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日本マイクロソフト、3月までのXbox One関連施策を発表
3月は「ScreamRide」と「Evolve」推し! キャンペーン「春のゲーム祭り」を開催
(2015/2/19 11:00)
日本マイクロソフトは2月13日、記者説明会を開催し、2月から3月までのXboxに関するマーケティング施策を発表した。合わせて3月に発売予定の新規タイトル「ScreamRide」と「Ori and the Blind Forest」の体験会が行なわれた。本稿ではXboxのマーケティング施策について紹介し、体験会の模様については別稿でお伝えしたい。
Xboxマーケティング施策については、リテールビジネス統括本部Xboxカテゴリーマーケティンググループシニアマネージャーの井上正之氏が説明を行なった。
井上氏は、「2014年は9月にXbox Oneのローンチを迎え、これまではXbox Oneの機能のアピールに重きが置かれていたが、これからはゲームの楽しさを伝えることに注力したマーケティング活動を行なっていきたい」と宣言。
2月から3月にかけてのタイトルラインナップとしては、「ScreamRide」(3月5日発売予定)と「Evolve」(3月5日発売予定)を2大タイトルとし、サードパーティーからも「DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND」(2月19日発売予定)、「バイオハザード リベレーションズ2」(2月25日以降順次発売予定)、「バトルフィールド ハードライン」(3月19日発売予定)、「ファイナルファンタジー零式 HD」(3月19日発売予定)、「アジト×タツノコレジェンズ」(3月19日)などがあることをアピール。
そして井上氏は、「これらの楽しさをしっかり伝えていくために大事なのが動画」と切り出し、Xbox公式サイトの新たな施策として「ゲームの箱」を公開した。「ゲームの箱」は2月12日から公開されている特設サイトで、ゲームのトレーラー以外に、ユーザーがより食いつきやすい動画も交えながら、各種動画を通じてゲームの楽しさを訴求する、としている。
この「ゲームの箱」では、各種動画、キャンペーン情報、特集記事など、よりゲームが楽しめる情報を提供していく。井上氏は、「ここから各タイトルのページに飛ばすための“入り口”を再度作り直したい」と意欲を語り、今後はよりゲームを押し出した施策を打ち出していきたいということだ。
「ゲームの箱」のコンテンツ第1弾として「ScreamRide」と「Evolve」の2タイトルを選び、今までに無い独自コンテンツを提供していく。会場では「ScreamRide」の動画が公開された。内容は、お笑い芸人ダブルブッキングの川元文太さんがジェットコースターを開発した博士として記者会見を行ない、そのデタラメな発表内容に、記者に扮する相方の黒田俊幸さんが冷静に突っ込みを入れるというショートコント。
日本マイクロソフトはXbox 360の時代も吉本興業のお笑い芸人を良く起用するなど、お笑いネタが好きなメーカーだが、今回はそれともまた異なるシュールな映像で、ゲーマー以外からの反応が期待される内容となっている。井上氏も、「これって何なの!? と引っかかる伝え方をしていきたい」と抱負を語った。この「ゲームの箱」は、Xbox One公式サイトのほか、YouTubeチャンネルでも配信し、より多くの視聴者にアピールしていきたい考えだ。
それと同時に、Xbox Oneそのものを手にとって貰うための仕掛けも打ち出していく。2月は現在進行形の企画として「白いXbox 5,000円早割キャンペーン」。“白いXbox”こと「Xbox Oneスペシャルエディション Halo: The Master Chief Collection同梱版」を早期予約することで、5,000円引きで購入できるというもの。
そしてもうひとつ、3月にはゲームファンがXbox Oneや新作タイトルの購入するきっかけとなる春期キャンペーン「春のゲーム祭り」。こちらの詳細については近日中に発表するとしている。