「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル 超サイヤ人覚醒」
プレイガイド第1回 ~新要素編~
4人の超サイヤ人が参戦!新システム「テンションゲージ」追加で、バトルはより激しく! |
7月11日、株式会社バンダイナムコゲームスは、全国ネットワークバトルロイヤルゲーム「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル」のバージョンアップ版であるアーケードゲーム「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル 超サイヤ人覚醒」(以下、超サイヤ人覚醒)の稼動を開始した。
本特集では、「超サイヤ人覚醒」からプレイしようと考えている人やプレイはしているがどう遊べばいいかわからないといった人に向けて、プレイする上で役立つ情報をお伝えしていく。
特集第1回となる本稿では「超サイヤ人覚醒」で追加された新要素ついて紹介する。なお、基本的なゲーム性や操作方法などについては前作と同様であるため、それらについてはこちらをご参照いただきたい。
■ 4人の超サイヤ人が参戦! 今後のバージョンアップで、さらなるキャラクター追加も!
「超サイヤ人覚醒」のタイトル通り、本作から「超サイヤ人 孫悟空」、「超サイヤ人 孫悟飯」、「超サイヤ人 べジータ」、「超サイヤ人 トランクス」の4人の超サイヤ人が参戦。
超サイヤ人は他のキャラクターと比べ、高い攻撃力を誇るが、「超サイヤ人覚醒」で追加された「テンションゲージ」(詳細は次項にて)の影響を最も大きく受け、テンションが0になると大幅に弱体化してしまうという弱点を持っている。
また、通常状態とは別枠での追加となっているだけあって、「超サイヤ人 孫悟空」ならターゲットした相手に瞬間移動してかめはめ波を放つ「瞬間移動かめはめ波」が使えたりと、全く異なる性能になっている。具体的にどんなキャラクターなのか、どう扱えばいいのかについては、次回以降の特集で詳しく紹介する。
それでは、4キャラクターの特徴をざっくりとだが紹介しよう。右写真のリンク先は動画となっている。
稼動時には、4人の超サイヤ人だけだが、前作同様バージョンアップでのキャラクター追加も予定されている。また、前バージョンからのキャラクターにも調整が加えられている。
■ 新システム「テンションゲージ」が追加! これによりバトルに大きな変化が!?
ゲームに大きく影響するシステムとして追加されたのが「テンションゲージ」。ゲージは0~6の7段階があり、テンションが高いほど、攻撃力や防御力が高くなる。さらにテンションがMAXになると体力が回復するという特徴もある。
画面左下にある体力ゲージの右にあるのが自分のキャラクターのテンションゲージ。画面右下では他プレーヤーのテンションゲージを見ることができる |
○ ポイント1
テンションは高いほど有利! 高順位の相手への攻撃ほどテンションは上がりやすい! 逆に攻撃しないとテンションはどんどん下がっていってしまう。
テンションは高ければ高いほど攻撃力・防御力が高くなる。テンションを上げることでのデメリットは一切存在しないため、高いテンションを維持するほど、バトルを有利に進められる。
テンションは敵を攻撃したり、攻撃を受けたりすることで上昇。逆に敵にダメージを与えないとテンションは下がっていく。戦わずに逃げ回っているとキャラクターは弱くなっていってしまうわけだ。
攻撃でテンションを上げる場合、より高い順位の敵に攻撃するほど、1度の攻撃で上げられるテンションは大きくなる。上位2名が勝ち抜けとなるため、前作でも1位と2位のプレーヤーは攻撃されやすかったが、テンションゲージが追加されたことで、上位プレーヤー、特に1位のプレーヤーは攻撃されやすくなったと言えるだろう。なお、ダメージを受けてもテンションは上がるが、この場合のテンションゲージの上がり方は順位に関係しない。
以下は、1位が4位を攻撃した場合と4位が1位を攻撃した場合の動画だ。同じコンボであっても、前者はテンションゲージが上がることはなく、後者は2段階もテンションゲージが上がっている。
【動画】1位が4位を攻撃した場合 |
【動画】4位が1位を攻撃した場合 |
○ ポイント2
テンションMAXで体力が一定量回復! 上位にいても、少ない体力差では油断禁物!
テンションMAXになると体力が一定量回復する。回復できる回数に制限はないため、理論上、テンションを上手く上げ下げできれば、体力ゲージいっぱいまで回復することができる。しかしながら、テンションMAX状態からテンションが下がった場合、数段階テンションゲージが下がるし、体力が回復すれば順位が上がり、テンションが上げづらくなるため、そうそううまくいくものではない。なお、回復量が体力ゲージの最大を上回っても、仙豆が増えたりすることはない。
このテンションMAXになると体力が回復する仕様が追加されたことで、下位のプレーヤーは逆転を狙いやすく、上位にいても油断できなくなっている。例えば、全員が仙豆を消費している状態で、3位のプレーヤーが範囲攻撃を1位と2位のプレーヤーにヒットさせて、テンションをMAXにすれば、一気に1位に!なんてことも有り得る。ゲームが終わるまで順位が読みにくくなっているので、最後まで油断は禁物だ。
【動画】テンションゲージがMAXになると同時に体力が回復 |
○ ポイント3
テンション0になると超サイヤ人は大幅に弱体化! テンションゲージのチェックは欠かせない!
