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Xbox Kinect専用タイトル「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」試遊レポート

Harmonixが生み出したクールでセクシーな新世代の“音ゲー”

【ディズニーファンタジア:音楽の魔法】

4月23日発売予定



価格:
5,900円(パッケージ版)
5,400円(ダウンロード版)

 日本マイクロソフトは、Xbox One/Xbox 360用ミュージカルアドベンチャーゲーム「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」を4月23日に発売する。今回は発売に先立ち、日本マイクロソフトオフィスで試遊する機会に恵まれたので、インプレッションをお届けしたい。

「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」のゲーム画面

 「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」は、「Guitar Hero」、「Rock Band」、「Dance Central」と、数々の人気音楽ゲームを手がけてきた米Harmonixの最新作。Kinectユーザーにとっては久々となるKinect専用タイトルとなる。北米では「Fantasia: Music Evolve」というタイトルで10月21日にDisney Interactiveから発売されているが、日本では同時期にXbox Oneの日本ローンチが重なったため、あえて4月まで発売をずらし、日本マイクロソフトをパブリッシャーとして日本語版で発売する。

 このゲーム、日本ではいわゆる“音ゲー”と言われるリズムアクションゲームを、Kinectを使って全身で楽しむタイプのゲームだが、他のHarmonixタイトルと同様に、スクリーンショットだけ見てもゲーム内容はまずわからない。まずはオフィシャルトレーラーを見て欲しい。

【Disney Fantasia: Music Evolved - "Let It Go"】

基本操作は、画面中央にある2つの四角錐の頂点に向けて手を滑らせていく。光線の動きに合わせて早くても遅くてもダメだ
「ファンタジア」にインスピレーションを受けた背景イメージ。本作は実はディズニー色は濃くない
説明を行なう「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」プロダクトマネージャーの南雲聡氏
ピタリと決まるとかなりカッコイイ
日頃ゲーセンで音ゲーを楽しむスタッフも参戦。新鮮でおもしろいという
2人プレイは得点を競う対戦になっているが、対戦色は薄い

 基本的なゲームメカニクスは、曲に合わせて表示される“長細い四角錐”や丸、線などに合わせて、あたかもオーケストラを指揮するように両手を動かしていくという、空間の動きを立体的に検知するKinectの特性を活かした音ゲーになっているが、トレーラーを見てもわかるように、Harmonixに掛かるとたちまちクラブサウンドにピッタリなクールかつダンサブルなゲームに昇華される。まさに“音楽の魔法”だ。

 ゲームそのものは、全身は使わず、両手の動きだけで遊ぶことができるが、次々に表示される指示アイコンを綺麗に操ろうとすると、手の動きだけでは上手くいかず、フラダンスのようにしなやかに手を動かす必要があり、上手いプレーヤーの動きは非常にセクシーだ。Harmonixも今作を特に“ミュージカルモーションアドベンチャー”と呼んでおり、遊ぶシーンを見るとその意味がわかる。

 手の動きは、四角錐の頂点に向けて手を振る操作と、動く丸が輪っかに重なるタイミングに合わせて手を突き出す操作、その手を突き出したまま一定時間止める操作、そして突き出したまま線をなぞっていく操作の4パターン。このいずれかが曲に合わせて、1つないし複数同時に画面内に次々に表示される。

 プレイする際、手首から上だけで操作すると動きがギクシャクしてアクションが成功にならず、足や腰も使って大ぶりな動きで踊るように操作すると、綺麗にハマる。この感覚が掴めてくると俄然おもしろくなってくるし、この手応えはこれまでの音ゲーにはなかなか無かった要素だ。プロダクトマネージャーの南雲聡氏によれば、この独特のゲーム操作に慣れることは、実はそれほど難しくなく、踊るように操作することに対して恥ずかしさに慣れる時間の方が掛かるぐらいだという。チュートリアルのプレイ時間も含め、2時間もあれば楽しく遊べるようになるようだ。

 ちなみに、このゲーム、ディズニーの名を冠しているが、実はディズニーっぽい部分はほとんどなく、キャンペーンのプロローグに、名作アニメ「ファンタジア」の映像と、ゲームプレイ中の背景に、「ファンタジア」にインスピレーションされた映像が使われている程度に留まる。「Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ」のようにディズニーファン向けのゲームではなく、ディズニーの楽曲も「Let It Go」(早期購入特典)以外は収録されていない。「ファンタジア」の雰囲気で楽しめるストイックかつピュアな音ゲーだと考えて良い。それは収録曲を見てもわかるはずだ。

