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ガンホー、「ラグナロクオンラインカンファレンス」今秋までのアップデートを発表

「ワールド対抗戦」の詳細や、新地域「ポートマラヤ」の情報などが明らかに


4月30日開催

会場:ディファ有明



 「ラグナロクオンラインファン感謝祭2012」では、「Ragnarok Online Japan Championship2012」の他、様々なイベント、発表が行なわれた。本稿では、その中からMMORPG「ラグナロクオンライン」の今後の施策が発表された「ラグナロクオンラインカンファレンス」をピックアップしたい。

 カンファレンスでは、「ワールド対抗戦」の具体的な内容、初心者向けの「攻城戦TE」など以前発表されていたアップデート内容の具体的な情報や、「生体工学研究所拡張アップデート」、フィリピンをモチーフとした「ポートマラヤ」の情報などが明らかになった。





■ これまで参加しなかった人も楽しめる、攻城戦にフォーカスした新施策

ガンホー第1パブリッシング部第1企画課の長澤誠吾氏(右)と、満田健太郎氏
村崎久都さんによる「ワールド対抗戦」をイメージしたイラスト

 カンファレンスでは、ガンホー第1パブリッシング部第1企画課の長澤誠吾氏と、満田健太郎氏が今後のアップデート計画を語った。2人は時々ぼけと突っ込みという感じの冗談も交えながら、各要素を紹介していった。

 最初に取り上げられたのが「ワールド対抗戦」だ。これは昨年も行なわれた“攻城戦”にフォーカスを当てたGvG(ギルド対ギルド)の戦いで、ワールドを越えた戦いを展開していく。今回、村崎久都さんによる「ワールド対抗戦」をイメージしたイラストが発表された。さらに前回からのルールの違いが明らかになった。

 「ワールド対抗戦」は各ワールドから選抜されたギルドが戦い頂点を目指す。まずは参加ギルドがリーグ戦によって2試合ずつ戦っていき、その上位8ワールドがトーナメントへ進出できる。また、砦の各場所に移動できるギルドフラッグの使用にZenyが消費されるようになった。そして通常の攻城戦ではまず守護NPCを倒すため、プレーヤー達は協力して敵を倒していくのだが、対抗戦ではこの時から他ギルドへの攻撃が可能になった。全体的により高度な戦略を求められるようになったという。

 ワールド対抗戦での勝者への報酬は個人には「コインホルダー」、そしてギルドには“期間限定専用マップ”が利用できるようになる。普段は奪い合いが起きるようなマップを、占有できるのである。そしてワールドはアイテムドロップ率、モンスター経験値がアップする。2012年には「ワールド対抗戦」は2回開催される予定で、1回目は6〜8月に行なわれ、2回目は今秋開催予定だ。

 攻城戦にさらに深く関わってくるのが「攻城戦TE(Training Edition)」と「ギルサポくらぶ」だ。「攻城戦TE」は上位2次職までの参加で、装備は安価にレンタルできる。専用クエストでキャラクター育成も可能と、気軽に楽しめる。

 「ギルサポくらぶ」は攻城戦に参加するギルドを支援し、支援したギルドが城を得ると、サポーターにも報酬がもたらされるという、これまで攻城戦に興味がなかったプレーヤーを、攻城戦プレーヤーと繋げるシステムだ。

 この他、「10周年記念思ひ出ワールド」として、現在は形を変えてしまった地形や、姿を変えてしまったモンスターが、当時のままの姿で登場する期間限定のワールドが用意される予定だ。会場での反応も大きく、実装されれば話題を集めることになりそうだ。

 イベントとしては、5月1日から「ワールド統合ポイントラリー」が行なわれており、専用の装備を入手することで参加できる。5月29日までポイントラリーは行なわれ、チャンスは最大5回。回を重ねるごとによりよいものが出るチャンスがあるという。


ルールを改正した「ワールド対抗戦」。攻城戦というプレーヤーに馴染み深い戦いでの勝者は?
間口の広い「攻城戦TE」と、戦いに参加しなくても楽しめる「ギルサポくらぶ」
会場で期待の声が上がった、「10周年記念思ひ出ワールド」。5月1日よりスタートしている「ワールド統合ポイントラリー」




■ 「生体工学研究所」拡張や、フィリピンをモチーフとした「ポートマラヤ」登場

初夏に行なわれるマラン島の追加アップデート
フィリピンの伝承なども楽しめる「ポートマラヤ」

 アップデートプランとしては、初夏にマラン島の“追加アップデート”が行なわれる。猫の肉球の形をした、猫が住むマラン島でクエストを進めて入手できるコインを集めることで、170種類の武器が入手できるという。メモリアルダンジョン「地下排水路」なども実装される。

 人造生命体が待ち受ける強力なダンジョン「生体工学研究所」も、拡張アップデートが実施される。メモリアルダンジョン「禁忌の研究所」に行くには、上級者向けクエストを進めていかねばならない。強力なアイテムが多数入手できる上に、NPCキャラクターが織りなすドラマもあり、注目要素が多い。こちらも初夏アップデート予定だ。

 フィリピンをモチーフとした新地域「ポートマラヤ」は今夏実装予定。1つのダンジョン、2つのフィールド、3つのメモリアルダンジョンが追加されるという。住人達はモンスターに警戒するあまり冒険者達にも心を開かない。彼等の信頼を得ることでストーリーが進行する。モンスターやクエストはフィリピンの伝承にちなんでいるところも面白い。アップグレードできる装備品や、装飾品として身にまとえる「タトゥー」等もあり、新要素も盛りだくさんだ。

 今回最後に紹介されたのが「深淵の回廊」。これは攻城戦で得られる「ギルドダンジョン」に関わるもの。このアップデートでは「ギルドダンジョン」に投資できるようになるシステムが加わる。ダンジョンは投資金額に応じて2F、そして3Fの「深淵の回廊」が開放される。「深淵の回廊」が開放されると、1Fと2Fは一般プレーヤーでも入場可能になる。もちろん、投資は全てのプレーヤーが行なえる。投資することでギルド専用の特典の多いダンジョンを他のプレーヤーも利用できるのだ。

 ただし、「深淵の回廊」だけは所有ギルドのみが入場できる。投資をしたことで得られる「投資感謝チケット」を使えばそれに応じたアイテムが入手できるし、ギルドダンジョンには新アイテムが登場する。そして「深淵の回廊」はこれまで以上の宝が眠っていると言うことで、攻城戦はさらに激しくなっていくのではないだろうか。こちらは今秋予定である。

 今回、盛りだくさんのアップデート内容に驚かされた。そして「深淵の回廊」も含め、かなり攻城戦にフォーカスしていると感じた。攻城戦そのものはコアプレーヤーの、対人戦好きという、ユーザーをある程度限定するコンテンツだが、そこに興味を持ってもらうことに加え、違った形で攻城戦に関われる、という方向性を感じた。これらの要素がプレーヤー社会にどんな化学変化をもたらすのだろうか。

「生体工学研究所」も、拡張アップデートが実施される。難易度の高いクエストを進めていかねばならない
新地域ポートマラヤ。クエストの一部は上級者向けだが、初心者でも訪れることはできる
投資することで入場できるようになるギルドダンジョンと、「深淵の回廊」

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(2012年 5月 1日)

[Reported by 勝田哲也]