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「GT レーシング 2:The Real Car Experience」を先行体験

リアル系レーシングゲーム第2弾が基本無料で登場。iPhone 5sでもプレイ

2013年秋 配信予定

ダウンロード:無料

利用料金:無料

ビジネスモデル:アイテム課金制

雨や夜というシチュエーションもある。雨のシーンでは多少コーナーリングに影響あり

 ゲームロフトは、iOS/Android用シミュレーションレーシングゲーム「GT レーシング 2:The Real Car Experience」の配信を2013年秋より開始する。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。今回は配信開始前の本作を体験することができた。

 「GT レーシング 2:The Real Car Experience」は、35の自動車ブランドから65台の車両が登場するシミュレーションレーシングゲーム。メルセデス・ベンツやフェラーリ、ドッジ、日産などが参加しており、レースや1対1の「デュエル」、対戦相手を追い抜いていく「オーバーテイク」など1,400のミッションをこなしてプレーヤーのスキル向上と新たな車種のアンロックを目指していく。

 ゲームロフトとしては同じレースゲームタイトルとして「アスファルト」シリーズがあるが、こちらが破壊行為も厭わず街中をガンガン走っていけるのに対し、本作はもう少しストイックな仕上がりとなる。具体的には「ニード・フォー・スピード」(EA)シリーズに対する「グランツーリスモ」(SCEJA)のような感じで、車両のタイプに合わせた加速や減速、コーナリングが物を言う、リアルさに舵を切った本格的なレースゲームとなっている。

 とはいえミッションクリア型のため、1回のプレイは5分程度で済む。ミッションをこなせばゲーム内通貨が貯まるほか、ミスなしでコーナーを曲がったり、ライバル車両を追い抜かす度にボーナスが加わる。またミッションは何度でも繰り返しプレイできるほか、コーナリングやブレーキングへのアシスト機能もあるので、カジュアルな手触りから入ることができる。

 また実際の対応機種は決定されていないが、今回はiPhone 5sと第4世代iPadで遊ぶことができた。印象的だったのはスクリーンショットを見ての通りのグラフィックスの綺麗さ。車両に対する光の反射や映り込みの表現が注目で、雨が降るステージや、黄昏時のステージなどなかなか凝った演出も登場する。

 なおプレイした感触だが、第4世代iPadは画面が大きい分迫力があるが、コントローラーとしては多少重いように感じた。一方のiPhone 5sでは画面は小さくなるものの、画面全体に指が届くほか、かなり軽いので手軽さの点では上回っているように思った。ここは好みの問題だが、画面の緻密さはどちらも遜色ないので、無料で本格的なレーシングゲームを遊びたいという人は、持っている対応デバイスでとりあえず遊んでみることをオススメする。

【プロモーションムービー】
【スクリーンショット】

(安田俊亮)