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【特別企画】クリエイティブの「新生FFXIV」Windows版推奨オーディオ製品を試す

3種の接続方法に対応したプレミアム2.1chスピーカー「Creative T6 Series II」

3種の接続方法に対応したプレミアム2.1chスピーカー「Creative T6 Series II」

Creative T6 Series II

 「Creative T6 Series II」はUSB接続やBluetooth、アナログケーブルでの接続に対応した2.1chスピーカーだ。クリエイティブのプレミアムラインナップである「Creative Signatureシリーズ」の製品となる。Bluetoothによるスマートフォンとの接続のほか、PCとUSBで接続することで2.1chのバーチャルサラウンド機能を体験できる。オーディオ指向で音楽再生にこだわった製品だが、ゲームとの相性も抜群だ。フロントスピーカーは豊かな中音域からスムーズな高音域の再生が可能で、サブウーファーには「Creative SLAM(Symmetrically Loaded Acoustic Module)サブウーファーを採用。深みのある重低音が味わえる。

 Windowsに接続して付属の赤外線リモコンから「USB」を選択するとすぐに5.1chサラウンドスピーカーとして認識してくれる。ドライバのインストールなどは不要だ。

 早速サラウンドスピーカーとして「新生FFXIV」で試聴してみたが、音質としては「Creative Inspire T6300」よりもワンランク上だ。特にサブウーファーの能力の違いが顕著で、「Creative Inspire T6300」では若干堅い感じがした低音が、自然な膨らみをもって鳴っている印象だ。

 サラウンド感はさすがに5.1chサラウンドにはかなわないが、それでも音の広がりはしっかりと感じられ、雷や雨が降ったりするシーンではサラウンド独特の「囲まれ感」が味わえる。また、素の音が良いので鳥のさえずりなどの環境音も自然な響きだ。戦闘シーンでは特にサブウーファーの威力が絶大。重低音で容赦なく効果音が鳴り響くので音量には少し配慮したほうがよいかもしれない。

 注意点としては2.1chスピーカーによるバーチャルサラウンドはリスナーとスピーカーの位置がずれると真価を発揮できない。なるべく左右のスピーカーは等しい間隔で配置して最適なポイントを探してほしい。また、本製品ではフロントスピーカーに2基のドライバユニットを搭載するがこれを左右別々の方向にスイベルすることができるので、好みに合わせて音が広がる方向を調整するといいだろう。

 「Creative T6 Series II」の価格は直販サイトで45,800円。決して安くはないがゲームだけでなく音質にもこだわりたいという人にお勧めしたい。

その他の推奨製品

 冒頭で述べた通り、これ以外にも今回は5つの製品が「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」Windows版推奨オーディオ製品として認証された。いずれも本来オーディオ用途的な味付けが強いが、それだけに豊富な楽曲が用意されている「新生FFXIV」を楽しむにも最適な製品だ。ゲーム中だけでなく「新生FFXIV」のサントラを楽しむ場合などにもお勧めしたい。また、スピーカー以外にサブウーファーなどを置く余裕がないという人には高品質な2chスピーカーシリーズもよい選択肢だ。

・Creative Aurvana Platinam
クリエイティブストア価格:29,800円
 50mmのネオジウムマグネットドライバーユニットを採用したBluetooth対応ヘッドフォン。シーンに合わせた3モードのアクティブノイズキャンセル機能を搭載し、音楽をワイヤレスでシェアできる「Creative ShareMe」機能を備える。パワフルかつ繊細なオーディオ再生が売りだ。2台までのBluetooth機器を同時に接続できる「マルチポイント接続」や最大8台までのBluetooth機器の登録が可能な「マルチペアリング」にも対応する。

・Creative Aurvana Gold
クリエイティブストア価格:24,800円
 40mmのネオジウムマグネットドライバーユニット採用したBluetoothヘッドフォン。Platinamの下位モデルにあたり、ノイズキャンセル機能が1モードのみになるほかは上位モデルと同等。

・Creative T30 Wireless
クリエイティブストア価格:12,800円
 Bluetooth対応の2chワイヤレススピーカー。グラスファイバー製コーンとシルク製ドームツィーターを採用する2ウェイ方式のスピーカーで原音に忠実かつなめらかで厚みのある高音域再生を可能にした。低音再生能力を強化する「BasXport」テクノロジーも採用する。

・GigaWorks T40 Series II
クリエイティブストア価格:10,800円
2つのグラスファイバーコーンの間に布製ドームツィーターを配置した「ミッドレンジツィーター - ミッドレンジ(MTM)デザイン」を特徴とした2chスピーカー。従来モデルをベースに内部パーツや筐体設計を見直し、音響性能を向上させた。低音再生能力を強化する「BasXport」テクノロジーも採用する。入力端子はライン入力(ステレオミニジャック)×1、AUX入力(ステレオミニジャック)×1。出力端子はヘッドフォン出力(ステレオミニジャック)×1。

・GigaWorks T20 Series II
クリエイティブストア価格:7,980円
グラスファイバーコーンと布製ドームツィーターの2ウェイドライバー構成となる2chスピーカー。従来モデルをベースに筐体設計などを見直し音響性能を向上させている。低音再生能力を強化する「BasXport」テクノロジーも採用。入力端子はライン入力(ステレオミニジャック)×1、AUX入力(ステレオミニジャック)×1。出力端子はヘッドフォン出力(ステレオミニジャック)×1。

(清宮信志)