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Sega of America、PC版「戦場のヴァルキュリア」を11月11日に発売
DLCをすべて同梱した完全版。日本は対象外
(2014/10/31 19:05)
Sega of Americaは、2008年にプレイステーション 3で発売したシミュレーションRPG「Valkyria Chronicles(邦題:戦場のヴァルキュリア)」のWindows PC版を11月11日に発売する。取り扱いはSteamによるダウンロード販売で、現在10%オフで予約受付が行なわれている。日本市場は現時点では対象外で、Steamによるリージョンコントロールで購入できない。
PC版「戦場のヴァルキュリア」は、10月27日に公式Twitterで突然告知が行なわれ、北米のゲームコミュニティで話題を集めていた。PCゲーム市場が大きい欧米では、コンソール版と合わせてPC版もリリースされるのが通例となっているが、「戦場のヴァルキュリア」はこれまで1度もPCに移植されていなかった。
「戦場のヴァルキュリア」は、トゥーンシェーダーをさらに一歩推し進めた鉛筆画のようなハッチングシェーダーを採用し、日本人が好むシミュレーションRPGのテイストに大胆にアクション性を取り入れ、崎元仁氏によるフルオーケストラサウンドや物語の途中で主要人物のひとりが死ぬという死を扱った重厚なストーリーなどで、日本のみならず世界でも高い評価を集めている。
PC版では、英語音声、英語字幕に加えて日本語音声も収録。PS3版同様のスタイルでプレイできるようにゲームコントローラーをサポートし、PS3版発売後にリリースされた4つのDLCをあらかじめ同梱している。
何故この時期にPC版が発売されたのか、これが据え置き機版「戦場のヴァルキュリア」復活のシグナルなのかどうかは一切不明だが、海外のJRPGファンには嬉しいニュースといえそうだ。