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「FFXIV: 新生エオルゼア」、「パッチ2.1 覚醒せし者たち」体験レポート

たっぷりのストーリークエスト。生産者を冒険に誘うトレジャーハント

たっぷりのストーリークエスト。生産者を冒険に誘うトレジャーハント

ミンフィリアの過去が明らかになるメインクエスト
蛮族デイリークエストではアラガントームストーンも入手できる
仮面をかぶるミコッテの女性ルーン・ガー

 各コンテンツをもう少し掘り下げていきたい。「パッチ2.1」はソロプレイ用コンテンツも多数追加されている。メインストーリーでは物語の鍵を握っていた冒険者集団、「暁の血盟」のその後が描かれていく。大きな危機は脱し、メンバーを失いながらも活動を再開した暁の血盟だが、その名声を利用しようという政治に巻き込まれる恐れも生まれてきた。

 暁の血盟の独立性、エオルゼアに平安をもたらすための活動をしていくために何をすべきか? メンバー達の行動をプレーヤーは手伝うことになる。そのストーリーの中で、リーダーのミンフィリアの過去などにもふれたりとキャラクターの掘り下げも行なわれていく。遊びの幅が広がる「パッチ2.1」であるが、ストーリー部分もかなりのボリュームを持っている。

 この他にも「謎の事件屋」といったサブクエストもある。24人参加のクリスタルタワーを解放するための「クロニクルクエスト」もソロコンテンツで、シドと共にクリスタルタワー前の結界の解除に挑戦する。今後の戦いのプロローグとしても注目のクエストだ。

 体験して特に面白かったのが「蛮族クエスト」である。蛮神を呼び出す蛮族達と交流できるクエストであり、友好度を上げることで様々な恩恵が得られるという。報酬でアラガントームストーンが得られるというのもうれしいところだ。蛮族クエは複数のクエストが用意されている。今回追加されたのはシルフ族とアマルジャ族で、1日に両種族で合計6つのクエストを受けることができる。

 シルフ族やアマルジャ族と触れあうことで、より深く彼らの文化や風俗を知ることができ、彼らなりの考え方などもわかるようになる。シルフ族は語尾に「~ふっち」とつける、植物のような身体を持つ種族で、クエストは独特のユーモアがある。大きな口を持ったモンスター「グゥーブー」に乗ってくしゃみで敵を吹き飛ばしたりするものもある。悪いシルフが森で怪しいものに化けているというクエストでは、オカマのような男や、巨大なローストチキンに森で遭遇するというバレバレな変装を見破ることになる。

 アマルジャ族はイフリートを呼び出す者達と敵対する「灰の一党」に協力するのだが、ここでは仮面をかぶるミコッテの女性ルーン・ガーと出会う。騎乗用のドレイクにまたがる姿は映画「もののけ姫」のヒロイン・サンを思わせる。ちなみにアマルジャ族のクエでは騎乗用ドレイクに乗るものもある。今後追加される他の種族のクエも楽しみだ。シルフはレベル42、アマルジャはレベル43から挑戦できるので、ジョブの育成にもぴったりだ。

 ソロでも、パーティでも楽しめる「トレジャーハント」は、採集、採掘、釣りという素材集めにアクセントをもたらす。レベル40以上で「古ぼけた地図」が入手できる。地図にはグレードがあり、地図の宝箱を開けるとモンスターが出現する。G5の場合はパーティ向きだ。宝箱を開ける際パーティを組んでいると報酬が分配される。お金やアラガントームストーン、レア素材やアイテムなどが入手できる。

 地図は1つ採集すると18時間出現しなくなるが、他のプレーヤーから貰ったり、購入すれば複数の地図を連続で挑戦するといったことも可能だ。フリーカンパニーでG5の地図を貯めておいて、週末一気に遊ぶといったことも可能だ。採集作業はは1人で黙々とやるが、地図の出現によりフリーカンパニーやリンクシェルの友達と遊ぶことができるきっかけとなってくれるだろう。

【クエスト】
かわいらしいミニオンがもらえるクエストも。様々なストーリーが追加された

【蛮族デイリークエスト】
シルフ族とアマルジャ族のクエストに挑戦できる。シルフ族のクエストは、ユニークなものが多い。どちらも乗り物に乗るクエストがある

【トレジャーハント】
採取中に宝の地図が入手できる。パーティで掘り出して報酬を山分けすることも
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(勝田哲也)