ハセガワ、プラモデル「エースコンバット 震電 II」を7月13日に発売
河森正治氏がデザインした、前進翼の架空の自衛隊機
株式会社ハセガワは、プラスチックモデル「エースコンバット 震電 II」を7月13日に発売する。価格は3,570円。スケールは1/72で、全長27.3cm、全幅19.5cm。
前進翼とカナード翼を持つ未来的なフォルム |
「エースコンバット 震電 II」は、2011年10月に発売されたプレイステーション 3/Xbox 360用超音速・大破壊シューティング「ACE COMBAT ASSAULT HORIZON(エースコンバット アサルト・ホライゾン)」のダウンロードコンテンツで登場した機体。「超時空要塞マクロス」の“バルキリー”などの可変戦闘機や、「アーマード・コア」シリーズのロボット兵器などのメカデザインを手掛ける河森正治氏がデザインを担当している。
「震電 II」は架空の自衛隊機であり、支援戦闘機の役割を担う機体としてデザインされている。主翼はVの字型の前進翼となっており、さらに機体前部に小さな翼のカナード翼もあり、「マクロス」シリーズに登場する可変戦闘機YF-19を思わせるシルエットを持つ。機体上部にも空気取り入れ口があるところもユニークだ。速度に応じて主翼と尾翼の形状が変化して飛行特性が変わり、高速での空中戦にも、低速での地上攻撃にも対応するという。
プラモデルではカナード翼と尾翼が可動し、主翼端とエンジンノズルは通常/下向状態きをパーツの差し替えにより再現可能となっている。これにより、通常モードとSSC(ステルス・スーパー・クルーズ)モード、STOVL(短距離離陸・垂直着陸)モードの3形態を選ぶ事ができる。もちろんランディングギアを出した“駐機状態”にも組むことができる。飛行状態でも飾っておけるクリア成形の汎用展示スタンドも付属している。
武装として長距離空対空ミサイル×6、70mmロケット弾ポッド×4を主翼の下に取り付けることができ、着座姿勢のパイロットのフィギュアも付属している。さらにデカールは「ASF-X 震電II 日本国産戦闘機(制空迷彩)」と、「ASF-X 震電II 日本国産戦闘機(洋上迷彩)」の2種が付属している。ゲームファンはもちろん、河森正治ファンにも注目のキットだ。近未来的でありながら、次世代戦闘機としての要素をしっかり盛りこんだ機体デザインは、スケールモデルファンにもチェックして欲しい機体である。
【エースコンバット 震電 II】 | |
---|---|
主翼と尾翼が変化することで、飛行特性が変わるギミックを再現。スタンドも付属している |
(C) 2011 NBGI
(2012年 7月 11日)