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楽天、「楽天アプリ市場」でゲームプラットフォーム事業を開始

有料アイテム購入に楽天ポイントが貯まる・使える“お得”なプラットフォーム

4月17日発表



6月下旬サービス開始予定

 楽天が6月下旬よりサービス開始を予定しているAndroidアプリマーケット「楽天アプリ市場」に、ゲームアプリも提供することが明らかとなった。ローンチ時には国内外から数十タイトルが提供される見込み。

βサイトでは、楽天市場の概要が紹介されている

 「楽天アプリ市場」は、4月17日に正式発表されたAndroidアプリ向けの“楽天市場”。6,480円を払うことでAndroidアプリを登録でき、一般に向けてアプリを販売することが可能となる。イメージとしては、中国 奇虎360や百度が提供しているプラットサービスに近く、GoogleのApp Storeを介さない独自のプラットフォームとなる。

 「楽天アプリ市場」は、楽天IDによって利用が可能なほか、ロイヤリティを他のプラットフォームと比較して5%安い25%に抑え、さらにマーケットの利用に際し、楽天スーパーポイントを貯めたり使えたりするなど、デベロッパー、ゲームファン双方にとって“お得”なプラットフォームとなっている。正式サービス開始後は、楽天のMVNOサービス「楽天モバイル」にもプリインストールされる予定。

 現在同社では国内外のモバイルメーカー各社とアプリ提供について交渉を行なっており、6月下旬のローンチ時には複数のメーカーによるモバイルゲームの提供が開始される見込み。デベロッパー登録の一般受け付け開始は6月末が予定されている。

(中村聖司)