株式会社バンダイは、スマートフォン用アプリと連動するボードゲーム「絶叫！おばけ屋敷ゲーム」を7月7日に発売する。対象年齢は9歳以上で、価格は3,780円。ボードゲームとの連動機能を持った専用のアプリケーションは無料で、対応端末はiOS 5.0以上のiPhone 3GS以降、第4世代iPod touch、およびAndroid OS 2.2以降搭載の端末。なおスマートフォンがない場合もボードゲームとして遊ぶことは可能。

　「絶叫！おばけ屋敷ゲーム」は、1980年代にバンダイから発売されたボードゲーム「お化け屋敷ゲーム」をリニューアルしたもので、スマートフォンと連動した遊び方が特徴となる。プレイ人数は2～5人で、プレーヤーたちはボードのマスの指示に従ってお化けと戦いながら、より早くお化け屋敷からの脱出を目指す。

　使用するスマートフォンは1台。スマートフォンをボードに設置し、ゲーム内で発生するイベントに合わせてアプリを操作すると、映像や音、振動などでプレーヤーの恐怖心を煽る演出が見られる。

　例えば、ミニゲーム「皿屋敷ゲーム」が発生した場合には、皿を数える女性をプレーヤーが順番にタッチしていき、女性を怒らせて般若にしてしまった人が1回休みになる、などといったもの。演出の恐怖レベルは「普通」と「怖い」の2種類から選べ、アプリは随時アップデートし、登場するお化けの種類やイベントの内容を更新していくという。

【恐怖イベント例】
「皿屋敷ゲーム」は、般若が現われるまで順番にタッチしていくミニゲーム。音や映像、振動などによって恐怖心が煽られるという		自分の写真が心霊写真になる、というのもある

「東京おもちゃショー2012」には怪談師のBBゴロー氏が登場予定

　また「ボスおばけの部屋」のマスに止まった場合は、このアプリを利用して「ボスおばけ」と対決する。プレーヤーは同梱の「勇気」、「知恵」、「力」の3種類の専用チップから1種類を選択し、画面に表示される枠に合わせてチップをタップすると、アプリがチップを読み取ってボスとの対決結果が表示される。

　なかなか珍しい機能だが、iOS、Androidどちらも変わりなく動作する。アプリは6月7日よりAndroid用の体験版が配信されており、ミニゲームなどが楽しめる（iOS版は準備中）。正式版は7月7日に改めて配信予定。

　なお本商品は6月14日～17日に東京ビッグサイトにて開催される「東京おもちゃショー2012」にてお披露目される。ビジネスデーとなる14日、15日には、怪談師のBBゴロー氏が会場で商品を体験するミニステージを行なう予定。

専用のチップをタップすることでボスに挑む「ボスおばけ対決」	こちらがその専用チップ