株式会社ポケモンは、ニンテンドー3DS用ダンジョンRPG「ポケモン不思議のダンジョン～マグナゲートと∞迷宮（むげんだいめいきゅう）～」（以下、「ポケモンダンジョン」）を2012年冬に発売する。価格は未定。プレイ人数は1人。

　「ポケモンダンジョン」は、全世界でシリーズ累計1,200万本以上を販売した「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの最新作。主人公であるキミはポケモンとなり、仲間たちと共にこの世界に出現した「不思議のダンジョン」を冒険に旅立つ。制作は、ポケモンとスパイク・チュンソフト。

■ 主人公はポケモンになったキミ

　「ポケモンダンジョン」は、主人公がポケモンになるところから冒険が始まる。そんな主人公に、さっそく話しかけてくれるのが、その後、様々な冒険やドラマをともにすることになるパートナー。パートナーは、「ピカチュウ」、「ミジュマル」、「ツタージャ」、「キバゴ」、「ポカブ」の中から好きなポケモンを選べる。

【パートナー候補となるポケモンたち】
ピカチュウ	ミジュマル

ツタージャ	キバゴ	ポカブ

● 冒険の舞台「宿場町」

　「宿場町」は、たくさんのポケモンたちが集まる冒険の拠点。パートナー以外のポケモンたちとの出会いとともに物語が描かれる。宿場町に集まるポケモンの中には、「ポケモンブラック２・ホワイト２」でお馴染みのポケモンが登場する。

【宿場町】

ある日、主人公は不思議な夢を見る。そこでは、誰かが呼びかける声が……		気がつくと、自分の姿がポケモンに……

謎の声に導かれるように、ポケモンたちの世界へ	ポケモンが、主人公に話しかけてきた。どうやら、ポケモンと話ができるようになっているようだ

■ 3DSで鮮やかに描かれる物語

　「ポケモンダンジョン」では、3DSの機能を活かしイキイキとしたポケモンの姿や、迫力ある演出が楽しめる。感動的な物語に定評のある「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズだが、今作ではさらにドラマチックに描写される。

ポケモンたちの感情表現もさらに豊かになった。ポケモンたちの言葉や表情によりストーリーが展開していく

● 過去のシリーズより様々な要素がパワーアップ

　ニンテンドーDSで発売された「ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊」と比べると、ポケモンの仕草、表情に加え、描かれる風景などが大きくパワーアップしていることがわかる。

【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】

■ いつでもどこでも不思議のダンジョンに挑戦できる「はっけん！ マグナゲート」

　「はっけん！ マグナゲート」は、3DSのカメラ機能を使った新要素。カメラで丸いものを撮影すると、不思議のダンジョンの入り口となる「マグナゲート」が見つかることがある。当たり前だった日常生活が、未知なる冒険への入り口になる！

　なお、丸いものでも撮影対象の形によっては、認識しない場合があるので注意していただきたい。

3DSのカメラを使って、丸いものを撮影するとそこがダンジョンの入り口に変化！

ボールや目玉焼き、トイレットペーパーなど丸いものを見つけたら、カメラで撮影してみよう

マグナゲートから入ったダンジョンでの冒険の成果は、もちろんゲーム内に持って行くことができる	「○」を撮影するたびに、その先のダンジョンは変化していく。そのバリエーションは無限大だ

■ 不思議のダンジョンとは？

　「不思議のダンジョン」は、主人公やパートナーが暮らす世界の至る所に存在する迷宮。入るたびに形を変えるところが最大の特徴となっており、1度冒険をしたダンジョンでも、再び挑戦するとまったく別の形になっている。

　「不思議のダンジョン」には、冒険に役立つ道具やお宝が落ちているが、その種類や落ちている位置もダンジョンに入るたびに変わる。

　また、DS用「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊」と比べると、ダンジョンの画面が立体的になり、ポケモンの姿も見やすくなっている。

【ポケモン不思議のダンジョン～マグナゲートと∞迷宮～】

【ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊】

【ダンジョンの一部を紹介】
ゲームには、様々なダンジョンが登場する。すべてのダンジョン制覇を目指せ！

ダンジョンの内部には、さらに奥へと進める階段がある。階段を下りて最深部を目指す	ダンジョン内には、様々な仕掛けが施されている。何が起こるかわからないドキドキ感も「不思議のダンジョン」の魅力の1つ

ダンジョンには、様々な種類のポケモンたちが待ち構えている。それぞれ、わざを使って主人公を攻撃する	主人公やパートナーも、わざを使って応戦。「ポケットモンスター」シリーズで登場するわざは、今作でも使うことができる。いろいろなわざを駆使し戦略的に戦いたいところ

ポケモンを倒すと仲間になってくれることがある。たくさんのポケモンを仲間にして自分だけのチームを作ることができる

同じダンジョンでも、階段の位置やマップの構造は入るたびに変化する