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コーエーテクモ、「三國志曹操伝オンライン(仮)」を正式発表

ネクソンと日本、韓国、中国、台湾、香港、澳門での独占的ライセンス契約を締結

8月22日正式発表

 コーエーテクモゲームスは、歴史シミュレーションゲーム「三國志曹操伝」をオンラインゲーム化した「三國志曹操伝オンライン(仮)」を正式発表し、パブリッシャーのネクソンとの間で日本、韓国、中国、台湾、香港、澳門の5地域のサービスに関するライセンス契約を締結したことを明らかにした。発売プラットフォームやサービス開始時期は未定で、ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金を予定。

「三国志曹操伝」のパッケージイメージ。「三國志曹操伝オンライン(仮)」はそのオンライン版となる

 「三國志曹操伝オンライン(仮)」は、コーエー時代から続く「英傑伝」シリーズの第5弾「三國志曹操伝」をモチーフにした多人数参加型の戦略RPG。「三國志曹操伝」は1998年にWindows向けにリリースされたターンベースのシミュレーションRPGで、三国志の英雄曹操を主人公に中国の統一を目指していくゲームとなっている。

 今回発表された「三國志曹操伝オンライン(仮)」は、史実に基づいたシナリオの中で、プレーヤーはユニットを組み、古代の武将を解放し、軍勢を強化していく。ステージクリア型のゲームになっており、ゲーム内の戦績や課金で買えるバーチャルマネーを使って軍団を強化するアイテムを取得することができる。

 ゲームの開発は韓国THINGSOFTで、同社は「Project NT」と呼ばれる新規オンラインタイトルのパブリッシング契約もNEXON Koreaと交わしており、ネクソングループとは親密な関係にある。

(中村聖司)