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「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」、勢力とクリーチャーを紹介

5月14日発売



価格:6,300円(税別)

 2KとGearbox Softwareは、5月14日に発売を予定しているプレイステーション 4/Xbox One用アクションシューティング「ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション」について、シリーズの舞台となる“惑星パンドラ”に登場する多彩な勢力と凶暴なクリーチャーに関する情報を公開した。本作の価格は6,300円(税別)で、CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。

惑星に住み着いたバンディット、暗躍する企業など、様々な勢力

様々な勢力の敵が存在する

 古代のエイリアンが残した謎の遺跡“Vault”を巡り、長い戦いが繰り広げられた“パンドラ”には、固有の目的や社会構造、生態系を持つ勢力が存在しており、それぞれが独自に行動し、ときには互いに戦闘を繰り広げる。パンドラは、様々な企業が過去進出しており、ゲームで取り上げる時代は、Vaultを最終的に実効支配した「Hyperion」が力を持っている。

 Hyperionの支配に対抗する抵抗勢力「Crimson Raiders」は、パンドラの“Vault”発掘に乗り出したAtlas社の私設軍隊“Crimson Lance”を前身とするゲリラ組織だ。初代「ボーダーランズ」の主人公を務めた4人の“Vaultハンター”が指導者的な役割を担い、Hyperionに対する抵抗活動を続けている。

 Vaultとイリジウムの独占を目論むHyperionは、ハンサム・ジャックの暗躍により、Dahl社やAtlas社に代わってパンドラの 新たな覇者となった。Hyperionの勢力は同社の戦闘員や技術者を含む武装した生身の社員と、無数のバリエーションが存在する“Loader”に代表されるロボット系の兵力に大別される。いずれも本作の主要な敵として登場するが、劣悪な労働環境から決して一枚岩とは言えず、様々な場面に登場する個性豊かな個体が悲哀に満ちたドラマを見せてくれるだろう。

 固有の社会構造を持つ「バンディット」達は、「ボーダーランズ」シリーズ特有の世紀末感を象徴する存在だ。彼らはDahl社が“Vault”の調査と発掘を進めるべく連れてこられた大量の犯罪者達だ。彼らは武装化した小規模なグループを形成し、部族化していった。アニミズム的な宗教観を持つカルトや強力なリーダーが率いる野盗組織、文化的な生活を営み、縄張り争いを繰り広げているファミリーまで、大小様々な組織が乱立している。

 さらに、「ボーダーランズ 2」では、バンディット達とは別に、独自の変化を遂げた「Rats」と呼ばれるヒューマノイド勢力が新たに登場する。有毒な環境に適応した彼らは食人の風習をもっており、採掘施設を含む地下や市街地に潜み、様々な物品を盗み収集するスカベンジャーとして行動している。Rats達の規模はそう大きなものではないが、プレーヤーの所持品を盗む個体や“Badass”級のRatは非常にやっかいな敵として“Vault ハンター”を苦しめることだろう。

脅威の生態を持つ、凶暴な野生動物たち

巨大な野生動物と戦うことも

 プレーヤーに牙をむくのは、様々な勢力だけではない。パンドラには凶悪な野生動物が多数生息しており、同じ品種にも相当数のバリエーションが存在し、その大きさや外観がはっきりと異なる。代表的なクリーチャーとその特性を紹介していこう。

 「Skag」: Skagは、地下に穴を掘り暮らす犬のような外観の凶暴な野生動物。パンドラに広く生息し、驚くほど多彩な品種が存在する。縦に大きく開く特殊な形状の口を持ち、腐食性の液を射出する攻撃を特色とする。

 「Spiderant」: Skagと同様に多くのエリアで姿が見られる“Spiderant”は、穏やかで乾いた平地に生息する蜘蛛のような姿のクリーチャーで、前方からの攻撃に耐える鎧のような頭部と鋭い前足を持つ一方で、後方の柔らかな腹部は外皮に包まれておらず非常に脆弱な弱点となっている。

 「Thresher」: 水辺や川の近くに生息する“Thresher”は、地中を自由に潜行する大型のクリーチャーで、“エルピス”から持ち込まれた種であることが知られている。“Thresher”には、短い触手を持つ人間程度のサイズから、地中から数メートルにも及ぶ複数の長い触手を自在に操る大型の亜種、強力な属性攻撃を放つ“Badass”種、さらには最大級のクリーチャーの1つに数えられるほどの 個体まで存在している。ボスと“Badass”級の個体は大きな脅威として“Vault ハンター”の前に立ちはだかるだろう。

 「Varkid」: 地を這う無力な幼虫から羽で飛行する成体まで、段階的な変態を見せる“Varkid”は、パンドラに広く生息 する昆虫型のクリーチャーで、数段階の変態を経て“Badass”級にまで成長した個体は非常に危険な存在として恐れられている。一定の確率で変態に成功した“Varkid”は、特有の繭を形成し僅か数秒で、一段階強力な個体として体力を全て回復した状態で孵化するが、脆弱な繭の状態であれば安全に倒すことができる。

 「Bullymong」: 動物学者でもあるハンター“Sir Hammerlock”が熱心に研究している“Bullymong”は、4本の腕を持つゴリラのようなパンドラ固有のクリーチャーで、その強靱な腕で高所を容易に登り移動し、巨大な岩やオブジェクトを敵に投げつけ攻撃する。異様な大きさの前腕を持つ一方で、その脚はかろうじて体重を支える程度にまで退化しており、移動や強力な前方 へのジャンプもその強靱な前腕に頼っている。

 「Crystalisk」: 「ボーダーランズ 2」に初めて登場する“Crystalisk”は、洞窟や火山に生息する謎に満ちた生物で、岩のように堅い体と弱点でもある結晶状の構造を持つ太い3本の脚を特色とし、かつては温厚な生物だったことが知られている。また、特殊な個体を含め僅かなバリエーションが存在しているが、いずれもスラグを含む属性攻撃を受け付けない ほか、“Badass”種も存在しない珍しいクリーチャーでもある。

 「Rakk」:高い声で鳴き、群れで空を舞う“Rakk”は、下肢を持たない飛行生物で、ハンターやバンディット達を発見すると空中から急降下しその鋭い頭部でダメージを与える。まれに属性を持つ強力な“Badass”級の個体が生まれるほか、運の良い“Vault ハンター”は非常にレアな品種の存在を目にする機会に恵まれるだろう。

 「Stalker」: 自身の体を透明化する特殊な器官とシールド能力を持つ“Stalker”は、非常に多くのバリエーションが存在する新種のクリーチャーで、最強クラスの個体を含む非常にやっかいな敵だ。“Stalker”は、その名の通り姿を消して素早く目標に忍び寄り、針を飛ばす遠隔攻撃や爪を利用した奇襲攻撃、銃 弾を反らす高速回転など、多彩なアクションでプレイヤーに襲いかかる。

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(勝田哲也)