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NHN PlayArt、3DアクションRPG「LINE レヴァナントゲート」を先行体験

「アクションゲームらしさ」を追求した本格派。防御と立ち回りが攻略のポイント

9月 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

 NHN PlayArtは、スマートフォン用3DアクションRPG「LINE レヴァナントゲート」を9月に配信する。今回は配信に先立ってプレイすることができたので、この模様をご紹介したい。

【プロモーションムービー】

攻撃だけでなく、敵の動きをよく見て防御や回避をすることが攻略の基本となる
選択する武器によって攻撃アクションが変わるのもポイント
NHN PlayArtのスマートフォンゲーム制作室事業部長で執行役員の馬場一明氏

 「LINE レヴァナントゲート」は、見下ろし視点でキャラクターを操作する3DアクションRPG。ステージクリア型で、プレーヤーは剣や槍、斧など武器を変えて装備を整えながら、ダンジョンに登場する敵を倒していく。

 本作の最大の特徴は、数あるモバイルタイトルの中でも本格的なアクションゲームを目指しているという点にある。まず操作については、端末は横持ちで、バーチャルパッドによって左手親指で移動を操作、右手親指で攻撃と防御/回避などを行なう。移動は最近では主流の“画面のどこをタッチしてもそこが移動パッドになる”という方式を採用しており、タイミングがモノを言うアクションでもプレイしやすい。

 そして実際のアクション部分では、戦闘における敵との駆け引きが攻略の鍵となっている。敵は、ハンマーを振り回したり炎を放ってきたりと方法も範囲も異なる方法で攻撃を繰り出してくる。これに対してプレーヤーは攻撃と防御/回避などを駆使して対抗していくが、タイミング良く防御すれば「パリィ」が発生して大きな反撃ダメージを与えられたり、後ろに回って攻撃すれば「バックスタブ」が発生し、これも大ダメージとなる。

 モバイル用のアクションゲームとしては敵は“強め”で、バカ正直に攻撃のみを繰り返していると2つ目のステージくらいであっさり倒されてしまうほど。敵の攻撃パターンを見極め、回避や防御を行ないつつ、隙を見て攻撃していくという往年のアクションゲームの基本がクリアのための最大のポイントだ。

 NHN PlayArtのスマートフォンゲーム制作室事業部長で執行役員の馬場一明氏によれば、本作は「ちゃんとアクションゲームであること」を大事に制作されたという。敵との間のルール作りをしっかり設定し、その中でプレーヤー自身が「どこまで成長できるか」を感じてもらえるようなゲームが目指されている。

 またゲーム中は単調にならないように、持つ武器の種類や等級によって攻撃アクションが変わったり、画面内にミニマップが表示されないなどプレーヤーの積極的な行動を促すような施策が取られている。一方で「行ったことのない方に行けば必ず進める」、「敵の動きをよく見れば初見で倒せないことはない」といったような配慮もされており、理不尽な要素は極力排除しているそうだ。

 「LINE GAME」というと「LINE POP」や「LINE:ディズニー ツムツム」のようなカジュアルゲームをメインに据えたプラットフォームの印象が強いが、本作はそのラインナップの中でも異色と言えるだろう。これにはLINE側のプラットフォームとしての戦略意図もあるのかもと思ったのだが、馬場氏によれば「3年前から開発しているので、その意図は全くなかったです(笑)」とのこと。あくまで本格的なアクションゲームを作りたいという思いから制作されていたようだ。

 なお本作は現在事前登録中となっている。事前登録では5回分のガチャチケットが全員にもらえ、最大で2,500円相当のレア装備品が当たる。配信も9月ということで間近と思われるので、気になる方は今からチェックしておいてほしい。

(安田俊亮)