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TGS2013 バンダイナムコイベントレポート

「GOD EATER 2」発売直前スペシャルステージ -覚醒-
3章序盤まで遊べる体験版の配信が決定!
富澤氏&吉村氏ショートインタビューも掲載

9月19日〜9月22日 開催(19日、20日はビジネスデー)

会場:幕張メッセ

入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日)、小学生以下は入場無料

 9月21日、バンダイナムコゲームスは同社のブース内にて、「GOD EATER 2」発売直前スペシャルステージ -覚醒-を実施。「GOD EATER 2」の最新情報を公開した。

 ステージには、バンダイナムコゲームス GOD EATERシリーズプロデューサー 富澤祐介氏、GOD EATERシリーズディレクター 吉村広氏、声優の能登麻美子さん(シエル・アランソン役)、森川智之さん(ギルバート・マクレイン役)、平田広明さん(雨宮リンドウ役)、テーマソングアーティスト yu-yuさんが登場。ゲームの最新情報、ライブステージ、新たな体験版の配信など、充実した内容のステージになっていた。

実機デモで新システム「リンクサポートスキル」、新たなブラッドアーツを公開!

神機をつかってサポートするキャラクターたちのスライド。それを解説する富澤プロデューサーと吉村ディレクター

 実機デモを交えて紹介された新システム「リンクサポートスキル」は、直接戦うメンバー以外をサポートキャラクターとしてセットすることで、様々な支援効果が得られるシステム。

 サポートに組み込めるのは、出撃していないメンバー(プレーヤーキャラクターを除く)。能力に応じてコストが設定されており、総コスト内におさまるようにセットする。何故、プレーヤーキャラクターは出撃しながらもサポートスキルを発動できるのかについては今後明らかになるようだ。

 今回確認できたサポートスキルは「ホールド付与 2」、「フルバースト 5」、「捕食時弾丸増 5〜10」の3つ。ホールド付与はフィールドにいる全ての敵にホールド効果を付与。フルバーストは全員をフルバースト状態に。捕食時弾丸増は捕食時に得られるアラガミバレットの取得数が増加する。

 スキル名の後についている数字は発動タイミングを示している。例えば、上記3つをセットした場合、作戦開始2分後にフィールドにいる敵がホールド状態になり、5分後に味方が全員フルバースト状態になり、5分経過から10分経過するまでの間、捕食時に得られるアラガミバレットの数が増加する。

 本作では一定時間経過後にアラガミが登場するといったステージが多く存在し、ステージに合わせてサポートスキルをセットし、有効活用してもらいたいとのことだ。

 なお、マルチプレイの場合、サポート効果は、それぞれのプレーヤーキャラクターが持っているものがセットされるとのこと。アバターカードで得られる仲間もサポートに組み込めるため、アバターカード交換の重要性もより増したと言えるだろう。そして、同じ効果を持つサポートスキルを重複させると効果が加算される。

 他にもデモプレイでは、新たなショートの空中攻撃のブラッドアーツも披露。空中攻撃をヒットさせ続ける限り、10回まで空中で連続攻撃が可能という強力なブラッドアーツだ。

 また、これまでマルドゥークなど、新たなアラガミが紹介されてきたが、前作(DLCを含む)までに登場したアラガミの大半が本作にも登場することも明らかになった。

コスト内におさまるようにサポートスキルをセット。基本的には出撃していないメンバーがサポートキャラクターになる
作戦開始から2分が経過し、「ホールド付与 2」が発動。全アラガミにホールドが付与される
最大で10回まで空中で連続攻撃ができるショート用のブラッドアーツ
作戦開始から5分が経過し、「捕食時弾丸増 5〜10」が発動。画面の「アラガミバレットのおまけ」というのは開発中の仮名称だそうだ

