バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「鉄拳タッグトーナメント2(仮)」
技カスタマイズなどの新要素を搭載したシリーズ最新作
株式会社バンダイナムコゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用対戦格闘ゲーム「鉄拳タッグトーナメント2(仮)」を2012年秋に発売する。価格は未定。オンライン対応。
「鉄拳タッグトーナメント2」は、「鉄拳」シリーズに登場するキャラクターがタッグチームを組んで戦う対戦格闘ゲームの最新作。本作では、1画面に最大4キャラクターの表示が可能となり、2キャラクターが同時に攻撃を仕掛ける「タッグアサルト」や2キャラクターで相手を投げる「タッグスロー」を搭載。これにより、タッグバトルならではの駆け引きを楽しむことができる。
また、2vs2のタッグ対戦だけでなく、「鉄拳」シリーズの基本である1vs1対戦に加え、新しいスタイルとなる“1vs2対戦”で遊ぶことができる。「鉄拳」シリーズを遊んだことがある人なら誰でもすぐに遊べ、シングルまたはタッグバトルの好きなスタイルで対戦が楽しめる。本作は、「鉄拳タッグトーナメント」の新作にはとどまらない、「鉄拳」の全ての遊びが詰まった「決定版」となっている。
■ 好きなスタイルで遊べる、マルチプレーヤーマッチシステム
最大4人で楽しめる「ペアプレイ」 |
2vs2はもちろん、1vs1、1vs2の組み合わせでも対戦を楽しめるマルチプレーヤーシステムを搭載。このシステムによりプレーヤーは、1キャラクターまたは2キャラクターを操作して遊ぶスタイルを自由に選ぶことができる。
さらに、4つのコントローラーがあれば最大4人でそれぞれのキャラクターを操作して遊ぶ「ペアプレイ」も楽しめる。ペアプレイでは、控えの選手は自分の好きなタイミングで交代することができるので、パートナーがピンチのときに交代したり、タイミングよく攻撃を繋いだりと、みんなでワイワイ騒ぎならのプレイを楽しむことができるという。
【タッグ技紹介】 | ||
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【タッグアサルト】 | ||
2人のキャラクターが交互に技を決めていくコンボ。コンボが決まると大ダメージを与えることができ、体力ゲージを大幅に減らすことができる(回復可能ゲージは減らすことができない) |
【タッグスロー】 | ||
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2人のキャラクターが協力して投げ技を仕掛ける攻撃。投げ技はキャラクターの組み合わせにより変化する。なかにはユニークなものもあるので組み合わせを探す楽しみも! |
■ 技をカスタマイズできる、新モード「FIGHT LAB」(仮称)
このモードでは、教官の指示に従いコンボットと呼ばれるロボットを成長させて、技や外見をカスタマイズできる。例えば、風神拳(一八の技)や崩拳(ポールの技)を装備し、風神拳で相手を浮かせた後に崩拳で空中コンボを決めるなどといった、自分だけのオリジナルコンボを作ることができる。
カスタマイズしたコンボットは対戦でも使用することが可能のようだ |
■ 世界を舞台にしたギミック満載のステージ
ステージは、「鉄拳6」のステージコンセプトであった“動きと変化”を踏襲し、さらに、たくさんのギミックが仕掛けられたバリエーション豊かなものを多数収録。これらのステージでの対戦は、これまで以上にプレーヤーの対戦意欲を掻き立てるだろう。
【ステージ紹介】 |
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【ブラジル】 |
密林にあるヴァイオレットシステムズ社の地下研究施設 |
【ギミック紹介】 | |
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【バルコニーブレイク】 | |
バルコニーがあるステージでは、バルコニーを利用したコンボが可能。攻撃を当てるなどしてバルコニーを破壊すると、相手を下の階に落とすことができ、下の階で待ち構えている控えキャラクターが落ちた瞬間を狙って追撃を決めることも |
【濡れ、汚れ】 | |
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対戦中に起こった状況により、砂埃や水溜まりで体や服が汚れる。細かい点だが、キャラクターの外見がリアルタイムで変化していく様子を楽しめる |
■ シリーズ最多のキャラクター数!