テンションゲージは全キャラクターに影響するシステムだが、「超サイヤ人覚醒」から参戦する超サイヤ人にとってはさらに重要なゲージになっている。それはテンション0になった時だ。超サイヤ人以外は、攻撃力や防御力がとても低くなるのだけで、行動自体に制限はないが、超サイヤ人はまともに動けなくなってしまう。キャラクターによっては、移動を含め、全てのアクションができなくなってしまうほどだ。一定時間経過で回復するが、この状態の間に攻撃されては、やられてしまうことは必至。超サイヤ人を使うなら、テンションゲージが0になる状況は絶対に避けたいし、1位になったからといって、逃げ回るのも得策とは言えない。なお、超サイヤ人はゲームスタート時のテンションゲージが他キャラクターより高く設定されている。
このことから、超サイヤ人を相手にする場合には特に対戦相手のテンションゲージのチェックが重要になる。テンションゲージが0になった超サイヤ人がいれば、一方的に攻撃し、倒してしまえるからだ。また、実行するのは簡単ではないが、超サイヤ人を相手にするなら、攻撃せず、攻撃されないように立ち回れば、弱体化も狙える。残りテンションが少ない超サイヤ人は必至に攻撃を仕掛けてくるため、弱体化を狙い、相手にせず、逃げ回るのも1つの手段と言えるだろう。
【動画】変身が解除されると、ほとんど無防備といっていい状態に |
■ 「チーム戦」を正式ルールとして採用! 2つのルールが選択可能に!
上位2名が勝ち残る「バトルロイヤル」に加え、「チーム戦」が新たなルールとして正式採用されている。
前バージョンのイベント戦として好評だったチーム戦では、1位のいるチームが勝ち残りとなる。ペアのどちらかが1位であれば、もう一方が何位でも勝ち抜けられるルールだ。友達と2人でチームを組むことはもちろん、バトルロイヤルと同様に1人でも遊ぶ(自動的に他のプレーヤーとペアになる)こともできる。
異なるルール、ゲーム性のため、勝敗に応じてランク付けされるマッチングクラスは、バトルロイヤル、チーム戦で別々に記録されるようになっている。
■ マッチングクラスが細分化! より近い実力のプレーヤーで対戦できるように!
「超サイヤ人覚醒」では、全国対戦でポイントを稼ぎ、昇格戦の条件を達成することでランクアップするマッチングクラス評価システムも強化されている。
前バージョンではE~Aの5段階だったマッチングクラスは、各クラスが3分割され、さらにS3~S1とZが追加され、全19段階に細分化。より近い実力のプレーヤー同士で対戦できるようになっている。
Zランクに到達しても、さらなる挑戦が待っているそうなので、Zランクを目指してやり込んでもらいたい。
■ 「ストーリーモード」追加!原作ストーリーを追体験できるだけでなく、練習にも最適!
原作ファンにはたまらない「ストーリーモード」の追加も「超サイヤ人覚醒」で欠かせない新要素の1つ。
ストーリーモードには、「サイヤ人襲来編」、「人造人間編」といったカテゴリがあり、ストーリーをクリアすることで新たなストーリーが開放されていく。また、「サイヤ人襲来編」クリアは、超サイヤ人の使用条件にもなっているので、稼動前に行なわれていた「超サイヤ人特別解放キャンペーン」に参加していないなら、プレイしておきたいところだ。なお、ストーリーモードを最後まで遊ぶにはバナパスポートカードが必須なのでお忘れなく。
ストーリーモードは、1人でプレイできるため、練習にも最適。サイヤ人襲来編は難易度が低めで、基本操作やバトルのコツもわかるようになっている。これから始める人は、いきなり対戦するのではなく、ストーリーモードを遊んで練習してから全国対戦に挑むといいだろう。打撃特化、投げ特化といった敵が登場するバトルがプレイできる「トレーニング」も用意されており、こちらも練習に重宝する。
さらに「スペシャル」では高難易度の特別バトルが堪能できる。腕に自信があるなら、対戦だけでなく、スペシャルに挑戦してみるのもいいだろう。
プレイしながらゲームが理解でき、1人で練習できるストーリーモードの追加はありがたいところ。対戦前提で作られたゲームなので、全国対戦を遊んでもらいたいが、ストーリーモードはかなり充実しているので、対戦が苦手という人でも1人でじっくり遊ぶことができる。
特集第1回となる本稿では新要素について紹介したが、次回以降はゲームシステムやキャラクター別のより深く踏み込んだ情報をお届けする。ご期待いただきたい。
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□バンダイナムコゲームスのホームページ
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□「ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル 超サイヤ人覚醒」のページ
http://db-zenkai.com/
(2012年7月20日)