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「蒼き鋼のアルペジオ」×「艦これ」冬のコラボイベント・プレイレポート

“霧の艦隊”強し! 全3海域のプレイガイド

重巡「タカオ」を撃破せよ!――【第1海域】「観音崎沖迎撃戦」

星3つのE-1「観音崎沖迎撃戦」
「ヒュウガ」のメッセージも表示される

 ではイベント限定海域を見ていこう。まずE-1(第1海域)「観音崎沖迎撃戦」は星3つと難易度が低めに設定されている。海域を選ぶと、“霧の艦隊”の1つ「ヒュウガ」のメッセージが表示される(残念ながら「ヒュウガ」は艦娘としては登場しない)という演出もある。

 マップはシンプルで、出撃直後に1戦、そこから左右にルートが分かれるものの、どちらもボスに到達する。ハズレルートはないので、被害さえなければボスに到達できる形だ。

 道中では、“霧の艦隊”の軽巡「ナガラ」が登場する。メンタルモデルは重巡以上(と一部の潜水艦)にしかないので、見た目は単なる軍艦だ。ただし軽巡としては高い能力を有しつつ、“霧の艦隊”特有のレーザー攻撃も仕掛けてくるので油断ならない。

 ボスは“霧の艦隊”の重巡、青い髪のメンタルモデルを持つ「タカオ」。装備がない(「艦これ」の世界とは別の装備をしているという理解)ため、はっきりした能力は確認できないものの、並の重巡とは比較にならない戦闘力を持つ。もちろんレーザー砲撃も完備で、低レベル艦や軽量艦は大ダメージをもらう可能性もある。

 E-1はこの「タカオ」を3回撃破すれば突破できる。ただしゲージがなくなるタイミングで、出撃任務「観音崎沖の霧の艦隊を迎撃せよ!」を受けていないと、次の海域への任務が発生しない(ゲージ削り自体は任務を受けていなくても可能)。忘れていた場合は、任務を受けた状態で再度E-1に出撃すれば任務達成となる。

 海域撃破ボーナスは、水上爆撃機「試製晴嵐」。以前は月間ランキングの上位報酬としてのみ実装されていたもので、水上機母艦、航空戦艦、航空巡洋艦、潜水空母に搭載できる。+11という高い爆装値は、ステータス的には艦上爆撃機「彗星一二型甲」の+10を上回る最高値。同カテゴリの「瑞雲」では心もとなかった爆撃の威力が引き上げられるため、意外と重宝する。

【スクリーンショット】
マップはシンプルで、必ずボスに到達できる
ボスの重巡「タカオ」。低レベルだと苦戦しそうなので、「イオナ」も積極的に使ってみてほしい
「試製晴嵐」は爆装値の高さが魅力の水上機。潜水空母にも積める、というのが後々のポイントになる

“霧の艦隊”戦艦2隻と対峙せよ――【第2海域】「硫黄島沖海戦」

E-2を開放すると同時に「タカオ」が仲間に加わる
こちらも重巡としては破格の性能を持っている
マップの難易度は星5つ

 E-2を開放するための準備任務を達成すると、E-1でボスとして登場した「タカオ」を入手できる。敵として戦った時の印象どおり、重巡としては破格の性能なのだが、「イオナ」とは違い敵の砲撃をまともに受けてしまうので比較的ダメージを受けやすい。ご多分に漏れず修理資材もかなり食うので、使うならば装備を整え、できるだけ近代化改装も進めておきたい。

 さてE-2「硫黄島沖海戦」だが、ここもマップはシンプル。出撃してすぐの1戦の後、ルートが南北に分かれる。南ルートには行き止まりが1つあるが、北はボス直通となっており、ボス到達率はかなり高い。ただし途中には“霧の艦隊”が次々と現われる。

 北ルートでは「ナガラ」に加え、戦艦「キリシマ」が登場する。さすが戦艦だけあって、砲撃の威力や装甲の厚さは「タカオ」を大きく上回る。レーザー砲撃を受ければ高レベルな艦が数隻まとめて大破させられることもある。ただしここを突破できれば、ボス前のポイントはうずしおなので、2戦でボスに到達できる。

 南ルートは重巡「マヤ」が登場。こちらは「タカオ」と同等程度で、北ルートよりは戦力的には弱め。ただし途中の2マスはいずれも戦闘になるため、ボスまでに3戦が必要になる。

