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PS Vita「俺の屍を越えてゆけ2」

人物、職業、街や屋敷、施設、神様など最新情報をご紹介!

2014年夏 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:未定

プレイ人数:1人

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアはPlayStation Vita用RPG「俺の屍を越えてゆけ2」を2014年夏に発売する。価格、CEROレーティング共に未定。プレイ人数は1人。

 「俺の屍を越えてゆけ2」は“世代交代”をテーマに、プレーヤーがキャラクターを親から子供に代々血を受け継いで進めていくRPGシリーズの2作目となる。今回、人物、職業、街や屋敷、施設、神様などの最新情報をお届けする。

新アートを公開! ~海の向こうの新たな国へ~

船に乗り、他国へ遠征する主人公一族。
霞んで見える他国では、自国とは異なる発展を遂げた街と、自国では経験したことのない戦いが主人公一族を待つ。

海の向こうには、どのような出会いと冒険が待っているのだろうか。

キャラクター紹介

【田鶴姫(たづひめ)】

 一族の数少ない理解者は、帝の孫娘。有言実行、国と祖父を思って奔走するお姫様。

 陰陽士である阿部晴明(あべのせいめい)が帝を傀儡(かいらい)とすることに危機感を抱く田鶴姫。阿部晴明を倒す為、主人公一族のもとを訪れる。

声:加藤英美里

【力丸(りきまる】

 帝の孫娘 田鶴姫の警護役。一族に肩入れするお姫様を案ずる、一途な青年。

 力丸(りきまる)は、田鶴姫(たづひめ)の誕生より今日まで、彼女を従者として支え続けてきた。田鶴姫が阿部晴明を倒す為に、力丸ではなく主人公一族に頼ったことを良く思っていない。

職業紹介

 ゲームに登場する基本8種類の職業の中から、今回は「薙刀士(なぎなたし)」と「壊し屋(こわしや)」を紹介する。

【薙刀士】

 前列で、敵前列を一気に薙ぎはらう。後列からも、敵前列一体を攻撃できる。防御力の高い防具も装備できるため、使い勝手がよい。

【壊し屋】

 前列で、敵前列一体に必殺の一打を与える。攻撃力と空振り率(攻撃が敵に当たらない確率)は全職業で最高と、運要素もある攻撃的な職業。重防具を装備できるが、術にやや弱い。

新職業「狂戦士」現わる!

【鬼頭(おにがしら)】

 戦闘力は高いが、命令ができない狂戦士。

 物語が進行すると「鬼頭」という道具が手に入る。この「鬼頭」を当主が指名した一族男子が装備することで就くことができる(生まれつき選択できる職業ではない)。「鬼頭」になると名前を失い、家系図からも抹消されてしまう。

 「鬼頭(おにがしら)」は、体力が減っていくと攻撃力が上がる。戦闘中の進言も行なわず、術を使えない。また武器や防具を装備できないという極端な特徴を持っている。

 人を捨てることによって子も残せず、家系図からも抹消されることと引き換えに得る能力は、圧倒的な破壊力。大切な家族を鬼頭に指名するのはとても辛い選択だが、死期が迫った者でも大きな力を得ることができる。

 今の代で成すことを確実にするため、苦渋の選択を迫られる場面も出てきそうだ。

 主人公一族が拠点を置く街。

 街に存在する商業施設などの各施設には、投資による成長要素が存在する。投資は施設ごとに行なうため、プレーヤーごとに様々な街に育つ。

 遠征によって他国を訪問した際には、自国との成長の違いを楽しむことができるだろう。今回は新たな施設と街の成長要素などを紹介する。

【雑貨屋/ 薬屋】

 雑貨屋では一族が装備できる装飾品や道具類、後述の「お供え」で使用できるアイテムなどを購入できる。

 薬屋では回復アイテムなど、戦闘に役立つアイテムを購入できる。

【娯楽施設】

●温泉宿
 討伐隊全員が1カ月間のみ、戦闘時の攻撃力が上昇したり、攻撃の命中率が上昇するといった特殊効果の恩恵を得ることができる。温泉宿に投資して施設が成長すると、利用可能な温泉の種類と、同時に付く特殊効果の数が増える。

