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バンダイナムコ、PS Vita「リッジレーサー」、「塊魂 ノ・ビ〜タ」メディア体験会を開催!
PS Vita本体と同時発売されるバンダイナムコの2タイトルを先行体験!!


11月23日 開催

会場:バンダイナムコゲームス本社


 11月23日、株式会社バンダイナムコゲームスは、PlayStation Vita本体と同時発売される「リッジレーサー」、「塊魂 ノ・ビ〜タ」のメディア体験会を東京都品川区にある本社にて開催した。体験できたのは、全国5都市で開催されている(札幌、福岡は既に終了している)、「PS Vita “PLAY”キャラバン -全国体験会-」で展示されているものと同じバージョンだ。

 会場には両タイトルのプロデューサー、ディレクターらも登場。開発スタッフが直々に遊び方を教えてくれるという贅沢な体験会であった。各タイトル30分という短いプレイ時間ではあったが、プレイしてわかったことをレポートしていく。




■ 伸びたり、つぶしたり、塊の形を思い通りに変形できるようになったシリーズ最新作「塊魂ノ・ビ〜タ」

12月17日発売予定、PS Vita「塊魂 ノ・ビ〜タ」

 「塊魂ノ・ビ〜タ」のプレイレポートの前に、簡単に本作やこれまでリリースされたシリーズについておさらいしておきたい。「塊魂」は、プレイステーション 2、PSP、Xbox 360、プレイステーション 3、携帯アプリと多くのプラットフォームで展開されてきた、幅広い世代に愛されるアクションゲームシリーズ。小さなものから大きなものまで巻き込んで塊を大きくしていく、シンプルながらも斬新なゲーム性に加え、独特の世界観、松崎しげるさんら著名なアーティストが参加することでも大きな話題を呼び、多くのファンを獲得している。

 そのシリーズ最新作となるのが、12月17日にPS Vita本体と同時に発売される「塊魂ノ・ビ〜タ」。価格はPS Vitaカード版が4,980円、ダウンロード版が3,980円。なお、ダウンロード版の価格は12月17日〜2012年3月31日までの発売記念期間限定価格。期間後は4,480円となる。



 さて、有機ELを活かした美しいグラフィックス、豪華アーティストによる素敵ソングなど、多くの魅力が詰まっている本作だが、今回注目したのは、タイトルにもなっている塊を伸ばしたり、つぶしたりする新システムと、PS Vitaでの左右のスティック、タッチスクリーン、背面タッチパッドでの操作感だ。

 塊を伸ばしたり、つぶしたりできるので、横に伸ばせば広範囲を巻き込むことができ、縦につぶすと塊が大きくなったとしても細い隙間に入ることができる。1度に多くの塊を巻き込むことができるので、これまでより爽快感が増したし、これまではガリガリとぶつかりながら通っていたような隙間でもスピードを落とすことなくスムーズに進めるようになっていた。今回は、3ステージほどプレイしただけなので、まだ他にも伸縮のシステムならではの要素があるかもしれない。ちなみに伸ばしたり、つぶしたりしたまま王子ダッシュすると通常の塊の形状になってしまうため、伸ばしたまま王子ダッシュはできなかった。


 設定できる操作方法は2タイプ。1つは、シリーズを遊んできたプレーヤーにはお馴染みのキャタピラ操作。PS Vitaには左右に2つのアナログスティックがついているため、違和感なく操作できた。もう1つが左スティックだけで塊を操作するタイプ。この場合、右スティックは左右を向く操作になる。左スティックを進みたい方向に入力すればいいので、初めて「塊魂」シリーズに触れる人はこの操作が扱いやすいかもしれない。さらにどちらにも共通のものとしてタッチスクリーンでのタッチ・フリック・ダブルタップ・ピッチイン/アウト、背面タッチパッドでのピンチイン・アウト操作が存在する。なお、ジャイロ操作には対応していない。

 塊を伸ばす/つぶす操作はタッチスクリーンか背面タッチパッドが必須。また、タッチスクリーンでは全てのアクション操作が行なえる。このため、アクション操作は、“左右のスティック+L/Rボタン+タッチスクリーンor背面パッド”(操作タイプによりアナログスティックでの挙動が異なる)の2タイプ、“タッチスクリーン(+背面タッチパッド)”の計3種類が存在することになる。

 共通の操作である背面タッチパッドによる塊を伸ばす/つぶす操作は、タッチスクリーンを触らなくていいので、左右のスティックから手を離さずに済む。左右のスティックを使って操作する方にはオススメだ。ただし、両手はPS Vita本体を固定していることもあり、スティックを操作しながら伸ばしたり、つぶしたりするのには多少の慣れが必要だと感じた。