 ボスは戦艦「ハルナ」。道中で登場した「キリシマ」も再登場し、“霧の艦隊”の戦艦2隻を同時に相手しなくてはならない。この2隻がレーザー砲撃を連発したりすると大惨事に陥ることも。「ハルナ」を計4回撃破すれば海域クリアとなるが、装甲もかなり堅いので、確実に行くなら夜戦で落とす前提の編成なども考えるといいだろう。

 海域撃破ボーナスは、給糧艦「間宮」、応急修理要員、特注家具職人と、各種消費アイテムがもらえる。

【スクリーンショット】
「ヒュウガ」によると、大戦艦が登場するらしい
マップはE-1同様にシンプルだが、行き止まりルートも現われる
道中に登場する重巡「マヤ」。セリフは軽いが、能力は“霧の艦隊”だけあってずば抜けている……と思いきや開幕雷撃で落ちたりもする
同じく道中に現われる戦艦「キリシマ」。通常の敵戦艦が可愛らしく見えるほどの大火力を持つ
E-2のボス、戦艦「ハルナ」。「キリシマ」とセットで出てくるため、戦闘は格段に激しくなる

艦娘達と大戦艦「コンゴウ」の艦隊決戦!――【第3海域】「霧の艦隊 艦隊決戦!」

E-3開放と同時に戦艦「ハルナ」も入手できる
既存の艦娘を大幅に上回る圧倒的な性能の持ち主。消費資材量を気にしないならぜひとも艦隊に加えたい
E-3は星7つのマップ。通常海域の最難関マップほどの難しさではない

 E-2をクリアしたら、再びイベント任務を遂行する。達成するとE-3が開放されるとともに、E-2のボス「ハルナ」が味方に加わる。大和型を上回る高性能に、装備なしでも極長射程を持つ最強ユニットだ。ただし消費資材の凄まじさは言わずもがな。

 E-3はマップがやや複雑になる。出撃後の戦闘が終わると3分岐になっており、戦艦や正規空母を含む編成なら北ないし中央ルート、含まない場合は南ルートを取る。

 北ルートは中央ルートに比べて1戦増えるだけのデメリット追加コース。中央ルートならボスまで2戦で済む。いずれもボス前で「マヤ」を含む艦隊との戦いになる。「ナガラ」やelite戦艦も混じってくるので、E-2よりも難易度は上がっている。またボス前で北東に逸れるルートもあり、ボスに到達できないこともある。

 南ルートは味方に大型艦がいない分、敵も戦艦や正規空母が出ないという弱めの構成。ただしこちらも「マヤ」は登場するし、ボス戦までには必ず3戦が必要、さらにどのみちボスは変わらないので、基本的には大型艦で北ルートを抜けた方が楽に攻略できるだろう。

 ボスは戦艦「コンゴウ」。同じ戦艦でも「ハルナ」や「キリシマ」よりも圧倒的に堅く、攻撃力も高い。レーザー砲撃を撃たれると大ダメージ間違いなしなので、撃たれないことを祈るしかない(と言っても単発砲撃でも十分痛い)。また装甲も非常に厚く、昼間の砲撃戦で撃破するのはかなり難しい。到達は簡単でも、撃破はやすやすとはいかない印象だ。この「コンゴウ」を計5回撃破すれば海域クリアとなる。

 海域撃破ボーナスは、「伊401」。「イオナ」ではなく、イベント終了後も残る正真正銘の艦娘だ。特徴は、レベル1の段階から潜水空母となっていること。これは史実において、「伊401」が「晴嵐」を搭載する潜水艦だったことに由来している。E-1のクリア報酬として入手した「試製晴嵐」と組み合わせれば史実の再現となる。ただしレベル10までは「甲標的」を装備しておかないと開幕雷撃ができない点のみ注意が必要だ。

【スクリーンショット】
出撃前の「ヒュウガ」のメッセージ。ついに大戦艦「コンゴウ」が現われる
マップはやや複雑な分岐になる。行き止まりルートにも入りやすい
戦艦「コンゴウ」。“霧の艦隊”の大戦艦の中でも格段に強力で、撃破するのはかなり難しい
レーザー砲撃をまともに食らうと、高レベルの戦艦でもあっさり吹き飛ぶ。運次第でとんでもない被害が出るので覚悟して攻めたい
難易度的には過去のイベントほどではないが、「コンゴウ」の攻撃力だけは最上級。うっかり大破進軍などすると確実に轟沈するのでご注意を……
海域突破ボーナスの「伊401」。実はこのイラストは「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」の第1話のエンドカードで使われていた

(石田賀津男)