ゼニマックス、PS3/Xbox 360「Dishonored」

最新スクリーンショットとコンセプトアートを紹介


2012年 発売予定

価格:未定



 ゼニマックス・アジア株式会社は、現在開発中のプレイステーション 3/Xbox 360用FPS「Dishonored」のコンセプトアートと最新スクリーンショットを公開した。発売は2012年を予定。

 「Dishonored」は、米ZeniMaxグループの開発子会社仏Arkane Studiosが開発しているタイトルで、皇后暗殺の容疑を掛けられてしまったプレーヤーが復讐の炎に身を焦がしながら、“邪悪の仮面の男”と呼ばれる暗殺者として様々な超常能力や武器、ガジェットを駆使し、さらに街の環境を利用しながらてターゲットを仕留めていく。ステルス能力を駆使し闇に紛れて忍び寄り始末することもできれば、真正面から攻め込むこともできる。

 プレーヤーは、テレポーテーション、時間停止、小動物を意のままに操るなど、多彩な能力を発揮する事ができるという。獲得した能力と様々な武器とのコンビネーションで、多くのミッションをクリアしていく事となる。

 同社のゼネラルマネージャーである高橋徹氏は以前、弊誌のインタビューで同作について「自由度の高さが特徴で、現在の我々の世界とは少し違った方向に発展した『レトロフューチャー』な世界観です」とその一端を明かしている。

 同作のコンセプトアートは、「ハーフライフ 2」でアートディレクターを務めたヴィクトル・アントノフがを担当している。その最新のコンセプトアートと最新のスクリーンショットが公開された。

【ストーリー】

 混沌の時代 - 舞台はエキセントリックなテクノロジーと神秘主義が共存する圧政下の街、“ダンウォール”。

 疫病が蔓延するこの街で、かつては皇后に忠誠を誓う護衛であった主人公は、陰謀により皇后殺しの犯人として無実の罪を着せられてしまう。名誉を貶められた主人公は復讐の炎を燃やし、暗躍を始める。影の世界からの者によって、彼は人知を超えた能力を手に入れたのだ。その代償を知る由もなく……。

 そして、いつしか主人公は“邪悪の仮面の男”として、悪名高き暗殺者と化していく。物語が展開するたびに解き明かされていく陰謀の背後に潜む真実は、まるでこの街を取り囲む水路の如く、不気味な空気に包まれている。主人公であるあなたが取る行動の全てが、この街の運命を左右する。

 どの行動もあなた自身が決めればいい。唯一確かなこと……それはあなたがどんな道を選ぼうとも、かつての平穏な人生は2度と取り戻せないということだけだ……。




(C) 2012 ZeniMax Media Inc. Dishonored, Bethesda, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. Arkane and related logos are registered trademarks or trademarks of Arkane Studios SAS in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved.

(2012年 3月 21日)

[Reported by 船津稔]