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GREE「ファイナルファンタジー」、「すばせか」を発表

ソーシャルゲームの新領域に挑むコラボタイトル


10月23日 発表

場所:パレスホテル東京



両タイトルを事前登録すると、特典としてもらえるアイテムが増える

 グリーとスクウェア・エニックスは10月23日、新作ソーシャルゲーム「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」および「すばらしきこのせかい LIVE Remix」の発表会をパレスホテル東京にて開催した。
 
 両タイトル共に利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」は年内配信、「すばらしきこのせかい LIVE Remix」は今冬配信を予定している。

 「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」の対応機種はFlash Lite 1.1対応のフィーチャフォン、Android OS 2.2以上、iOS 4.0以上。「すばらしきこのせかい LIVE Remix」の対応機種は、Android OS 2.2以上、iOS 4.0以上のiPhone 4以降、iPad 2以降。

 本日より両タイトルで事前登録が開始されており、事前登録すると「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」では「召喚チケット」、「すばらしきこのせかい LIVE Remix」では「スタートダッシュセット」、両方事前登録すると「SR クロム・バハムート」(「すばらしきこのせかい LIVE Remix」用)および「R+ エリアス(FFVII)」(「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」用)がプレゼントされる。

 なお今回は上記2タイトルのみの紹介となったが、さらに「聖剣伝説 サークル オブ マナ」、「チョコボのチョコッと農園」というタイトルが開発中であり、今後GREE向けに配信される予定であることが発表された。



■ 両社のコラボレーションでソーシャルゲームの新領域に臨む

グリー取締役社長の田中良和氏
スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏

 発表会の挨拶として、グリー取締役社長の田中良和氏、スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏が登壇した。

 田中氏は「『ファイナルファンタジー』や『すばらしきこのせかい』といった世界中にファンがいるタイトルをGREEのプラットフォームに提供してもらって嬉しい。ご受諾いただいた関係者の皆様にまずはお礼を申し上げたい」と話した。

 今回の発表については「世界規模で展開するソーシャルゲームのノウハウと、スクウェア・エニックスさんの強力なコンテンツを作る力を掛け合わせた新しいサービスを表現できれば。この2タイトルを通じて新しいフィールドに踏み込み、今までゲームをやらなかったような人も楽しんでもらえるように、今後も開発での連携を取っていきたい」と述べた。

 和田氏はグリーについて「彗星のように現れたと思ったら、あれよあれよと巨大な太陽になってしまった(笑)。しかし、お客様に対してどのようなサービスをするかについては実に丁寧な対応をしている。我々も今回のタイトルで学んでいきたいと思う」と述べた。

 ゲームのクオリティについては、「ライトなユーザーとヘビーなユーザーがいるとして、クオリティが雑でいいかというと、そうではない。年に1回ゲームをする人でも、毎日ゲームをする人でも、同じクオリティを要求する。さらにソーシャルゲームの客層が広がれば広がるほど目が肥えてくるというのもある。そういうこともあって、今回我々にお声がけしていただいたのだと思う。お互いの知見を公開し合いながら、素晴らしいコラボができれば」と話した。



■ 「FF」シリーズ“全部のせ”の「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」

左から、グリー取締役執行役員常務メディア事業本部長の吉田大成氏と、スクウェア・エニックス第一制作部プロデューサーの間一郎氏
シリーズで登場したイラストがそのままカードになっている。絵柄のテイストが混在していることで、シリーズの分厚さを感じさせる
事前登録用QRコード

 具体的なタイトルの紹介は、グリー取締役執行役員常務メディア事業本部長の吉田大成氏と、スクウェア・エニックス第一制作部プロデューサーの間一郎氏の2人より行なわれた。

 「FINAL FANTASY×GREE(仮称)」は、これまでの「FF」シリーズの要素すべてが融合した“全部のせ”のソーシャルカードゲームとなる。「ファイナルファンタジーVII」のクラウドや、「ファイナルファンタジーIII」の赤魔道士など、歴代シリーズのキャラクターが、シリーズそのままのイラストのカードとなって登場する。

