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北米で年末商戦に向けて新たな“次世代機戦争”が勃発
旧世代機持ち込みで、PS4は125ドルオフ、Xbox Oneは150ドルオフで購入可能
(2014/10/30 13:09)
米国で最大規模の商戦期とされるホリデーシーズンの初日に当たるブラックフライデー。今年は11月27日がそれにあたり、ゲームメーカー各社は、この日までに、魅力的なプロモーションと共にありったけの商品を揃えてくる。とりわけ注目されるのが、同じセグメントでしのぎを削るライバルであるPS4とXbox One。両プラットフォームでホリデーシーズンに向けてユニークなプロモーションが開始されたので紹介したい。
先手を打ったのはXbox One。既報のようにホリデーシーズン向けに50ドルオフのキャンペーンを発表した。同社ではMicrosoft Storeにおいて手持ちのPS3もしくはXbox 360と引き替えに、100ドルオフでXbox Oneが購入できるという別のキャンペーンも実施しており、合わせて利用することで150ドルオフでXbox Oneが購入できる。対象商品は初期型のXbox 360、PS3から現行モデルまですべてのモデルで、体を張ったプロモーションと言える。両プロモーションが適用される期間は2014年12月31日まで。
対するPS4は、本体の値下げを含め、基本的に大きな動きは見られないが、GameStopという米国最大手のゲームショップチェーンから魅力的なキャンペーンが発表された。その内容は、見事にMicrosoftのプロモーションと“うり二つ”で、手持ちのPS3もしくはXbox 360と引き替えに125ドルオフでPS4が購入できるというもの。対象モデルはこちらは多少限定され、PS3は20GB搭載モデル以降と全モデルが対象となっているが、Xbox 360は250GB搭載モデル以降と、HDD非搭載モデルや20GB、60GB搭載モデルなどは非対象となる。こちらは11月9日までの比較的短期間のキャンペーンとなる。
いずれも完動品が対象で、改造モデルなどは当然対象外となる。日本は対象外なのが残念だが、米国のゲームファンにはたまらないキャンペーンと言えそうだ。