コトブキヤ、プラモデル「ゼノサーガIII KOS-MOS Ver.4」を12月に発売

美しく強力なKOS-MOSの魅力を豊富な武装と共に再現


2012年12月発売予定

価格:5,040円



女性型の華奢な体と、巨大な武器のアンバランスさが面白い
デカールにより、手軽に作中の雰囲気を再現できる

 株式会社壽屋(コトブキヤ)は、プラモデル「ゼノサーガIII KOS-MOS Ver.4」を2012年12月に発売する。価格は5,040円で、スケールは1/12、全高は約16cmとなる。

 「ゼノサーガ」はモノリスソフトが開発し、バンダイナムコゲームスが販売しているRPGシリーズで、PS2やDSで発売されたほか、テレビアニメーションも制作された。KOS-MOSは「ゼノサーガ」シリーズに登場する女性型アンドロイドとなる。現在から4,000年以上の未来の世界を描くSF作品で、謎の敵性体「グノーシス」との戦いを、主人公の女エンジニアのシオン・ウヅキを中心に描かれる。

 KOS-MOSは謎の敵性体「グノーシス」に対抗するための兵器として開発された女性型アンドロイドで、作中で何度もバージョンアップする。今回のプラモデルとなった“Ver.4”は、2006年7月に発売されたプレイステーション 2用RPG「ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]」の後半に登場する。作中に登場する巨大ロボット「エルデカイザー」のパーツをダウンサイズしたものを使用しており、これまでのバージョンとは比較にならないほどの強力なパワーを獲得した。

 KOS-MOSはその華奢な外見でありながら、巨大な武器も軽々と扱うというインパクトの強いキャラクターだ。シオンを守る献身的な姿勢や、機械的な反応の中にわずかに見せる“人間らしさ”が謎を深める一方で、キャラクターに独特の魅力を与えている。そして「ゼノサーガ エピソードIII」では彼女自身が物語の大きな鍵となるのだ。KOS-MOSは「ゼノサーガ」シリーズを代表するキャラクターとして、「ファミスタ」シリーズや「テイルズ」シリーズにもゲスト出演している。

 プラモデルの「ゼノサーガIII KOS-MOS Ver.4」は、生身に見える肌部分につや消し塗装が施されており、さらに特徴的な“瞳”は「ゼノサーガ」シリーズのキャラクターデザイナーであるCHOCO氏描き下ろしのデカールが用意されており、人間と機械の中間のように見えるKOS-MOSならではの魅力を組み立てただけでも再現できる。もちろん、塗装をすればさらに魅力は増すだろう。

 巨大な「ハンドバルカン」や、カートリッジ交換状態も再現できる「ハンドガン」、格闘戦用の「ドラゴントゥース」といった武器も付属しており、劇中の活躍シーンを再現できる。前髪パーツを差替えることにより、額のパーツが露出する「ファティマ・グラスモード」も再現できる。さらに物語終盤で使用できるようになる、胸部に装備された相転移砲「D・TENERITAS」使用シーンも、胸部パーツ差し替えで再現可能となっている。劇中の多彩な活躍を再現できるプラモデルとなっているのだ。


【ゼノサーガIII KOS-MOS Ver.4】
細かいところまで再現されている。豊富なオプションパーツで、KOS-MOSの様々なギミックを再現できる。なお、写真で使われているスタンド「メカニカルベース」は、キットには付属していない

(C)NBGI

(2012年 8月 9日)

[Reported by 勝田哲也]