ニュース

セガ、「SEGA PRIVATE SHOW 2013」

「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」などを出展

9月3日、4日 開催

 セガは、9月3日、4日のスケジュールで業務用機器をお披露目する「SEGA PRIVATE SHOW 2013」をセガ 羽田「1号館」1Fロビーにて開催した。メディア取材は4日に行なわれた。

 今回の目玉は、次世代業務ゲーム汎用基板「Nu(ニュー)」を採用した「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」。その他、ビデオゲームでは「GUILTY GEAR Xrd-SIGN- 」がプレイアブル出展されたほか、コーエーテクモゲームスの「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」が映像出展。メダル機では、カプコンのメダル機「MONSTER HUNTER Medal Hunting COMPACT」などが出展された。

 ここからは、出展タイトルを順にご紹介していく。タイトル名の箇所に公式サイトへのリンクを張ってある(一部前バージョンのものもある)。

「初音ミク project diva arcade future tone」(11月稼動予定)" id="contents-section-2">

「初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone」(11月稼動予定)

4つの大型ボタンの奥にある白い部分が「タッチスライダー」

 CPUにインテルのCore i3-3220(3.30GHz)、GPUにKeplerアーキテクチャを採用したGeForce GTX650 Tiを採用、DirectX 11.1/Open GL 4.3に対応し、パフォーマンスアップした汎用基板「Nu」の第1弾タイトル。

 キャラクターのモデリングがVer.2になり、表情の演出が進化しただけでなく、ポリゴン数やテクスチャー容量の大幅なアップにより、細かいディテールを実現。逆光表現などの映像表現も実装され、さらに3人によるトリオの出現が可能となった。

 また、△、□、×、○の4つのボタンが装備されたコントロールパネルの奥に、新デバイス「タッチスライダー」を追加。左右になぞることで、ゲーム画面に出てくる矢印の形をした「スライドアイコン」に対応する。また、横に長いスライドアイコンの最中続けてスライド入力(ズズズッとなぞり続けるだけでOK)による「チェーンスライド」で、大量得点のチャンスも用意されている。

 また、モジュールのカスタマイズにも対応。「頭」、「顔」、「胸元」、「背中」の4カ所に「メガネ」、「リボン」、「ネコミミ」などのカスタマイズアイテムが装着可能となっている。専用のカスタマイズ選択画面も追加されていた。

次世代業務ゲーム汎用基板「Nu」採用第1弾タイトルとなる
【スクリーンショット】
ハードウェアのパワーアップにより、キャラクターモデルのディテールや演出が進化。さらに、トリオでの表示にも対応できるようになっている
新たに登場した「スライドアイコン」
連続してスライドできる「チェーンスライド」が気持ちいい
モジュールのカスタマイズが可能となった
「guilty gear xrd -sign-」(来春稼動予定)" id="contents-section-3">

「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」(来春稼動予定)

 アークシステムワークスの代表的な2D対戦格闘タイトル「GUILTY GEAR」シリーズ最新作は、制作方法を2Dから3Dに一新して登場。基板は「RINGEDGE2」を採用し、「ALL.Net P-ras MULTI」に対応。1レバー5ボタンの操作系を継承。

 3Dになったといえども、トゥーンビジュアルにより手書きのテイストを継承。3Dになったことにより、ダストアタックヒット時や勝利演出など、カメラが回りこんだりすることで、今までにない演出が加わり、さらにド派手になった。

 ただし、従来の操作性やプレイ感をベースに、「ガトリングコンビネーション」、「フォルストレスディフェンス」、「デッドアングルアタック」、「サイクバースト」、「覚醒必殺技」など、本シリーズならではの要素を残しつつ、複雑化してきたシステムをシェイプアップ。テンションゲージを50%消費し、ボタン3つ同時押しで発動する直前の行動を中断できる「ロマンキャンセル」はいつでも出せるようになっている。

【スクリーンショット】
「dead or alive 5 ultimate: arcade」(2013年冬 稼動予定)" id="contents-section-4">

「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」(2013年冬 稼動予定)

 対応ネットワークインフラが「ALL.Net P-ras MULTI バージョン2」と発表されている「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate: Arcade」は映像出展。アーケード生まれの3D対戦格闘が久々の凱旋を果たす本作。家庭用「DEAD OR ALIVE 5 Ultimate」でゲスト出演していた「バーチャファイター」シリーズからのゲストキャラ、「アキラ」、「サラ」、「ジャッキー」そして「パイ」の姿が映像でも確認できた。

 キャラクタごとに用意された豊富なコスチュームは、プレイ頻度に従い増えていくという。

【スクリーンショット】
「モンスターハンター メダルハンティング コンパクト」(2014年春 稼動予定)" id="contents-section-5">

「モンスターハンター メダルハンティング コンパクト」(2014年春 稼動予定)

 稼働中の「モンスターハンター メダルハンティング」をコンパクトにし、設置面積を縮小、導入しやすくしたものがこちら。860×1,620×2,300mm(幅×奥行×高さ)となっているが、液晶モニターは変わらず32インチを採用。造形ギミックや新抽選ギミックを追加している。

【スクリーンショット】

「キーマスター」(2013年冬 稼動予定)

 「SEGA PRIVATE SHOW 2013 -SPRING-」にも出展されていた、カギ穴にカギをさしてプライズをゲットするというプライズマシン。コントローラ先端の「カギ」を、狙い定めて「穴プレート」にさしこみ、成功するとプライズが獲得できる。

【その他】
12月稼動予定の「WORLD CLUB Champion Football 2012-2013」のカードが展示
11月稼動予定のレボリューション3「パチスロ化物語」

(佐伯憲司)