株式会社バンダイナムコオンラインは、Windows用オンラインアクション「機動戦士ガンダムオンライン」のα3テストを8月上旬より実施することを明らかにした。本日より公式ページにて5,000名のテスターの追加募集を行なう。募集期間は7月13日16時から、7月27日12時まで。

応募者全員に配布される森下直親氏の描き下ろし「機動戦士ガンダムオンライン」オリジナル壁紙

戦艦同士の対決は、今回のテストの見所だ

　テスターの選考は応募ページでのアンケート結果によって行なわれる。当選結果はメールで通知され、通知は7月31日を予定している。なお、α2テストに参加したユーザーはそのままα3テストにも参加可能となっている。

　今回、α3テストに応募した人には「機動戦士ガンダムオンライン」オリジナル壁紙が配布される。ガンプラのパッケージイラストなどを手掛ける森下直親氏の描き下ろしとなっており、ファン必見だ。動作環境なども含め、詳細は公式ページを参照して欲しい。

　「機動戦士ガンダムオンライン」はアニメ「機動戦士ガンダム」の“一年戦争”を舞台に、最大52vs52の戦いが体験できるオンラインアクションゲーム。プレーヤーは連邦軍かジオン軍に所属し、モビルスーツ（MS）のパイロット、あるいはMS部隊の指揮官として戦いを繰り広げていく。

　ジムやザク、ドムやガンキャノンなどおなじみのMSを操り、「オデッサ」や「ジャブロー」といったアニメの戦場で大規模バトルを繰り広げられることができる。シャアやアムロといったアニメのキャラクターも登場し、アニメの名台詞をしゃべりながら頼もしい味方として、あるいは恐ろしい敵として活躍する。「ガンダム」ファンにはたまらない面白さを持つ作品だ。

　今回のテストはグラフィック向上および処理最適化の負荷検証、および大規模戦の新要素の検証、新たなマッチングシステムの検証などを予定している。より美しい戦場の表現に取り組みながら、“軽さ”も実現していくという。また、今回もテスト後には参加者へのアンケートが実施される。

　α3テストではこれまでの「オデッサ」や「ジャブロー」に加え、「ニューヤーク」が新マップとして追加される。かつてのアメリカ合衆国の都市ニューヨークがあった場所にある都市で、ジオン軍北米大陸の司令官ガルマ・ザビ大佐がホワイトベースの追撃戦を行ない、戦死している。都市内に潜伏するホワイトベースに、ガルマはガウの絨毯爆撃で攻撃を加えるが、ホワイトベースはドーム付き球場に身を隠してやり過ごし、背後から急襲する。

　「ガウを木馬にぶつけてやる！」、「謀ったな、シャア！」といったガルマの名台詞が飛び出した場所でもある。ニューヤークマップは劇中のイメージそのままの、破壊されたビルが林立する都市となっている。アニメで登場した印象深い建物などが再現されているか、ぜひ確認したいところだ。また、「ジャブロー」マップにも手が加えられるという。こちらも要チェックだ。

　さらに今回の新要素として「戦艦搭乗」機能が実装される。指揮官が「戦術支援」コマンドで派遣する戦艦に、今回は乗り込むことができるようになる。“操舵手”、“砲撃手”といった役割を担うことができるほか、移動可能な再出撃ポイントとしても活躍することになる。上空から戦艦の射撃は大きな脅威となるだろう。またジオンと連邦の戦艦同士が遭遇したとき、どのような戦いが展開するかも注目だ。

新マップ「ニューヤーク」と戦艦を中心としたスクリーンショット。ドーム型球場や、地下にある拠点なども確認できる
こちらは「ジャブロー」。このマップにも手が加えられているという