プレイアブルキャラクターは、シリーズ最多の50キャラクター以上を収録。44キャラクターが登場するアーケード版「鉄拳タッグトーナメント2」を遥かに上回るキャラクターが登場する。
■ コンボット
国籍:ヴァイオレットシステムズ社製
格闘スタイル:学習中
ヴァイオレットシステムズ社製の汎用型ヒューマノイド(人間型ロボット)。強力な学習機能を搭載しており、育児・家事一般、軍事利用まで幅広い用途に対応できるように設計されている。
ヴァイオレットは「The King of Iron Fist Tournament 4」が開催される事を知り、コンボットをPRする絶好のチャンスになると考え大会に出場させたが、参戦させたコンボットは大会中に誤動作を起こし、大衆の面前で醜態を晒す結果となってしまった。
公の舞台で恥をかいたヴァイオレットは、最新の技術を取り入れた新型コンボット「スーパーコンボットDX」でリベンジすることを決心し、ヴァイオレットシステムズ社の総力を挙げて開発に着手したのであった……。
■ 三島 平八
国籍:おそらく日本(日本政府は否定)
格闘スタイル:三島流喧嘩空手
長きに渡り三島財閥の頭首を務め、磐石の礎を築き上げた三島平八。その平八が、秘密裏に進めていた研究があった。「老化現象を解明し、若かりし頃の肉体を取り戻す」不老長寿よりも更に進んだ夢のような話であったが、長きに渡る研究の末にとうとう若返り薬が完成したのであった。
「ふっふっふ、これでワシは永遠の若さを手に入れることができる……いざ!」薬を一気に飲み干すと、効果はたちまちのうちに現われ、数分後には頭部に黒々とした髪を生やした若き平八の姿がそこにあった。「おおっ、このみなぎる力、素晴らしい。正に無敵じゃ!」
この力を世界に知らしめない手は無いと考えた平八の下に、タイミング良くタッグトーナメント開催の知らせが飛び込んでくる。「タッグじゃと?パートナーが必要ということか……むぅ、アレを使ってみるか」こうして、謎に満ちたタッグトーナメントの幕が開ける。
■ 三島 一八
国籍:なし
格闘スタイル:三島流喧嘩空手
自分を裏切ったG社幹部を殺し、G社を裏から支配することに成功した三島一八。だがその間に世界は、風間 仁率いる三島財閥の暗躍によって急速に混沌と化していた。自分以外の者が支配する世界など一八が容認するはずもなく、G社の戦力を率い世界各地で三島財閥の討伐に乗り出すのであった。その勇気ある行動に、世界はG社を英雄と称え賞賛した。
やがてG社の発言力が十分大きくなったと判断した一八は、世界の風潮を最大限利用し、仁を生け捕りした者に莫大な報奨金を出すと発表する。その発表に対し三島財閥は、すぐさまThe King of Iron Fist Tournament 6の開催を表明。予想通りの反応に、一八は満足気な笑みを浮かべるのであった(「鉄拳6」より)。
■ 風間 仁
国籍:日本
格闘スタイル:空手
三島仁八を倒し、三島財閥の頭首となった風間 仁。仁は特殊部隊・鉄拳衆を使った巧みな工作活動によって世界中を混沌の渦に巻き込み、各国の軍事力を無力化した上で、油田基地やスペースコロニー等エネルギー供給源を占拠する。そして世界に対し独立と宣戦布告を宣言するのであった。
以来、破竹の勢いで世界を掌握していく三島財閥であったが、時が経つにつれ、次第に三島財閥に対抗する勢力が顕在化し始める。その急先鋒であるG社を裏から操っているのが、三島一八であるとの情報を得た仁は、自分の首に報奨金を掛けるというG社の発表を待っていたかのように、The King of Iron Fist Tournament 6の開催を発表するのであった(「鉄拳6」より)。
■ 風間 準
国籍:日本
格闘スタイル:風間流古武術
三島財閥頭首・風間 仁の母親であり、風間流古武術の使い手。憂いを帯びたその瞳で何を見つめているのか……。
【スクリーンショット】 | |
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(C) 2012 NBGI
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□「鉄拳タッグトーナメント2」のページ
http://www.tekken-official.jp/tag2/
□「鉄拳」シリーズオフィシャルサイト
http://www.tekken-official.jp/
(2012年4月26日)