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「JAPAN GAMER’S LIVE」レポート その3

新情報も盛りだくさんの「ボーダーブレイク」、「頭文字D」ではエースドライバー決定!

8月31日 開催

会場:東京ビッグサイトTFTホール

 8月30日、31日の2日間開催されるアーケードゲームの祭典「JAPAN GAMER’S LIVE」。レポートその2は、31日のHALL 1000で行なわれた「ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.0」とHALL 300で開催された「頭文字D ARCADE STAGE」のイベントの模様をお伝えする。

「ボーダーブレイク スクランブル王座決定戦」 ――新情報もたくさん! 初の賞金制全国大会開催も決定!!

優勝賞金200万円! 初の賞金制全国大会の開催が決定!!

 5周年を迎える「ボーダーブレイク」は今後の新情報を盛りだくさんに発表していた。まずは、初の賞金制全国大会の開催。優勝賞金は200万円で、準優勝から10位までにも賞金が出る。また、参加し勝ち上がっていく段階でも、様々なデジタルアイテムがもらえるということだ。

 全国4都市で予選を開催。福岡(11月18日)、東京(11月29,30日)、仙台(12月7日)、大阪(12月13,14日)となっており、決勝大会は東京で2015年1月11日に開催される。エントリー受付は2014年10月1日よりスタートとなる。

 さらに、叶ディレクターからの口答ではあったが、次期バージョンについても情報が明かされた。それによると、次期バージョンでは「パラメーターが増える」ということで、いくつかあるうちこの日は「加速」というパラメーターの追加が伝えられた。こちらはブーストを継続するとスピードアップしていくという。パラメーター追加によって、戦闘スタイルがまた大きく変わっていきそうだ。

 また、明日より、要請武器に新型の「メガロパイロ」も追加される。近接攻撃用の要請武器とのこと。まっすぐに突撃していき、周囲を巻き込んでくれるそうだ。ちなみに、こちらを紹介した映像では、叶ディレクターも公開することを知らされていなかった秘密のものもチラホラ。会場からは大きなどよめきが起こっていた。

全国4都市で予選が行なわれる全国大会が11月よりスタート! 優勝賞金200万円をかけた熾烈な戦いが始まる
次期バージョンについて話を振られ、最初はお茶をにごしていた叶ディレクターだったが、周囲からの「言っちゃいなよ!」というプレッシャーにギブアップ! パラメーターの追加が行なわれることを明らかにし、最後にはそのうちのひとつ「加速」について解説した
要請兵器「メガロパイク」が登場! 紹介映像には、見慣れないものもチラホラと映っていた

 5周年記念キャンペーンも様々なものが行なわれる。「BB武器総選挙」の結果がついに発表され、9月8日よりその人気武器が一律5GPで購入可能になる。「歴代マップの日替わりイベント」や、週ごとに変わっていく「新系統武器支給&新配置MAP」も同時期に開催される。

 さらに、デイリー報酬の増量や、SPチャンスバトルの発生確率アップなど、お得なキャンペーンも同時に開催となる。このほかにも5周年記念キャンペーンは様々なものが予定されているということだ。

要請兵器「メガロパイク」が登場! 紹介映像には、見慣れないものもチラホラと映っていた
5周年記念のお得なイベントやキャンペーンも盛りだくさん!

 モバイルの「ガンフロント」では、古川未鈴さんのカードが登場。ゲーム内イベント「フィフスタワーIII」で獲得できる。このほかにも、第11回最強ボーダー決定戦や、最強クラン決定戦も順次開催される。

「ガンフロント」でも古川未鈴さんのカードが手に入るイベントのほか、多数のイベントが開催される
大激戦になった決勝を制したのは、「許してヒヤシンス(笑」さん!

 この日行なわれた全国大会は、開幕から激しく互いを狙い合う激しい展開の連続! ブースト管理の完璧さもさすがで、スピーディーな攻防が会場を盛り上げていた。

 そんな中でも決勝戦は、トップになった瞬間に周りから狙われまくり、次々に大破、スクリーンの切り替えが追いつかないほどにトップがめまぐるしく変化するという、一番の激戦となっていた。

 およそ10秒も経てばトップ3が丸ごと入れ替わってしまうほどで、会場ではその移り変わりごとにどよめきや歓声があがっていた。そんな中、するりと500ポイントに到達して優勝をさらったのは、「許してヒヤシンス(笑」さん! 本人も決着直後には信じられないという様子で、コメントでも「まさか優勝できるとは……」と語っていたほどだ。「ボーダーブレイク」の歴史に残る名勝負となった。

トップが狙われ続け、三つどもえも連続して起きた、大激戦の決勝。めまぐるしく入れ替わり続けるトップ争いに、会場は大いに盛り上がった

「頭文字D ARCADE STAGE 8 インフィニティ」――「セガ公認 アーケードゲーム版『プロジェクトD』オーディション!」

後段が新たに加わったエースドライバー。左から「あおいひかり」氏、「九路司」氏、「マッケぽん@」氏、「パンダマン?」氏。前列は左からMCの秦 勇気さん、レジェンドドライバーのきざきゆりあ氏、新井プロデューサー、κитω・)氏

 「頭文字D ARCADE STAGE 8 インフィニティ」のステージは、「セガ公認 アーケードゲーム版『プロジェクトD』オーディション!」ということで、本作の面白さを世間により一層広めるためのエースドライバーを選出するオーディションが行なわれた。

 2回の直接対決による対戦ポイント争奪戦と、会場の拍手による投票、ニコニコ生放送のアンケートに加え、新井プロデューサーの投票ポイントを総合して選出という方式が採用されていた。単にバトルの勝敗だけでなく、走りの印象、トークの様子など、いろんな角度からMCの秦 勇気さん、新井プロデューサー、レジェンドドライバーのきざきゆりあ氏、κитω・)(ケント)氏によるレポートや解説が行なわれた。

 結果、順当にポイントを稼いだ「あおいひかり」氏(きざきゆりあ氏の兄)、椿ラインでの華麗な走りでインパクトを残した「マッケぽん@」氏、そして出場者最年少ながらもガツガツのブロックバトルを制し、会場からの拍手が多かった「パンダマン?」氏の3名は新井氏のポイント投票前に、新井氏から起用が申し渡された。新井氏の投票分は、開発スタッフとの協議により、「九路司」氏に投じられる形で、4人目として迎え入れられる形となった。新エースドライバーにはキャップが手渡された。

 エースドライバーたちは10月中旬より始動する「セガ公認 アーケード版プロジェクトD 講習会(セミナー) 全国遠征ファイル」という名のイベントにて、全国で「頭文字D ARCADE STAGE」の普及に努めることとなる。

対戦によるポイントに加えて、来場者、ニコニコ生放送のアンケート投票、新井氏による投票でエースドライバー4名が決定
9月に解禁されるコース「箱根」の紹介を兼ねたスペシャルタイムアタック映像が上映。そのほかVer 1.2の機能拡張について改めて紹介された
LANCER RS EVOLUTION V(CN9A)の車種解放キャンペーンが9月8日~15日まで行なわれることが明らかにされた

(佐伯憲司/山村智美)