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「新生FFXIV」、“サウンドの視覚化”をパッチ2.38で導入

各種ゲームサウンドを“波形と色”で表現。PC版に試験導入

9月16日導入

 スクウェア・エニックスは9月16日、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」において最新アップデート「パッチ2.38」を導入した。現在、全ワールドがメンテナンス作業中で、20時終了予定。

今回、音を波形で表現するというユニークなアップデートが実施される
バトル時は波形も激しく
波形の大きさは音量設定で調整できる

 「パッチ2.38」では、事前告知通り、ゾディアックウェポンストーリーの続き「古の武器・ネクサス」や、新たな居住区の追加および個人宅の購入解禁、「極ラムウ討滅戦」のCF対応や報酬のアイテムレベル変更、PvPコンテンツの各種バランス調整などなど、様々なアップデートが行なわれている。詳細については、パッチノートを参照頂きたい。

 今回特筆したいのは、Windows版のシステムコンフィグに新設された「アクセシビリティ」の項目について。今回、耳が聞こえづらい方へのサポート機能として試験的に“サウンドを視覚化”する試みが行なわれる。

 具体的には「音」を「波形」としてビジュアル化することで、音が発生した際に、それを視覚的に捉えられるようになるというもの。これにより、音が聞こえづらい方でも、エオルゼアの世界で音が溢れている感覚を得ることができる。

 サウンドの種類は、BGM、システム音、効果音・環境音・ボイスの3種類にわけ、それぞれ異なる色の波形で表現することで、どのタイプの音が鳴ったのか視覚的に理解することができる。また、この機能を有効にすることで、音量設定でサウンドのボリュームではなく、波形の大きさを調整できるようになる。なお、対象となるサウンドは、インゲームのサウンドに限られ、オープニングムービーなどムービーは対象外となる。

青色:BGM
赤色:システム音
緑色:効果音・環境音・ボイス

(中村聖司)