「The Tower of AION」エミュレーションサーバーで書類送検

サーバー開設者と複数名のユーザーが著作権法違反の疑い


9月4日 公開


 神奈川県警は、エヌ・シー・ジャパン株式会社の運営するWindows用MMORPG「The Tower of AION」のエミュレーションサーバーを不正に立ち上げた男性とエミュレーションサーバーでゲームをプレイした複数名のユーザーを著作権法違反の疑いで書類送検することを9月4日に明らかにした。

 「The Tower of AION」は、月額の利用料金を支払って遊ぶ仕組みになっており、エミュレーションサーバーを利用すれば無料でプレイしたり、クリアまでの時間を短縮するなどができた。不正プログラムは無料で配布されており、それを使用すればエミュレーションサーバーに接続できたため、今回は利用者も著作権法違反になるとの判断に至っている。なおエヌ・シー・ジャパンは、サーバープログラムが流出した事実はないとしている。


(2012年 9月 5日)

[Reported by 安田俊亮]