アトラス、PSP「ペルソナ2 罰」
オリジナル版では語られなかった物語の裏側が遂に明かされる!


5月17日 発売予定

価格:6,279円(UMD版)
    未定(DL版)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)


 株式会社インデックスのゲームブランドであるアトラスは、PSP用RPG「ペルソナ2 罰」を5月17日に発売する。価格はUMD版が6,279円、DL版は未定。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 「ペルソナ2 罰」は、2011年に新要素を追加して発売された「ペルソナ2 罪」の続編となるタイトル。本作では、新シナリオや新キャラクターをはじめ、新規オープニングアニメの追加やBGMの全曲リファインなど、多数の新要素を追加。新しく生まれ変わった「ペルソナ2 罰」がPSPに登場する。

 

街に流れ出した“噂”。
“噂”はやがて“現実”となり、世界は混沌へおちてゆく。
錯綜する記憶の糸を辿る先、
待ち受けるものは大いなる罰か?それとも……

 

【Prologue】

 ティーン向け情報雑誌の編集者として珠閒瑠市の出版社に勤める主人公「天野舞耶」。彼女の日常は、1人の少年との出会いによって穏やかに崩れ始めた。名前すら知らないその少年に奇妙な既視感を憶えていた矢先、舞耶のもとに一通の手紙が送られてくる。

 「次ハ、オ前ダ―――」


 手紙の差出人は、「JOKER」を名乗る人物。時を同じくして、街ではある“噂”が流れ始めた。

 「自分の携帯電話から自分の携帯電話に電話して邪魔な人間の名前を言うと“JOKER様”が殺してくれる」

 やがて、噂が現実になったかのように発生しはじめる連続猟奇殺人事件。悪しき因果と錯綜する記憶。真実の果てに待つものは、大いなる罰か? それとも……。



■ 登場キャラクター

■ 天野舞耶(あまの まや)

「この感じ、どこかで……」

 珠閒瑠市のキスメット出版に勤め、ティーン向け情報誌「クーレスト」を担当する記者。最近、初めて出会った名前も知らない少年に対し、過去に会ったことがあるような感覚に襲われたことから、その少年の事を「デジャ・ヴュの少年」と呼び、気にするようになった。


■ 周防達哉(すおう たつや)

「俺は、もう2度と背中を見せない
犯した罪にも……自分にもだ」

「デジャ・ヴュの少年」

 JOKERを名乗る殺人鬼に襲撃された舞耶を救い出し、彼女に「すべて忘れろ」と謎の言葉を言い残し立ち去る。彼は舞耶に何を伝えようとしたのか、そしてどこへ向かっていたのか。本作では、オリジナル版で描かれなかった彼のストーリーが遂に明かされる。



■ オリジナル版でシナリオを手掛けた里見 直氏による新規シナリオ追加!

 本作に登場する周防達哉は、前作「ペルソナ2 罪」で主人公だったキャラクター。本作での達哉は、物語のカギを握る重要な人物として本作の主人公である天野舞耶に接触してくる。達哉は舞耶達の裏で一体どんな行動をとっていたのだろうか。本作ではこの部分にスポットをあてた新規シナリオが追加。オリジナル版「ペルソナ2 罰」では描かれることがなかった達哉のストーリーが用意されている。

 新たに追加されたシナリオを手掛けるのは、オリジナル版のストーリーを手掛けたシナリオライターの里見 直氏。オリジナル版では語られなかった物語の裏側が明らかになるという。

達哉に接触してくる謎の女性や言語を操る猫など、新キャラクターも多数登場する!


■ 操作感の向上により、より快適に遊びやすくなった

 前作をプレイしたユーザーから要望の多かった操作性の追及&向上やロードの高速化はもちろん、カーソル移動やコマンド入力も改善され、より快適に遊ぶことができるようになった。

ロードの高速化やバトル時の戦闘演出をシンプルに切り替えることでバトルがストレスなく楽しめるようになった。これにより悪魔との交渉も楽しめるイベントの早送り機能も実装。便利な機能の搭載により、何度でも繰り返し遊びやすく
カーソル位置の記憶のON/OFF機能、ウインドカラー選択など、プレーヤーの好みに合わせたスタイルで遊ぶことが可能になった


■ キーワード

■ ペルソナとは?

 「ペルソナ」とは、心の奥底に潜む自分の多面性~神や悪魔の姿と能力を持ったもう1つの人格~の具現化したもので、普通の人間にはない様々な特殊能力を有する。

 ペルソナは、その神話的姿と能力をもって「ペルソナ使い」たる術者の無意識より現実世界へ現われ、様々な形で術者の力となる。人々が認識し得る「私」とは、幾千幾万存在する「自分」の1つでしかなく、その無数の自分の中には、神の慈悲、悪魔の惨忍さ、剣聖、銃の名手などの能力を備えた、様々な自分が存在するのである。ペルソナとは、正にそれらの「もう1人の自分」に他ならない。

ペルソナシリーズの特徴である、ペルソナによる魔法攻撃は本作でも健在。ペルソナによって持っている魔法が異なるので、複数のペルソナを使い分けていくことが重要になる

■ JOKER呪い(まじない)とは?

 「自分の携帯から、自分の携帯に電話すると、JOKER様が出る。そこで殺したいヤツ、邪魔なヤツの名前を教えると、JOKER様が殺してくれる」という、噂になっているまじないのこと。本作の舞台となる珠閒瑠市では占いブームの影で、この呪いに伴い殺人鬼「JOKER」の不気味な噂が囁かれている。

 そして噂を裏付けるかのように、実際に発生している連続猟奇殺人事件。この呪いや実際の殺人事件の因果関係を追うべく、主人公・舞耶は噂の中心となっている私立高校・七姉妹学園へと向かうのだった。

街に広がるJOKER呪いの噂。実際の事件との関係は?

■ JOKERとは?

 自分の携帯から自分の携帯へ電話することで、殺人を依頼できると噂される怪人。舞耶に殺人予告ともとれる謎の手紙を送りつけた主も「JOKER」と名乗っていたが、果たしてその関係は……?

JOKERの目的とは?


※画面は現在開発中のものです
(C)Index Corporation 1996,2012 Produced by ATLUS

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(2012年3月9日)

[Reported by 志賀康紀]