 デモプレイの映像から現在配信中の体験版とはいくつも異なる点が確認できた。富澤プロデューサーによると、プレーヤーから2万通もの意見が届き、アサルトの連射弾の連射性の向上、PS Vita版では本体に合わせてUIをシェイプ、処理落ちへの対処など、様々な修正を行なったそうだ。

 続いてキャラクター紹介に。森川さん演じるギルバート・マクレインは、長い年月神機を使ってきたベテラン。過去には様々なことがあったようで、紹介デモでは「フラッギング・ギル」、上官殺しのギルというワードが登場していた。

開発中のROMを使ってギルバート・マクレインの初登場時のデモを披露

 能登さんが演じるシエル・アランソンの紹介にはキャラクターエピソードが用いられた。キャラクターエピソードは、見ているだけの通常のデモとは異なり、選択肢が現れ、プレーヤーが会話に介入できる。今回は、作成したバレットエディットの検証実験に付き合って欲しいとノエルから誘われるエピソードであった。

シエル・アランソンのキャラクターエピソード。キャラクターエピソードではこのように時折選択肢が現れる

 本作への登場が決定している雨宮リンドウのデモも公開。そして平田さんからのビデオメッセージを流そうとなったところで平田広明さん本人がステージに登場!事前に告知されておらず、本シリーズでもトップクラスの人気を誇る雨宮リンドウ役の平田さんの登場に会場からは大きな歓声が。

雨宮リンドウのデモの後に、平田広明さんが登場。ステージに来ていたファンにとってはうれしいサプライズだ

 yu-yuさんによるメインテーマ「光のアリア」の生ライブも披露。ファンたちは美しい歌声に聞き入っていた。

yu-yuさんによるメインテーマ「光のアリア」

製品版と同内容で3章序盤まで遊べる体験版の配信が決定!初代「GOD EATER」のキャラクターたちの衣装が手に入る予約特典も!

新たな体験版の配信が決定!

 ライブが終わり、関連商品の紹介が行なわれた。こちらについては、最後にまとめて写真と共に紹介するので、そちらを参照いただきたい。

 ステージの最後には、予約特典と新たな体験版の配信を発表。すでに初回封入特典として「クラシックコスチュームNPC」が公開されているが、今回発表された予約特典は「フェンリル初代制服(男女)」のプロダクトコードだ。プレーヤーキャラクター用の衣装で、初代「GOD EATER」のキャラクターたちの衣装6種となっている。

 「GOD EATER 2 序盤まるごと体験版」と命名された新たな体験版は、製品版と同内容で3章序盤までが収録され、そのまま製品版に引き継ぎプレイが可能。もちろん、マルチプレイもできる。配信日などの詳細は今後明らかになるそうだ。

予約特典としてもらえる「フェンリル初代制服(男女)」
【関連商品】
「プレイステーション ネットワーク カード GE2ver.」 3,000円と5,000円の2種類。5,000円のカードはオリジナルデザイン
コミックの連載が決定。また、11月から「GOD EATER マガジン」が創刊。表紙はufotableによる描き下ろし、連動した新作コミック(作:斎藤ロクロ氏)などを掲載。3号までを予定
本体同梱版「Playstation Vita×GOD EATER 2 Fenrir Edition」 11月14日発売。25,960円。新型PS Vita「PCH-2000シリーズ」の「カーキ・ブラック」の本体色をベースに、“Fenrir”のエンブレムをあしらったオリジナルモデル、ゲームソフト、オリジナルデザインのクロスとストラップを同梱
「LaLaBitMarket特装版 ブラッド適合者セット」 11月14日発売。8,980円。ゲームソフト、ゴッドイーター2「ブラッド腕輪」型リング、ペンダント形態用革ひも、フライアエンブレム箔押し特製ボックス、ゴッドイーター2缶バッチ 6個セットのセット。ソフトはPSP/PS Vitaから、リングは男性向けサイズ21号/女性向けサイズ11号から選択できる。写真は「ブラッド腕輪」型リング
「クレイドルTシャツ」 TGS会場販売価格:3,000円。WEB販売価格:3,150円
「特殊部隊ブラッドTシャツ」 TGS会場販売価格:3,000円。WEB販売価格:3,150円
「マグカップ(ブラッド)」 TGS会場販売価格:1,500円。WEB販売価格:1,575円
「マグカップ(極東支部)」 TGS会場販売価格:1,500円。WEB販売価格:1,575円
「タペストリー(ブラッド)」 TGS会場販売価格:3,500円。WEB販売価格:3,675円
「タペストリー(討伐)」 TGS会場販売価格:3,500円。WEB販売価格:3,675円
「アリサ・イリーニチナ・アミエーラ」 2014年春発売予定。10,800円。発売元:アルファマックス
「アクセサリーセット for PlayStation Vita」 オリジナルデザインのハードポーチとヘッドホンのセット。購入特典は「タッチスクリーン保護用フィルター for PlayStation Vita」(PCH-1000、PCH-2000両対応)。11月14日発売。3,280円。発売元:ホリ
「ストラップ」(ガシャポン:全5種) 11月14日発売。3,280円。発売元:バンダイ

