スクウェア・エニックス、2012年3月期連結決算を発表
「Deus Ex : Human Revolution」、「ファイナルファンタジーXIII‐2」など好調
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスは2012年3月期連結決算を発表した。売上高は1,278億9,600万円で前年比2.1%増、営業利益は107億1,300万円で46.2%増、経常利益は102億9,700万円で91%増、純利益は60億6,000万円となった。
2012年度はパッケージソフトとして発売された「Deus Ex : Human Revolution」、「ファイナルファンタジーXIII‐2」といった大型タイトルが堅調であったことと同時に、ブラウザゲーム「戦国IXA」、モバゲーのソーシャルゲーム「ファイナルファンタジー ブリゲイド」の累計登録会員数200万人を超えたことでコンテンツ課金収入が好調だった。
和田洋一代表取締役社長は今期について、「成長分野向けのコンテンツにおける成功事例の創出」としており、ソーシャル系のコンテンツの投入を加速させると共に、もう一歩先の収益構造の創出に取り組むことと思われる。また同時に、「主要オンラインゲーム・タイトルの品質向上」をあげており、具体的には「ファイナルファンタジーXIV」のサービスの向上に重点的に取り組む意向だと思われる。
(2012年 5月 14日)