●幻灯屋
 一族の家族写真を撮影できる。写真のフレーム数は、娯楽施設の成長度合いによって増えていく。一族の思い出写真を様々なフレームで残していこう。

 他の一族と結魂(けっこん)した時は、自分の一族に迎えたキャラクターとの思い出の写真を残すことができる。


●送迎屋
 「QRコードを取り込む」ことなどができる。PS Vitaのカメラを使用してQRコードに記録された一族キャラクターや、後述の「特注装備」を取り込むことができる。送迎屋には他にもお楽しみ要素があるということなので、今後の情報公開に期待したい。

【神社】

 神を祭ることによって、神の恩恵を受けることができる。

 投資で神社を成長させれば、最高4柱まで神を祭ることができる。例えば、火の神様を祭ると火の属性の武器などが販売され、街の様子も属性に合わせて変化する。

[神の恩恵効果]
・祭った神様の属性が付いた武器、防具が販売されるようになる。
・祭った神様の属性の災害による街の被害が減る。(災害については後述)
・祭っている神様の属性によって寺社の屋根や鳥居、幟などの色が変わる。

 遠征によって他国を訪問している際には、その国の神様と「交神の儀」(こうしんのぎ)を行ない、子を成すことができる。訪問時、自国で交神できない好きな神様も、他国では交神できる可能性がある。

【災害】

 街は災害の発生により被害を受けると、特定の土地(施設)のレベルがリセットされてしまう。災害と神社で祭っている神の属性が一致するものに対しては減災(被害が減少)する。

【街の成長要素】

 所持金を使い、街の施設に投資を行なうことで、施設が成長しレベルが上がり、各施設のレベルに応じた効果を得て、利用することができるようになる。

 施設ごとに投資できるため、プレーヤーごとに成長の異なる、個性ある街が発展していく。

[施設と成長効果]
●武器屋/防具屋/雑貨屋/薬屋
効果:商品の種類が増え、性能の高い商品が入荷する。商品の入荷数が増加する。商品の販売価格が低下するなど。

●娯楽施設
効果:幻灯屋の写真フレーム追加。温泉効果追加など。

●神社
効果:神社の数が追加され祭れる神様が増える。武器屋、防具屋に属性装備入荷。「交神の儀」で祭った神様の必要な奉納点減少。

 街の土地は有限であり施設の成長には限りがあるため、全ての施設を最大のレベルに成長させることができない。自国と異なる成長を遂げ、自国よりも成長した施設が他国にあれば、それを使用することができる。

 他国の施設を上手く借りることが、一族成長の近道となる。

薬屋(上画像・左)と武器屋(同右)がそれぞれ発展した他国の様子。

自国の紹介文に発展の特徴を書き込んでおけば、他のユーザーが訪問する際の参考になる

【特注装備】

 「所有者」以外は装備することができない、特別な装備。武器屋と防具屋から発注を行なうことができる。武器屋、防具屋への投資額により特注装備の種類が変化する。

 「所有者」が死亡した場合、形見分けというシステムによって他の一族キャラが継承することができる。継承した特注装備は、継承を続けることで成長するし、新たな効能を得て強くなっていく。

 刀のみ作成できたPSP版と異なり、PS Vita版はすべての武器と防具が作成可能で、さらに特殊効果が付与されることがある。特注装備は一族キャラクターと同じくQRコードにでき、他のプレーヤーが取り込むと、自国の街でその装備が一定期間販売される。

 お気に入りの装備が作成できたら、全国のプレーヤーに自慢し使ってもらうといいだろう。

【屋敷での新要素 ~「お供え」~】

 花や酒、餅など、「供物」(くもつ)カテゴリのアイテムを、定期的に神様に捧げていると、 戦闘中に一定確率で神様の加護が発生。「好きな神様に供物を供えると、お礼に助けてくれる」という神様とのやり取りが楽しめる。

新たな神様を紹介!

【女神:荒吐鬼 ペコ(アラハバキペコ)】

【女神:黄金ノ二荒(オウゴンノフタラ)】

【男神:華厳大仙(ケゴンタイセン)】

【男神:入谷 朝近(イリヤトモチカ)】

(豊臣和孝)