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【スマホアプリ今日の1本】映画「グレムリン」が世紀を超えてゲーム化! 「はちゃめちゃ!グレムリンうぉーず」
コスプレ系モグワイが大量発生。戦略的に襲い来るグレムリンを防げ!
(2015/2/16 00:00)
1984年に公開された映画「グレムリン」は、“3つの約束”を守らないといけない不思議な生物「モグワイ」と、彼らが変身した姿「グレムリン」を描いたファンタジームービーだ。「モグワイ」状態だと毛もフサフサでかわいいのに、約束を破って「グレムリン」に変身させてしまうと、毛は抜け落ち、牙や爪が伸びて、グロテスクかつ凶暴な生物へと変貌してしまう。
映画では少年ビリーに引き取られて「ギズモ」と名付けられたモグワイと、増殖してしまったグレムリンとの対決が描かれていたが、公開から30年の時を経て「グレムリン」がスマホゲームとして帰ってきた。
タイトル名は「はちゃめちゃ!グレムリンうぉーず」。映画のイメージと比べるとちょっと力の抜ける名前だが、内容は襲い来るグレムリンを、様々なモグワイを用いて撃退するというディフェンスゲームとなっている。
ゲームはステージクリア式で、1ステージにつきグレムリンは何回かに分けて波状攻撃を仕掛けてくる。グレムリンが向かう先には囮役となった「ギズモ」が待っていて、「ギズモ」が倒されてしまうとクリア失敗。そうなる前に、プレーヤーは手持ちのモグワイをステージ上にスライド操作で設置して、移動してくるグレムリンに対抗していく。
本作のモグワイは実にバラエティに富んでいて、ナイフで近接攻撃するもの、クナイを投げて中距離から攻撃するもの、車や機関車で轢いて攻撃(笑)するものなどがいる。ほかにも糊を使ってグレムリンの移動速度を制限したり、ヘルメットをかぶって攻撃の盾になってくれるモグワイもいる。
見た目は映画に比べるとかわいらしくアレンジされていて、コスプレ的に役割を担ったキャラクターたちがワラワラと動く姿は見ていて楽しい。と思っているとグレムリンを倒すときに首が飛んだりして、「グレムリン」らしいブラックコメディ風味のグロテスクさも残されている。
ゲームでは、モグワイをどんどん配置することが可能だが、過剰に配置し過ぎると点数が稼げない。本作では配置可能なモグワイが残っているほどスコアにボーナスが入り、スコアが高いほどステージクリア時に多くのモグワイがもらえる。
本作はモグワイ同士を合成することでレベルが上がっていくため、多くのモグワイを残してステージをクリアすることで手持ちのモグワイの強化にも繋がる。モグワイの役割を考えながら配置を決めることで、いかに効率良く倒せるかを考えていくのも楽しみの1つだ。
ちなみに映画の方の「グレムリン」シリーズであるが、第3作目が制作中であるという噂が巷には流れている。本当かどうかは定かではないが、企画が実現することをぜひ期待しつつ、まずは本作で「グレムリン」の世界に浸ってみてはいかがだろうか。