ヴェルテクス、家電トイ「ネルフ本部加湿器」を11月に発売
「関係ないって言ってるでしょう!」初号機で恫喝するシーンを再現
株式会社ヴェルテクスは、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」をモチーフにしたグッズ「ネルフ本部加湿器」を11月に発売する。価格は9,980円で、サイズは19×19×17cm(縦×横×高さ)となる。
青色LEDで初号機の姿をライトアップ。簡易ライトとしても使用可能だ |
「ネルフ本部加湿器」は第2作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の1シーンを再現したもの。主人公のエヴァンゲリオン初号機パイロット碇シンジは、父親である碇ゲンドウの指令により「ダミープラグ」に操縦を奪われ、第9使徒に浸食されたエヴァンゲリオン3号機をメチャクチャに破壊してしまう。
搭乗していた式波・アスカ・ラングレーの命を奪いかねなかった状況に、シンジは激昂し怒りのままネルフ本部を攻撃する。シンジは初号機でネルフ本部を踏みつけ、父親に激しい言葉をぶつける。「心が通い始めた」と感じた父親の残酷な指令に、「裏切られた」と感じ、全ての怒りと憤りをぶつけるシーンをジオラマ化している。
「ネルフ本部加湿器」は実用家電(electronics)にコンテンツの世界観と玩具要素(toy)を盛り込んだ、ヴェルテクスの家電玩具のブランド「electroys(エレクトロイズ)」第3弾となる。これまでヴェルテクスはエヴァンゲリオン零号機がミサイルを抱えて特攻する姿を再現したUSB扇風機「零号機USB卓上ファン」や、アラーム時刻になると劇中の台詞・音楽と共に初号機の首が稼働して口が開く時計「初号機暴走カラクリ時計」などを販売している。
今回の「ネルフ本部加湿器」はピラミッドの形をしたネルフ本部の、壊れた上部から蒸気が噴き出す加湿器となっている。中心部分が発光するほか、底部にもサーチライトが仕込まれており、周りを暗くすればサーチライトによって初号機のフィギュアが照らし出され、劇中の雰囲気を再現できる。ライトは青色LEDで、加湿機能を使用しない時も簡易ライトとして使用可能となっている。
ネルフ本部を踏みつける初号機の構図は、旧劇場版の砂山を足で壊す子供時代のシンジの姿とも重なり、作品のファンには印象深い。なにより、壊れた天井から煙が吹き出すというのが面白い。ファンに注目のアイテムである。
【ネルフ本部加湿器】 | |
---|---|
初号機を使って父親に怒りをぶつける、印象深いシーンを立体化したジオラマとしても楽しいグッズだ |
(C)カラー
(2012年 10月 9日)