロウコウグを倒すと、2層目へと侵入できる。2層目は最終地点となる中央の部屋の周りを通路が巡っており、プレーヤーはマップの北西地点から反時計回りに通路を進むこととなる。通路上の各部屋はいずれも中央の部屋に繋がっていて、早い段階で中央の部屋に進めることもある。運が悪ければ最悪北部の部屋までたらい回しにされるのだが、その時は「ひどく運がない」という業績も解除される(笑)ので、目指してみるのも良いだろう。
各部屋については1層と同様で、それぞれ趣向を凝らしたギミックが施されている。今回の体験では最短ルートで進めたので全貌は把握できなかったが、軽功術による宝箱獲得チャレンジも再度登場するなどアトラクション要素が強いので、繰り返しチャレンジするのも楽しいだろう。
そして最深部に登場するのは、「らせんの迷宮」にも登場したペール・イド。赤っ鼻を付けたピエロのような風貌のボスだが、今回は巨大法機に乗り込んで、猛攻を仕掛けてくる。
腕を振り回す回転攻撃やレーザー光線の照射など機械らしいアクションの攻撃を展開し、特に狙ったプレーヤーに向かって上空から落とすようにドリルを連続発射する「多連発ドリル発射」は、ドリル同士が触れると大爆発を起こし、地震を発生させて周囲のプレーヤーをほぼ即死させる。実に強力なのだが、「多連発ドリル発射」は攻略のカギにもなっている。ここではあえて多くは語らないが、ポイントはターゲットを取られたプレーヤーの動きだ。
ちなみにペール・イドは形態を3段階変化させる。「多連発ドリル発射」を撃ちこんでくるのは2段階目。では3段階目はどうなるかというと……これは見てのお楽しみとしておきたい。
ペール・イドも攻略すると、インスタンスダンジョンのクリア。ここでは報酬として「分裂の迷宮の欠片」と「分裂の迷宮の鍵」が獲得可能で、「欠片」を集めた「分裂の迷宮の箱」を「鍵」で開くことができる。目玉のアイテムは衣装の「人機装甲」。顔装飾「遺物探知機」や衣装装飾「後方推進機」も含めてサイバー感溢れる衣装となっているので、ぜひこちらの収集を目指していただきたい。
©NCSOFT Corporation. Licensed to NC Japan K.K. All Rights Reserved.