株式会社カプコンは、4月26日に発売予定としているプレイステーション 3/Xbox 360用サバイバルシューター「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」（バイオハザード ORC）の新情報を公開した。

　公開された新情報は、ラクーンシティを舞台に、「U.S.S.」と「SPEC OPS」のそれぞれのチームに分かれて戦う「オンライン対戦モード（VERSUS）」の概要となっている。

　オンライン対戦モード（VERSUS）には、敵を倒したポイントを競い合う「TEAM ATTACK」、シリーズ作品に登場したキャラクターになって戦う「HEROES」、G-ウィルスサンプルを奪い合う「BIOHAZARD」、限られた座席を争いヘリで脱出する「SURVIVOR」の4種類用意されている。各モードの詳細は、こちらの記事で確認して欲しい。

　このモードでは、「U.S.S.」側がキャンペーンで主役となる「U.S.S.ウルフパック」のメンバーからチームを編成する。一方のSPEC OPS側では、各地より集められた選りすぐりのメンバーで構成された「エコーシックス」が参戦する。

■ SPEC OPS「エコーシックス」

　アメリカ政府の極秘任務を実行する特殊部隊。訓練された軍隊経験者が多く、高い任務成功率を誇る。「ラクーンシティ」にはウィルス流出事件の証拠の入手と、事件を知る重要人物の確保を目的に派遣された「U.S.S.」とは敵対関係にある。

● Willow（ウィロー）
兵種：偵察兵
アビリティ：潜入、カモフラージュ

　北米の中部山岳地帯に暮らしていたと言われるクリー族の子孫。特殊部隊の過酷なカリキュラムに対し、抜きんでた実力を発揮し一目置かれる存在となる。

　チームの最前線に配置され、部隊に警戒を促す役目の偵察兵は、アビリティもその隠密行動をサポートするためのものがある。

● Dee-Ay（ディーアイ）
兵種：突撃兵
アビリティ：高精度射撃、近距離戦闘

　正義感と誠実さに溢れる。多くの輝かしい戦歴を持ち、その素質を見込まれ、急遽編成された特別チーム「エコー6」をまとめる。

　突撃兵は、その名の通りチームの攻撃をつかさどる。どのアビリティも、敵を即座に行動不能に陥れることを目的としたものが多い。

● Harlay（ハーレー）
兵種：衛生兵
アビリティ：回復、戦闘補助

　髭面で両腕に刺青を入れた、酒隙の中年男性。アウトローな親の元に生まれ、幼少時をロードハウスやサイドカーで過ごす。刑務所行きを逃れるため軍隊に入るが、作戦の際に従軍医師の命を救って以来、その腕を見込まれ衛生兵として活躍している。

　部隊の命を預かる衛生兵は、仲間の傷を癒すだけではなく、時には自分自身、もしくは味方の能力を強化して戦いをサポートするアビリティがある。

● Tweed（ツイード）
兵種：工作兵
アビリティ：爆発物、トラップ設置と解除

　ボーイッシュでプライドが高いお嬢様気質の女性。元英国秘密諜報部員だったが、極秘任務で負傷し、1度は組織から身を引いている。彼女の能力は高く評価されていたため、今回、特殊部隊に所属することになった。

　工作兵は、爆発物を操る技能に長けている。使い方によっては攻めにも守りにも転じることが可能。

● Party Girl（パーティーガール）
兵種：通信兵
アビリティ：索敵、情報収集

　南カロライナ出身。高い狙撃技術と情報収取能力は、チームでも一目置かれている。通信兵としての技量にも強い自信を持つ彼女だが、その技術をこの若さでどのようにして身に着けたかは一切語らず、チーム内でも誰一人知らない。

　最新の機器を駆使して、戦場の情報を収集しチームに伝えるサポート的な役割を果たす。使い方によって敵の先手を取ることもできる。

● Shona（ショーナ）
兵種：BC兵（対生物、対科学）
アビリティ：索敵、情報収集

　ジンバブエ出身。父の影響か、幼いころから疫学の研究に取組み軍医となった。物静かでいつも悲しそうな表情をしているように見えるが、それは彼が多くの死を見てきたためである。

　生物兵器を駆使してゾンビや「B.O.W.」を支配下に置く能力がある。いわゆる「第三勢力」を味方に付けることで戦況を有利にコントロール可能