バンダイ、プラモデル「エヴァンゲリオン Mark.06 新劇場版:破」を9月に発売

天使の輪と浮遊状態、初号機を槍で貫くシーンも再現可能


9月発売予定

価格:4,410円



天使の輪を思わすエフェクトパーツも付属

 株式会社バンダイは、プラスチックモデル「エヴァンゲリオン Mark.06 新劇場版:破」を9月に発売する。価格は4,410円、対象年齢は15歳以上。

 このプラモデルは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の11月17日の公開決定を記念して発売されるもの。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のラストシーンに出現し、サードインパクトを起こそうとするエヴァンゲリオン初号機に槍状の武器を投げつけ、その行動を阻止した。次のシーンがどうなるのか、ファンは最も気になるところだろう。

 エヴァンゲリオン Mark.06のパイロットは渚カヲル。アニメ版「新世紀エヴァンゲリオン」には登場しなかった機体である。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」ではMark.06は月面で建造が進められており、渚カヲルの搭乗機として登場する。天使を思わせる光の輪を出現させ、ゆっくりと降下できたり、これまでのエヴァンゲリオンとは全く異なったものを感じさせる。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」ではどのような活躍をするのだろうか。

 プラモデルでは、腕の部分が軟質パーツで覆われており、劇中同様関節部分が目立たない。エヴァンゲリオンが機械で構成されたロボットではなく、“人造人間”であることを象徴する、このプラモデルの最も特徴的な部分だ。額やゴーグル、そして光の輪にクリアパーツを使用しており、劇中の雰囲気を再現している。

 握り手や開いた手、武器を持つ手など複数のハンドパーツが付属している。さらにラストシーンで初号機を貫いた槍が付属している。この槍は初号機に取り付けられるジョイントパーツもついており、別売りのプラモデル「エヴァンゲリオン 初号機 新劇場版:破」を使えば、貫かれた状態の初号機を再現できる。うつぶせにも、仰向けの状態でも貫かれた状態にできる。この他、「エヴァンゲリオン Mark.06」には専用台座が付属しており、浮遊状態で飾り立てることができる。プラモデルを入手して、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」公開を待つのもいいだろう。

【エヴァンゲリオン Mark.06 新劇場版:破】
浮遊状態で飾れるスタンドや、初号機にも取り付けられる槍が付属している。手首パーツも充実

(C)カラー

(2012年 7月 24日)

[Reported by 勝田哲也]