 また登場キャラクターだけでなく、武器や防具、アクセサリといったものから、アビリティ、召喚獣、さらにはATB(アクティブタイムバトル)といった要素を取り込んでおり、「FF」シリーズの総決算としての位置づけになっている。

 プレーヤーはカードでデッキを構築し、カードを強化しながらより強いデッキを目指していく。カードの組み合わせによって新たな技が発動し、プレーヤー同士1対1でバトルもできる。また“手配書エネミー”というボスモンスターが登場したときは、フレンドと協力して一緒に戦うことができる。

 会場ではバトルシーンの映像も上映された。ボスらしきモンスターとの対戦では、味方パーティのゲージが徐々に溜まっていき、ゲージが溜まったキャラクターから順に攻撃していくATB的なものや、クラウドが「凶斬り」を発動したりと、「FF」らしいゲーム画面に仕上がっていることが確認できた。なお技については、同じクラウドだったとしても、持っているスキルが「凶斬り」だったり「超究武神覇斬」だったりとカードによって変わってくるという。

 間氏は本作について、「設定から何から、すべてが集約されている。遊び方のスタイルは新しいものになっているが、確実に『FF』」と述べた。またグリーをパートナーにしたことについては、「素晴らしい実績を持っているので、最高のパートナーだと思うし、これからそれを証明できる」と力強く話した。


特にボスとのバトルは歴代シリーズのバトルシーンを彷彿とさせるような仕上がりとなっている
アビリティの成長といったお馴染みの要素から、プレーヤー同士のバトルまで楽しめる


■ タッチアクションのソーシャルゲーム「すばらしきこのせかい LIVE Remix」

タイトルロゴ
事前登録用QRコード

 「すばらしきこのせかい LIVE Remix」は、スマートフォン専用のネイティブアプリとして登場するソーシャルゲームタイトルとなる。「すばらしきこのせかい」は最初ニンテンドーDSとして発売され、8月にはiOS版として再登場している。

 その世界観や音楽、ゲームシステムが根強い人気を誇り、スクウェア・エニックスタイトルでの「続編を作って欲しいタイトル」ランキングでも第3位に食い込んでいるという。今回はそのソーシャルゲーム版ということになるが、タッチ操作で特殊能力「サイキック」を発動し、その力で敵を倒していくアクションが中心となるようだ。またネイティブアプリということで、本作に欠かせないBGMにも期待ができる。

 ゲームは、仲間でチームを組み、探索やバトルによって手に入る「チームスコア」をチーム同士で争って進行していく。「サイキック」を発動させるには「バッジ」が必要で、属性やスキルなど様々な種類があるバッジを組み合わせることで、自分だけのバッジデッキで対戦が可能となっている。

 肝となるアクションは「ライトアクション」と呼ばれており、簡単な操作で派手な攻撃ができるようになっているという。間氏は「触ってすぐわかるし、触り方で技が変わってくる」とポイントを話し、「ゲーム性こそが評価された作品だったので、その良さは一切損なうことなく仕上がっていると思う」と話した。

 吉田氏は「こういったリッチなものを作ることで、ソーシャルゲームの領域を広げていきたい。映像と音楽、そしてバトルの組み合わせで、今までにないソーシャルゲームにチャレンジしていければ」と語った。


【スクリーンショット】
ネイティブアプリにすることで、音楽まで楽しめるリッチなゲームに仕上がるようだ。タッチで操る「ライトアクション」がどう完成するかに注目したい
間氏からは、「すばらしきこのせかい」がいかにファンに支持されているかも話された。「原作の良さは一切損なっていない」という言葉通りならかなり期待が持てる

(c)SQUARE ENIX CO., LTD. / GREE, Inc.

(2012年 10月 23日)

[Reported by 安田俊亮]