スクエニ、プレイアーツ改「三島一八」、「風間準」を2013年2月に発売

衣装や筋肉まで精密に再現、可動や自立性も重視したアクションフィギュア


2013年2月発売予定

価格:各6,510円



 スクウェア・エニックスは、アクションフィギュア「鉄拳タッグトーナメント2 プレイアーツ改 三島一八」と、「鉄拳タッグトーナメント2 プレイアーツ改 風間準」を2013年2月に発売する。価格は各6,510円。サイズは三島一八が12.5×5.2×25.7cm(幅×奥行き×高さ)で、重量330g。風間準が8×4.3×22.6cmで重量120gとなっている。

キャラクターの特徴をきちんと再現している

 「鉄拳タッグトーナメント2」は2011年9月よりアーケードで稼動を開始し、2012年9月13日にPS3/Xbox 360版が発売されたバンダイナムコゲームスの対戦格闘ゲーム。2対2、1対1に加え1対2の対戦も可能で、コンシューマー版はオンライン対戦にも対応している。Wii U向けのローンチタイトルとなる「鉄拳タッグトーナメント 2 Wii U EDITION」も12月8日に発売を予定しており、様々な効果を持つキノコが次々と現われる「キノコバトル」や、「スーパーマリオブラザーズ」シリーズや「ゼルダの伝説」シリーズなど、任天堂を代表するキャラクターのコスチュームが収録される。

 「鉄拳」シリーズはキャラクターの描写に独特なユニークさがある。三島一八は一見正当派格闘家キャラクターに見えるが、その内面は父平八への憎悪で歪んでいる。彼は力と他者への征服の欲求に満ちており、その言動は傲慢で冷酷だ。ところがゲーム中では、1度は倒した平八のみならず、息子の仁にも敗れ去り、復讐の念に取り憑かれている。フィギュアでも、力強い造形ながら、悪役そのものに見える表情や、彼の怒りを表しているかのような血管が、彼のキャラクター性をよく現わしている。

 風間準は「鉄拳」シリーズでは珍しいと言える“正当派”の美女キャラクターで、三島一八の中にある邪悪な力に気づき、彼を力から解放しようとするが、逆にその力に吸い込まれる結果となり一八の息子仁を身ごもってしまう。成長した仁に全てを打ち明けた後、ナンバリングシリーズでは生死不明となってしまっている。彼女の使う風間流古武術は相手の力を受け流す技であり、流れるような動きで戦う。色っぽさも感じさせるキャラクターである。

 「鉄拳タッグトーナメント2 プレイアーツ改 三島一八」は一八の鍛え上げた身体、腹部の傷や、とがった髪型などを精密に再現している。肩部分にはスライド機構が組み込まれており、腕を組むといったポーズも可能だ。腰や膝、足首はクリックジョイントとなっているため、下半身は安定し自立しやすくなっている。様々なポーズを取らせることが可能だ。膝は二重関節となっているため、膝立ちのポーズもできる。

 「鉄拳タッグトーナメント2 プレイアーツ改 風間準」は肩のケープが特徴的だが、軟質素材で作られている。肩関節にも工夫があり、ゲーム内の衣装を再現しながら、幅広い可動を実現している。白地に黒い鳥が描かれた衣装は本作の大きなセールスポイントだ。腰部分のパーツも可動域を幅広く取っており、膝を高く上げたポーズなども可能。一八とはひと味違う、しなやかな雰囲気を持ったフィギュアとなっている。

【プレイアーツ改 三島一八】
幅広い可動範囲により様々なポージングが可能

【プレイアーツ改 風間準】
女性らしさを強調した造形となっており、特徴的な衣装も再現されている

TEKKEN TM TAG TOURNAMENT 2&(C)2012 NAMCO BANDAI Games Inc.

(2012年 10月 31日)

[Reported by 勝田哲也]