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発売に向けて最後の出展! 「サイコブレイク」最終仕様をチェックする

TGS限定映像、「三上真司謹製『サイコブレイク』の遊び方」も観てきたよ

9月18日〜21日 開催(一般公開日 20日〜21日)



会場:幕張メッセ1〜9ホール



入場料:
前売り 1,000円
当日 1,200円
小学生以下無料

 10月23日の発売に向けて東京ゲームショウ最後の出展となった「サイコブレイク」。サバイバルホラーの生みの親 三上真司氏の最新作として日本のみならず、世界中で期待を集めている作品となる。流通を担当しているスクウェア・エニックスのブースと、Xboxブース、そしてSCEJAのブースの3箇所に出展し、スクエニブースとXboxブースではZ仕様のゴアモードDLC適用バージョンを出展するなど、かなり気合いの入った出展となっていた。GAME Watchでも、マスター版相当の日本語版の最新バージョンを体験することができたのでインプレッションをお届けしたい。

【スクリーンショット】
スクエニブースでは繰り返し最新トレーラーが公開されている
タイトルイメージとして使われている針金を巻き付けられた顔に自分がなれるというアトラクション

試遊ゾーンは余裕の120分待ち。早めに並ぶことをオススメする
試遊エリアの様子
キャラクター強化エリアにいる謎の看護師タチアナ

 今回出展されていたのは、E3に合わせて実施されたメディアプレビューで公開された洋館のステージ「チャプター8」。このステージは三上氏の好みではなく、米本社の選択ということだが、実はこのチャプター8は「サイコブレイク」全体の構成から言うと、アクション性が少なくパズル性が高い異色のステージ。にもかかわらず選ばれた理由は、やはり三上氏の出世作である「バイオハザード」を彷彿とさせる洋館が舞台であるということと、ロボトミー手術のように脳に直接ハリを突き刺すという狂気の演出があるステージでもあるため、そのあたりが選ばれた理由だろうか。

 チャプター8の内容はメディアプレビューで詳しく紹介しているのでここではあえて繰り返さない。5月のバージョンからの違いのメインに紹介していくと、1つはローティングがかなり短くなっている。実際にはさらに短くなるということで、E3等で不評だったローディングの長さは解消に向かっているようだ。

 もうひとつの大きな変化は、ライティングエフェクトが適用されたことだ。「サイコブレイク」は、悪夢の世界をリアルに再現するために、常に画面がノイズのようなホラー映画を彷彿とさせるポストエフェクトが施されており、どちらかというとのっぺりとした絵になっている。この結果、奥行きが把握しづらい側面があったが、ライティングエフェクトを導入したことで、グラフィックスにさらにメリハリが付き、遊びやすくなった。「サイコブレイク」は発売が1度延期されたが、この辺りの影響だろうか。

 そして3つ目が、キャラクター強化システムだ。ステージの至る所にグリーンの謎の液体が入った小瓶が置かれており、これを消費することでキャラクターの強化を図ることができる。システム的には、アビリティ、ウェポン、ストック、アグニボルトの4つのカテゴリがあり、アビリティなら、主人公のライフゲージや全力疾走時間、近接ダメージ、注射器回復量など、身体に関わる能力が最大で5段階アップグレードできる。

 ウェポンは、ハンドガンやショットガン、アガニボルトのダメージや連射速度、リロード速度、総弾数、命中性能、クリティカルなどをこちらも最大5段階アップグレードできる。ストックは文字通り、所持アイテムの最大所持数を増やせる。ライフを回復させる注射器や、ゾンビを死滅させるのに必要なマッチなどもここで所持数を増やせる。最後のアガニボルトは、マインボルトやハープーンボルトなど、各ボルトのダメージ量を増やすことができる。

 このキャラクター強化システムで特徴的なのは、強化できるポイントやそのボリュームではなく、強化時の演出だ。チャプター8の洋館では、入って正面左側に血糊の付いたドアがあり、この奥の鏡の間が、謎の病院の一室に繋がるワープポータルになっている。

 飛ばされた先は、地下にある隔離病棟のような薄暗くて気味の悪い空間になっており、奥の部屋に進んでいくと受付に謎の看護婦タチアナがいて、さらに奥にある病室のイスに座ることを促してくれる。しかし、そのイスはなんと電気椅子になっており、座るやいなや手足をイスに固定され、さらに頭部電極まで取り付けられる。そしてキャラクターを強化する度に、激しい電流が発生し、主人公セバスチャンが体を震わせて苦しむという訳の分からない(褒め言葉)演出になっている。キャラ強化までこだわり抜くまさに三上ワールド全開といった感じだ。

 ところで、今回の東京ゲームショウの出展では、ひとつユニークな試みが行なわれている。待機列に並んでいるユーザーが退屈しないように、通路で映像を流しているのだが、それが会場限定の映像になっているのだ。映像は三上真司氏主演の「サイコブレイク」紹介映像、もうひとつはセバスチャンの死に様特集。「サイコブレイク」のイメージキャラクターとなっている頭部が金庫になっているボックスマンのハンマーで無残に撲殺されるシーンを皮切りに、ボスクラスのモンスターやトラップに殺されまくる。惨殺、撲殺、絞殺、噛み殺され、ハンマーによる粉砕死、チェーンソーによる斬殺、極めつけは巨大なボスに丸ごと呑み込まれて殺されるというのもある。これだけの死に様があるサバイバルホラーも珍しいのではないだろうか。必見である。

 三上氏主演の映像は、4つの短編映像で構成され、いずれも大阪風の笑いを誘うショートコメディになっている。具体的な内容はぜひ実際に観て確かめてもらいたいが、ハンドガン、マッチ、スニークキル、トラップの4つをテーマに、三上氏が部下を使って実践解説を行なうというもの。ハンドガンなら、説明中に誤って側にいた部下を撃ち殺してしまい、三上氏が慌てるという内容で、マッチでは、擦ったマッチでうっかり部下を燃やしてしまい、三上氏が「スカッとするし、人を燃やすのは(ピー)ですね」と語るなど、ブラックジョーク満載で、かなり笑える内容になっている。こちらも必見の映像だ。

【セバスチャンの主な死因】
チェーンソーで斬殺
この謎のゴーストは触れるだけで即死する
ボックスマンのハンマーはトゲ付きで最高に痛そうである
クモのようなモンスターには絞殺される

(中村聖司)