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「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」イベントで響く「ドララッ」の叫び

仗助役の羽多野さんが思い入れたっぷりでゲームをプレイ

1月28日〜2月1日開催

会場:Taipei World Trade Center

 SCETブースで、最も“女性人気”が高かったのがバンダイナムコゲームスのプレイステーション 4/3用スタイリッシュタッグジョジョアクション「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」のイベントだ。

 今回イベントでは、本作のプロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの新野範聰氏と、ゲームで東方仗助を演じる声優の羽多野渉さんが登場した。会場には羽多野さんを一目見ようという女性ファンが多かったが、それだけではなく、花京院や承太郎といったキャラクターが出てくるだけでも黄色い声が上がり、他のイベント以上に女性ファンの歓声が響くイベントとなった。

中国語版の発売決定! 日本語版体験版を日本と同じタイミングで配信

「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」のプロデューサーを務めるバンダイナムコゲームスの新野範聰氏
ゲームで東方仗助を演じる声優の羽多野渉さん
PS4版の繁体字中国語版発売決定! 日本と同じ、1月29日の体験版(日本語版)配信も発表された

 「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」は開発はサイバーコネクトツーが担当している。「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」同様、ジョジョファンの心をくすぐる要素が盛りだくさんの作品となっている。

 本作は「2vs2」のタッグバトルの戦いとなる。キャラクターはフィールドを仲間と共に動き、仲間と息の合った連携で敵を攻撃していく。パートナーを助けたり、攻撃を一緒に行なうことで「デュアルヒートゲージ」を上昇させ、必殺技「デュアルヒートアタック」を放つことができる。キャラクターの組み合わせによっては名場面を再現できる。

 本作の発売時期は2015年。1月29日よりPS4版の体験版の配信が開始しており、イベントでは台湾でも日本語版の配信開始が発表された。そして、PS4版の繁体字中国語版発売も明らかになった。これらの情報に、会場のファン達は大きな歓声を上げた。

 イベントではさらに、羽多野さんと新野氏それぞれが本作の体験版をプレイした。羽多野さんが演じる仗助も収録されており、承太郎とタッグを組んで戦いを繰り広げていった。羽多野さんが仗助の口癖である「ドラッ」と叫んだり、新野氏がゲームの説明の時に「承太郎がやられてるときに……」というと、「無敵の承太郎さんがやられる姿は見たくない」とすかさず言ったりと、ジョジョファンならばニヤリとさせられるやりとりをして、ファンを喜ばせた。

 デモプレイではまず、第2部の主要人物であるジョセフとシーザーと戦った。戦闘での擬音が大きく出るエフェクトや、キャラクターのモーション、コンボの時のアップやキャラクターのアングルなど、原作への強い愛が随所に感じられた。ジョセフが劇中同様の逃げ足の早さを見せるシーンもあった。

 ジョセフとシーザーの内、シーザーが先に倒されると、原作の名場面である血のシャボン玉を作るシーンが展開した。本作はパートナーの片方が倒されると生き残ったキャラクターが“絆”を受け継ぎ大きくパワーアップする。羽多野さんはパワーアップしたジョセフに押されながらも、なんとか勝利し、ファンから喝采を浴びた。

 新野氏は仗助と承太郎で恐竜に変身できる第8部の「ディオ」と対決。ディオは強力な攻撃を繰り出してくるものの、新野氏は慣れた操作でコンボをたたき込み、ゲームの派手さ、華麗さを印象づける戦いで勝利した。ゲーム画面が盛り上がるほどに会場も盛り上がる、熱気にあふれたイベントとなった。

【ステージイベント】
一般向けフォトセッションでは、“ジョジョ立ち”を披露
新野氏と羽多野さんのデモプレイ。「ジョジョ」ファンならではのこだわりを随所に混ぜるなど、楽しいイベントとなった
新野氏と羽多野さんのメディア向けインタビューも開催された
会場でも体験版はプレイできたが、29日からは家庭でプレイ可能だ

 メディア向けインタビューでは、羽多野さんの収録時のエピソードが語られた。仗助は「ドラッ」という叫び声が特徴だが、ラッシュの時などは「ドラララララララッ!」というように長くなり、のどの負担もかかるため、叫び声は収録の後の方に回した。結果として、「ドララッ!」という感じの台詞を、10個近く連続で収録することになり、かなりきつかったとのことだ。

 また、羽多野さんは実は仗助役が決まる前は「ジョジョ」を読んでおらず、役作りのために読んだときに「どうして僕はこれを読んでおかなかったんだろう」と強く思ったとのこと。そして演じることで一層原作とキャラクターが大好きになった。今後もし第4部がアニメ化するならば、ぜひオーディションに参加したいと語った。

 メディアからは「今後の収録キャラクターの発表は?」といった質問が出たが、新野氏は「まだ答えられない」と語った。また、本作はオンラインでの対戦プレイに対応しているが、オフラインでの2人プレイをしたいという意見に対して、オフラインで画面分割などをすると演出や場面エフェクトが変わってしまう点を指摘し、やはり演出を楽しむためにマルチプレイはオンライン専用にしたとのことだ。ジョセフの逃げの戦法など、AIでキャラクター性を活かした要素もシングルプレイの注目点だ。

 今回のイベント、そして体験版で見ることができる要素は「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」の一部に過ぎない。まだまだファンの心をふるわせる要素がたくさん用意されているようだ。

 しかし、前作にあたる「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」はそのこだわりやコンセプトで高い評価を受けた一方で、発売後ゲームバランスや、コンテンツの解放条件などで強い批判を受けてしまった。その経験を「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」でどう改善していくかも注目ポイントだ。今後の続報に期待したい。

(勝田哲也)