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本格カーシミュレーター「東京バーチャルサーキット」でカーレースを体験!

フォーミュラーSIM
3月10日~16日

「ポルシェSIM」の車内。本物を使用しているので、本物の挙動を楽しめる

 ユークスはF1開催を控え、カーシミュレーターを体験できる「東京バーチャルサーキット(TVC)」において、オーストラリア・メルボルンのサーキットを体験できるキャンペーン「TVCチャレンジ F1オーストラリアGP キャンペーン メルボルン」を開催している。

 「TVC」は、視界を覆う形で設置された横7メートルにも及ぶ巨大スクリーンを前に、運転席に乗り込み、レースを体験できる世界に数台しかない本格カーシミュレーター。物理演算エンジンにより、走行状態をモニタリングし、ドライビングの癖などまで可視化することができる。これらの数値を解析することで、論理的にドライビングテクニックを向上させることができる。

 また、実車同様の重さのステアリングを体感できるシステムを搭載。たとえば時速200kmで縁石に乗り上げた場合など、実車と同様の挙動でステアリングがかなりの衝撃で暴れることもあるので、レーシンググローブなどが必須になるなど、本物に近い体験を可能としている。

 現在「TVC」は東京本店(港区赤坂)と大阪店(兵庫県西宮市)に出店している。これまで現役レーサーはオフシーズンに欧州まで行き、こういったシミュレーターを利用して練習していたが、現在ではこれら施設を使用しているという。

 選択できる車種は東京店では「フォーミュラーSIM」と「ポルシェSIM」、大阪店では「フォーミュラーSIM」のみとなっている。「ポルシェSIM」は実車を使用しているため、まさに本物の挙動が体験できる。

 収録コースは、F1で使用するコースはもちろん、有名なニュルブルクリンクやフェラーリの工場内にあるテストコース・フェオラノのデータも収録。世界中の100種類のサーキットを利用できる。

 「TVC」のサービスでは、3つ用意されており、すべてホームページか電話での予約が必要。30分間どのコースでも利用でき、プロドライバーのレクチャーも受けることができる「通常トレーニングコース」が10,000円(人数制限なし)。「富士スピードウェイ計測5ラップトレーニング」限定で、インストラクターのアドバイスを受けることができる「体験コース」が5,000円(1名)。そして本格シミュレーターを手軽に楽しみたい層に向けたサービスとして、「富士スピードウェイ計測5ラップトレーニング」限定でタイムアタックをプレイできるコースとして「TVCチャレンジ」が2月からスタート。価格は2,000円なので、気軽に挑戦することができるだろう。

 3月16日にオーストラリアで開催される開幕戦「F1オーストラリアGP」を記念し、「TVCチャレンジ」において、メルボルンの計測5ラップのタイムアタックを楽しめるキャンペーンを3月10日から16日まで開催している。このキャンペーンでは、各クラスのターゲットタイムを切ると、F3、GP2などの上位マシンのクラスでのキャンペーン参加も可能となる。価格は通常の「TVCチャレンジ」同様2,000円で利用できる。

 「グランツーリスモ」や「Forza Motorsport」をプレイしているプレーヤーであれば、チャレンジしてみる価値はあるだろう。ぜひチェックしていただきたい。

【「東京バーチャルサーキット」F1メルボルンキャンペーン動画】

「ポルシェSIM」。ポルシェ996 GT3の実物をシミュレーター用に改造
「フォーミュラSIM」。視界を覆うような形でスクリーンが設置されており、高速ドライビングを体感することができる
本物さながらの施設が用意されており、リアルなサーキットを楽しむことができる

(船津稔)