「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」収録曲一覧(全33曲)
アーティスト タイトル
Lady Gaga / レディー・ガガ "Applause"
New Order / ニュー・オーダー "Blue Monday"
Queen / クイーン "Bohemian Rhapsody"
Mozart / モーツァルト "アイネ・クライネ・ナハトムジーク"
Depeche Mode / デペッシュ・モード "Enjoy The Silence"
Gorillaz / ゴリラズ "Feel Good Inc."
Jimi Hendrix / ジミ・ヘンドリックス "Fire"
Cee Lo Green / シーロー・グリーン "Forget You"
M.I.A. "Galang"
Missy Elliot / ミッシー・エリオット "Get Ur Freak On"
Liszt / リスト "ハンガリー狂詩曲第 2 番"
Peter Gabriel / ピーター・ガブリエル "In Your Eyes"
Avicii / アヴィーチー "Levels"
Bruno Mars / ブルーノ・マーズ "Locked Out Of Heaven"
The Police / ザ・ポリス "Message In A Bottle"
Mussorgsky / ムソルグスキー "禿山の一夜"
Imagine Dragons / イマジン・ドラゴンズ "Radioactive"
Elton John / エルトン・ジョン "Rocket Man (I Think It's Going To Be A Long Long Time)"
Lorde / ロード "Royals"
Inon Zur / イノン・ツール "Scout's Song (ft. Lindsey Stirling)"
Kimbra / キンブラ "Settle Down"
The White Stripes / ザ・ホワイト・ストライプス "Seven Nation Army"
Fun. / ファン. "Some Nights"
Nicki Minaj / ニッキー・ミナージュ "Super Bass"
Dvo??k / ドヴォルザーク "交響曲第 9 番 「新世界より」第 4 楽章"
Drake / ドレイク "Take Care (ft. Rihanna)"
Vivaldi / ヴィヴァルディ "四季「冬」第 1 楽章"
Tchaikovsky / チャイコフスキー "くるみ割り人形" (メドレー)
The Who / ザ・フー "The Real Me"
J.S. Bach / バッハ "トッカータとフーガ ニ短調"
The Flaming Lips / ザ・フレーミング・リップス "Yoshimi Battles The Pink Robots"
David Bowie / デヴィッド・ボウイ "Ziggy Stardust"
Inon Zur / イノン・ツール "Theme From Fantasia: Music Evolved"

 なお、日本では、早期購入特典として、発売日以降にXbox Liveで有料配信される3つの楽曲を同梱する。日本でも人気の「Let It Go」も含まれており、ぜひ利用したいところだ。

「ディズニー ファンタジア:音楽の魔法」早期購入特典(全3曲)
アーティスト タイトル
デミ・ロヴァート "Let It Go"
ワンリパブリック "Counting Stars"
アヴィーチー "Lay Me Down"

 今回の体験会では、1人もしくは2人でフリーモードをプレイすることができた。フリーモードでは、自由に楽曲を選んで1曲丸々プレイできる。難易度設定はなく、曲毎に難易度が設定されている。"Let It Go"は5段階中3の普通、アイネ・クライネ・ナハトムジークは5段階中の2で易しいといった具合だ。

 2人プレイは、得点を競う対戦モードになっていて、画面分割式ではなく、同じ画面を共有して、青か緑か、自分の担当カラーだけを操作する形になる。後ろから見ているとシンクロしているシーンもあれば、タイミングをずらして操作するシーンもあり、ちょっとしたデュエットを見ているようだった。「ディズニー ファンタジア」は「Dance Central」シリーズ以上にパーティーゲームに最適なタイトルと言える。

 ちなみに本作にはXbox One版に加えて、Xbox 360版も用意されるが、違いはXbox One版のみ、Xbox Oneのシェア機能を使ってゲーム動画をシェアすることができる。既報のように英語版ながら体験版も公開されている。Kinectユーザーはまずは試してみてはいかがだろうか。

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(中村聖司)