富澤祐介プロデューサー&吉村広ディレクター ショートインタビュー

 富澤シリーズプロデューサーと吉村シリーズディレクターにお話を伺う機会を得られたので、ショートインタビューとしてお届けする。

――今回、TGS2013の出展バージョンについてお伺いします。7月に体験版をリリースされましたが、それをプレイされた方々のご意見を反映したものになっていると思うのですが、具体的にはどのあたりがそうなっているのかを教えてください。

吉村氏:大きなところで言いますと、アクション部分に関しては多くの要望をいただきましたので、細かいところから大きなところまで、修正しきった状態になっています。目立つところでは、「アサルト」の「連射弾」は「連射じゃねえ!」って言われていて……。

富澤氏:「連射弾()」みたいな。

吉村氏:みたいな厳しいご意見を頂きまして、大幅に作り直しました。現在の仕様ですと秒間5発は撃てるぐらいになっています。

――体験版の仕様は、そこまで言われるような仕様にするつもりだったわけじゃないんですよね?

吉村氏:弾の連射回数に関しては、技術的な要件があって、そういう形にしていたんですが、「ちゃんとやらないと」ということで、その部分を含めて1回構築しなおしまして、現在の5連射を実現しているという感じです。大きな部分としてはそういったところですが、こまごましたところ、キャンセルのタイミングなどいろいろやりきっているという感じです。

 特にアクションに関しては、体験版をプレイされている方には、触っていただければいろいろ実感していただけるのではないかと思います。実際ゲームとして製品に対して反映させている要素はもっとたくさんありますけれども。

 様々な攻撃アクションが必殺技(ブラッドアーツ)へと進化していくブラッドアーツの習得に関しても、一応見ることはできます。ブラッドアーツは、ある技を持っていて、それを使っていれば必殺技へと進化していくシステムなんですが、7月の体験版では、例えば「チャージクラッシュ」という基本技があって、それを鍛えましたと。その後はその「チャージクラッシュ」の必殺技状態の技を持っていかないと、「チャージクラッシュ系統」はもう育たない。ですから別のブラッドアーツを持っていったときに「チャージクラッシュ」を使ったらなんかちょっと損した気分になるというか……そういうご意見を頂きまして。

 ブラッドアーツを持っていかなくても、いわゆる基本技と呼ばれるものを使った場合は、その系統の育てられるものに覚醒率が少しずつ入っていく、という形で、“他のブラッドアーツを持っていっても、チャージクラッシュを使うことは無駄ではない”という形に大幅に修正をかけました。とにかく技を使ったことは無駄にしないというところを実現しています。

 それと、ブラッドアーツ自体も体験版からさらに増やしました。体験版をプレイされた方々から“あんなのがほしい”、“こんなのがほしい”という意見をたくさん頂いていまして、それを見ていて決めました。総数は300以上になっています。

――これは富澤さんにお聞きしたいんですが、こうして体験版からTGS版、そして製品版という風にいくつかのバージョンが作成されているわけですが、1回1回、こうして皆さんのご意見をいただきながら各バージョンがどんどん作りこまれていくと、TGS版がパワーアップすると製品版にもさらに仕様がもりこまれて、その分工数も増えていくということになるんですよね?

