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スクエニ、2014年3月期の連結業績予想を上方修正

「新生FFXIV」や「DQMスーパーライト」が好調

5月9日発表

 スクウェア・エニックスは5月9日、2014年3月期(平成26年3月期)の通期連結業績予想を上方修正した。

 売上高は前回予想の1,400億~1,500億円から1,550億円、営業利益は前回予想の50億~90億円から105億円、経常利益が前回予想の50億~90億円から125億円、当期純利益は前回予想の35億~60億円から66億円とし、昨期の137億円の赤字から、66億円の大幅な黒字となる見込み。

 修正の理由については、2013年8月にサービスインした「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のソフトウェア販売が好調だったこと、2014年1月に国内でサービスを開始したスマートフォン向けRPG「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」のスタートが好調だったことの2点を最初に取り上げ、そのほか「Thief」(欧米のみ)、「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」、「トゥームレイダー ディフィニティブエディション」など家庭用ゲーム機向けタイトルの販売が好調だったことや、グループ全体にわたる経費削減策が奏功したこと、そして円安による為替差益を計上したことなどを挙げている。

(中村聖司)