コーエーテクモ、居酒屋「はなの舞」などを展開するチムニーグループとコラボ

「無双」シリーズの特別メニューを3月25日まで提供
キャラクターカードプレゼント企画など目白押し


2月1日~3月25日 開催

実施店舗:チムニーグループの居酒屋チェーン全国約525店舗



メニューを手に挨拶したコーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏
期間中オリジナルメニューを1品頼むと1枚キャラクターカードがもらえる。全74種類コンプすることができるだろうか?

 株式会社コーエーテクモゲームスと居酒屋「はなの舞」、「さかなや道場」などを展開するチムニー株式会社は、コーエーテクモゲームスの「無双」シリーズとのコラボレーションを実施する。期間は2月1日から3月25日までで、チムニーグループの全国525店舗において展開する。

 今回のキャンペーンでは、プレイステーション 3/Xbox 360用「無双OROCHI2」、PSP用「戦国無双3 Z Special」、ニンテンドー3DS用「真・三國無双 VS」、GREEでサービス中の「100万人の戦国無双」、「100万人の真・三國無双」に登場するキャラクターをイメージしたコラボメニューが12品企画された。

 今回都内でマスコミ関係者を集め試食会が開催された。チムニーによって歴史的背景やキャラクターのイメージなどを考え合わせた上で考えられたという各メニューは、いずれも見た目だけでなく味もおいしいものに仕上げられていた。今回のコラボメニューのためにわざわざ開発されており、特性の素材を元に手の込んだ作りとなっている。

 たとえばドリンクメニューは「無双OROCHI2」の新キャラクター“かぐや”をイメージして作り上げられているが、色がグラスの中でグラデーションをつくって変化していく。これは十二単をイメージしており、かぐやの若々しさを表現。ミルクを使ったノンアルコールタイプと呑みやすさを重視して開発されたサワーの2種類で、キウィ味のさっぱりしたおいしいドリンクとなっている。

 チムニーのメニュー開発を担当した方は「居酒屋なので、料理がおいしくなければ意味がない。指定農家の野菜を仕入れたり、新鮮な魚を仕入れるために自社で水産会社を設立し天然の鯛を仕入れるなど商品力にも力を入れている」と言うことで、その味はお墨付きだ。

 たとえば宮城県産のB級グルメ「伊達やきそば」は、1度しか蒸さない関東の麺ではなく、2度蒸しをするという宮城の麺をわざわざ入手。柔らかめの麺でブタのラードで炒めることで麺の味をしっかりと出す工夫がされている。各メニューにこういった一手間がかけられており、ただキャラクターに合わせただけではない、味にもこだわった内容となっている。

 今回のキャンペーンでは、店舗に置かれているコラボメニューの冊子には「100万人の戦国無双」、「100万人の真・三國無双」で使用することができるシリアルナンバーが記載されている。このシリアルナンバーを使うことでキャンペーンにちなんだ特製ゲーム内アイテムを入手することができるので、プレーヤーの方はお忘れなく。

 また、前述の12種類のコラボメニューを注文すると、特製のキャラクターカードがランダムでプレゼントされる。キャンペーン期間は3回に分かれており、メニューキャラクター11種は全期間共通、期間ごとに21種が入れ替わり、全期間で全74種類でコンプリートとなる。各期間ごとにPremium Cardも1種類用意されており、このカードはキラキラとした特殊印刷が施されるなど豪華なものになるという。さらに、コラボメニューのキャラクターカード11種類をコンプリートすると、抽選で1名に限定ミニキャラ手書き色紙がプレゼントされる。コンプリートしたカードを店員に見せると、応募用紙をくれるので記入事項を記入し申し込むこととなる。

 このようなゲーム横断型のキャンペーンはコーエーテクモゲームスにとっては初めてのことで、今後もこういったキャンペーンを行なうことで、認知度を高めていきたいとしている。


オリジナルドリンク。左がノンアルコールドリンク「妖蛇討滅の力」(399円)で、右がアルコールドリンク「かぐや~時を渡る力~」(441円)。「無双OROCHI2」の新キャラクター“かぐや”をイメージしたドリンクビジュアルインパクトが抜群の鍋料理「織田の暗黒坦々鍋」。ラー油などを使った、真っ黒な鍋。煮込めば煮込むほど黒くなりそして辛みを帯びてくる。辛さ自体はピリ辛程度だが、様々な味が絡み合い、ドッと汗が噴き出て体がポカポカと温まる鍋となっている。辛いのが好きな人はもちろん、そうでない人も体が温まるのでぜひ。1人前714円
「長宗我部 戦きサラダ」。高知の鰹を使ったカルパッチョ。灰色がイメージカラーと言うことで塩ドレッシングで味付けされている。609円「徳川最後の晩餐」。瀬戸内海の天然の鯛を使った天ぷら料理。徳川家康が最後にこれを食べたとする文献から企画された。504円「六文銭寿司」イメージカラーが赤と言うことでコチジャンのソースを散らしエビカツを巻いた寿司で“六文銭”を再現。609円
「伊達やきそば」。宮城県産のB級グルメ。ブタのラードを使って焼き上げてある。隠し味にカレーを使うなど、食欲をそそる一品。伊達の家紋を使える唯一の商品だとか。609円「毛利三本串」。3本の串が刺さったビジュアル重視の1品。頭脳明晰であったという毛利元就にちなみソーセージで脳みそをイメージして作り上げられたとか。714円「清正 さくら串」。ただの串者では面白くないと言うことで馬肉のハラミを使った串物。非常に柔らかい馬肉をニンニク醤油で味付け。あっさりした味を楽しめる。504円
「紅白扇餃子」。紅白の餃子を並べることで扇をイメージ。味は白も赤も変わりないが、赤の色つけに苦労したという。食紅とパプリカで赤を表現。タレをかけて出すとせっかくの赤い色が隠れてしまうため、タレは別途用意されている。609円「豊臣の和菓子」。金粉が振りかけられたお饅頭。金粉が映えるよう生地に黒糖を練り込む工夫が施されている。餡には栗も使用された贅沢な一品。294円「直江 愛スクリーム」。バニラアイスと醤油せんべいのコラボ。醤油とバニラアイスの相性が抜群で、別々にではなく一緒に食べていただきたい。ちなみに商品名はだじゃれから。294円

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(2012年 1月 30日)

[Reported by 船津稔]