富澤氏:そうですね。基本的にはTGSバージョンは製品版とほぼ同軸で作られていますので、基本的に、今回TGS版に取り入れられたものが製品版に入らない、ということはならないです。昔話をすると、初代「GOD EATER」の頃は、言い方は悪いですがいきあたりばったりで、「こんな意見が来たからやらなきゃやらなきゃ」と期間のない中で無理やりやっていましたが、「GE2」では、もともと“ご意見を頂いたものをフィードバックしよう”ということは決めていましたので、その期間をあらかじめ想定して今、発売日を迎えようとしているので、できる限り多く対応したいね、ということですね。

吉村氏:「GOD EATER」、「〜BURST」のころは、「限られた時間の中でできることを」というのが中心でしたけれども、今回は仕様自体を入れ替えたりとか、システム自体に手を入れたりできる期間がありましたしね。今ご紹介した以外にも、ご要望にお応えするような大きな変更をしたりしていますし。ぜひ、製品版にご期待いただきたいなと思います。頂いたご意見にはできるかぎり対応していこうということでやらせていだたいてますね。

――新たに体験版を配信されるということですが、今度の体験版ではどのようなところを見ていただきたいとお考えですか?

吉村氏:体験版をプレイされた方にはアクションの気持ちよさの差をぜひ実感いただきたいですね。触っていただければ感じていただける部分だと思いますし。

富澤氏:ステージでも軽くお見せしましたが、ゲームプレイの全体像を実際に体験していただいて、「GE2」のボリューム感というものが「これは全然変わったんだな」ということをぜひ実感して欲しいなと。我々もそこに期待しています。

吉村氏:今回異常なボリュームですから。

富澤氏:異常です。全然シナリオが終わらない。

吉村氏:シナリオだけでも、「〜バースト」比で2.5倍ぐらいかな。

――そんなに盛っちゃってるんですか?(笑)。

吉村氏:盛っちゃってるんです。

富澤氏:キャラクターエピソードが、それぞれのキャラに大概入ってますし。横道に逸れ出すと……ぜんぜんこう……(そこに『アイドルマスター』でおなじみの坂上陽三氏が乱入)。

坂上氏:「GOD EATER 2」、買ってね(笑)! 「アイマスチャンネル」もダウンロードしてください!(一同笑:坂上氏退場)

富澤氏:そんな感じですかね(笑)。

――次の体験版の目的を改めてお伺いします。

富澤氏:基本的には製品と同様のものになります。

――お披露目といいますか……。

富澤氏:先に遊べます、という感じですね。序盤が無料です、というのに等しいですね。「〜バースト」の体験版と同じような作りですね。そのまま製品版にも引き継げますし。

吉村氏:お友達にも勧めていただくときにぜひ、体験版をプレイしていただいて、マルチプレイなどもやっていただきつつ、という感じでできればなと。

富澤氏:序盤をみんなで無料でマルチプレイしていただいてもらえば、製品とほぼ同じような体験ができると思いますので。

吉村氏:遊んでいただいたセーブデータや時間は無駄にならないような作りになっていますので。

――前作からの引継ぎと、体験版からの引継ぎと……仕様的にはすごいことになってますね。

富澤氏:どれがどこにひもづくんだって……(笑)。

吉村氏:混乱しまくりですよ(笑)でも、やったことは無駄にならないです。そこだけは安心していただければ。

――なるほど。ありがとうございました。

(木原卓)