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「ヴァンパイア リザレクション」、「カプコン アーケード キャビネット」

ハギーに勝てるのか? 読者プレゼントゲットなるか??

ハギーに勝てるのか? 読者プレゼントゲットなるか??

萩原良輔氏

 「『ハギとこ!』からの挑戦状!! ~ハギーに勝って読プレGETだ!~」は、カプコン名物広報の萩原良輔氏とゲーム媒体などのプレスが「CACC」と「ヴァンパイア リザレクション」で対決。勝った媒体は読者プレゼントが獲得できるというもの。

 「CACC」対決ルールは、萩原氏がプレイした「サイドアーム」、「戦場の狼」、「1942」の各スコアを越えれば「1987パックダウンロードつきポストカード」をゲット。「ヴァインパイア リザレクション」は、萩原氏、綾野氏、開発スタッフのいずれかと対戦して勝てばゲームソフト1本が発売日に送られてくる。

 萩原氏といえば、自社タイトルですら平然と「なにこれ? 今初めて見た!」と言い放つ“ゲーム業界の植木等”といっても過言ではない人物(念のため。褒めてます)。しかも本日は首を痛めて曲がらない状態といい、朝から病院経由で企画に参加。持参した鎮痛剤を他の人に塗ってもらっているという有様。

 各媒体とも「これはもらった!」と舌なめずり状態……だったのだが、実は「CACC」、「ヴァンパイア リザレクション」ともに“ちょっとした罠”が設定されていた。当初「挑戦できるタイトルは選べるはず」と考えていたのだが、スタッフの方に「プレイするタイトルを決めますので、クジを引いてください」とうながされ「はい?」と目が点状態。「ヴァンパイア リザレクション」も、対戦相手をくじで決めるという。通常こうした企画は「対決なんて形ばかり! さぁ、どうぞプレゼントをお持ち帰りください!」というのが通例だが、さすがカプコン。甘くない。

 「CACC」対決種目で筆者が1番得意な(というか身体が多少は覚えているかなぁという)のは「サイドアーム」と「1942」。「戦場の狼」はもう最後にプレイしたのがいつかさえ覚えていないうえに家庭用コントローラーでは微塵も自信がない。恐る恐るBOXに手をつっこみ、取り出した紙片は……「戦場の狼」。「ヴァンパイア リザレクション」の対戦相手は、なんと綾野氏。

 「終わった。俺マジ終わった。こういう企画で読者プレゼントなしとか洒落にならん」と暗澹たる気持ちで「戦場の狼」をプレイしたところ、なんと1面クリア直後に筆者以外はゲームオーバーという驚愕の事実が判明。「えっ、マジで!?」と思った瞬間、横から出てきた敵バイクに轢かれるというキレイなオチがついて筆者もゲームオーバー。スコアで萩原氏を超えたためポストカード3枚、さらには「戦場の狼」部門1位の賞品「新日本プロレス、PUNKDRUNKERSの各コラボTシャツ」を1枚ずつゲット!

 偶然のように転がり込んできた賞品を手に「今日の俺はキテる!」と勘違いした筆者は、勢いそのまま綾野氏に挑戦……が。「ヴァンパイア」シリーズのプレイ経験がほとんどない筆者と、数々の格闘ゲームに携わってきた綾野氏の間には、到底超えられない強大な壁が横たわっていた。綾野氏のレイレイに文字どおり手も足も出ず、ほぼ何もできないまま虐殺されジ・エンド。アラフォーの身で味わう“初狩り(初心者狩り)”の苦さたるや、筆舌に尽くしがたいものがある。

 結果、綾乃氏と開発氏が当然のように勝ち越し、“全敗がお約束”のはずの萩原氏まで1勝をあげるなど、終わってみれば「ヴァンパイア リザレクション」対決はカプコン側の圧勝。悲喜こもごもで大盛り上がりのうちに終了したカプコン恒例のメディア向けイベント。次回も“彼らの本気”を越えて、なにがしかの成果をつかみとって編集部に帰還したい。なお、本日頂戴した「1987パックダウンロードつきポストカード」とコラボTシャツ2枚(新日本プロレスがLサイズ、PUNKDRUNKERSがSサイズ)は後日読者プレゼントさせていただきます。ふるってご応募ください!

某作品の「伊達にして帰すべし」ではないが、全敗だと本当に手ぶら(正確には参加賞あり)で帰ることになるから恐ろしい
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(豊臣和孝)