MSY、ゲーミングマウス「Razer Naga Hex」を4月27日に発売
オンラインゲームに特化した「Naga」シリーズがフルモデルチェンジ
MSY株式会社は、米大手のゲーミングデバイスメーカーRazerのゲーミングマウス「Naga Hex」を4月27日に発売する。対応OSはWindows XP/Vita/7で、価格は7,980円。
グリーンで統一され、リボルバースタイルのサイドボタンが優美な「Naga Hex」 |
「Naga Hex」は、Razerのベストセラーゲーミングマウス「Deathadder」やハイエンドゲーミングマウス「Mamba」に並ぶ人気モデル「Naga」シリーズの最新モデル。ボディーカラーをRazerのイメージカラーであるグリーンに統一し見た目の楽しさにもこだわっている。また、「Deathadder」や「Mamba」がシンプルなデザインで、基本性能と汎用性の高さをウリにしているのに対し、「Naga」は、左側面に複数のサイドボタンを搭載し、ショートカットキーを多用するアクション性の高いオンラインゲームのプレイに最適化しているのが大きな特徴となる。
前モデルとなる「Naga Epic」は、左側面に12個のタクトスイッチで構成されたサムグリッドボタンを搭載し、大量のショートカットを親指に収めることができたが、最新モデル「Naga Hex」は、これを6つのメカニカルスイッチに切り替えている。12個から6個にボタンが変わった理由は、欧米でMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)やARTS(Action Realtime Strategy)と呼ばれる「League of Legends」に代表されるアクション性の高いオンラインゲームのショートカットスロットが6つであることに起因するという。
6つのスイッチの中央には親指用のサムレストを配置し、スイッチを使わない際に親指を置いて誤爆を防ぐことができる。ちなみにこのサムレストは、高さの異なる3種類のパーツが同梱されており、好みに応じて切り替えることができる。この辺はいかにもRazerらしいこだわりだ。また、「Naga Epic」のサムグリッドボタンは、豊富な数のショートカットを備える一方で、連打が効きにくく、耐用回数も高くなかったが、「Naga Hex」メカニカルスイッチは、1分間に最高250回クリック可能なオムロン製のスイッチを採用し、1,000万回の耐久性を誇る。
マウスの基本性能は、Razer Precision 3.5Gレーザーセンサー、分解能は5600DPI、レポートレートは1,000Hzと「Naga Epic」と同等となる。違いは、先述したサイドボタンが12個から6個となり、サムグリッドボタンからメカニカルスイッチへと変わったことと、有線専用マウスになったことだ。6つのメカニカルサイドボタン以外は、「Naga Epic」左右クリック、ホイールボタン、中央の2つのボタンとも変更はない。ソフトウェア面では、クラウドベースのストレージソフトウェアSynapse 2.0に対応し、クラウドベースでのユーザー独自のマウス設定、プロファイルが利用できるほか、自動アップデート機能で常に最新のドライバを利用することができる。
なお、12ボタンの「Naga Epic」は、「Naga Hex」発売後も併売していくということで、MMORPGのプレイがメインなら「Naga Epic」、オンラインアクションがメインなら「Naga Hex」を選ぶといいだろう。
【Naga Hex】 | |
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(2012年 4月 13日)