 タッチパネルで全ての操作をまかなうのは直感的ではあるものの、細かな操作が難しく、タッチすることで指で画面が見えなくなる状況になることもあり、かなり慣れないと自由に操作するのは難しいといった印象。しかしながら、これはプレーヤーにもよるだろうし、ダッチパネルでの操作だけでなく、スティックでの操作も用意されている。自分に合った操作を選択すればいいだけだ。

 会場では体験プレイだけでなく、初公開となる「吾郎ムービー」も放映された。「塊魂 ノ・ビ〜タ」になって、よりパワーアップしたとさえ思える、独特の世界観が感じられるムービーになっているので是非ご覧いただきたい。

【プロモーションムービー】
【オープニングムービー】
【幕間ムービーその1】

 約3週間後には発売となる本作。体験版であり、約30分という短いプレイ時間ではあったが、ファンを裏切ることなく、シリーズらしさをよりパワーアップさせていると感じることができた。シリーズファンはもちろんのこと、操作はシンプルで、短い時間でも遊べるので、幅広いユーザーにオススメできるタイトルだ。


※画像は開発中のものです。
(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.



■ 低価格で普及を狙う「RIDGE RACER(リッジレーサー)」

12月17日発売予定、PS Vita「RIDGE RACER(リッジレーサー)」

 こちらも(バンダイ)ナムコといえば、家庭用ゲーム機の発売と同時にリリースされるレースゲームシリーズ「リッジレーサー」シリーズの最新作。本作の価格はPS Vitaカード版が3,980円、ダウンロード版が3,580円。なお、ダウンロード版の価格が12月17日〜2012年3月31日までは2,980円の特別価格となっている。なお、「リッジレーサー」はメモリーカードが必須となっているので注意したい。

 さて、本作のこの価格には理由があるようで、1つは「できるだけ多くの人に参戦してほしい」という新システム「プラネタリーリーグ」の存在が挙げられる。全プレーヤーが○、×、△、□の4チームのいずれかに参戦することになり、チームに所属すると「どのチームを倒すべきか」というミッションが配信される。ライバルチームのプレーヤー(ゴースト)に勝利したり、チームが勝利することでクレジットやボーナスクレジットが獲得でき、このクレジットでマシンを強化することが可能となる。なお、ゴーストデータはnearの機能に対応しており、ネットワークを介して刻々と状況が変化していく。「プラネタリーリーグ」は本作の基幹となるシステムだけに、この仕組みに多くのプレーヤーに参戦してもらうことは非常に重要だ。

 また、本作のコースはリバース(逆走)も含めて6コース。今回の体験版では、「Harborline 765」、「Highland Cliffs」、「Southbay Docks」の3コースがプレイできた。いずれも過去シリーズに登場したコースであり、レイアウトも変わっていなかったように感じられたが、有機ELで見る風景はちょっと違っていたし、マシンモデル、エフェクトの類も過去タイトルからは違って見えたのは確かだ。ちなみにマシンは5台が用意されているという。体験版でのBGMは2曲、そしてランダムとBGMなしが選択できた。今までのシリーズからすると、単純に数でボリュームを見ると「あれ?」と思う方も多いと思われる(製品版でのBGM数は未確認)。

 つまり、価格を抑えて多くの人にプレイしてもらい、気に入ったら今後配信されるであろう追加のコンテンツを購入して、さらに深く楽しんでもらいたい、ということでの値段設定になっているようだ。フルパッケージという意味ではデータの量が物足りない、という人もいるかもしれないが、本作の性格上、すべてのコースでクリアしたらはいおしまい、ということではないし、毎日配信されるミッションを楽しむ、さらに追加ダウンロードコンテンツで遊びの広がりを楽しめる、という意味では、プレーヤーの初期投資は少なくて済み、ディープにハマりたい人は追加コンテンツに投資すればいい、という今作の値段設定には注目したいところだ。

 さて、PS Vitaでの「リッジレーサー」は、タッチパネルでのメニューセレクトが印象的。PSPやPS3のHOMEメニュー「XMB」の考え方に近く、モード→コース→マシンと横にスライドさせて選択していき、各項目は上下に選択肢が表示されるようになっている。このメニューでは最新版・永瀬麗子の姿も確認でき、「ああ、『リッジレーサー』だな」と改めて実感できた。ただ、上下と左右のフリック方向がわりとシビアになっており、横に動かしたはずが斜めに入ると上下に動いたり、ということもなかったわけではない。短時間での試遊だったため、画面の大きさもあり(PSPに比べるとやはり大きいなと感じる)慣れていないということもあるが、気になったところではある。

 今までのシリーズ作との違いとしては、サウンド周りの仕様に少し変化がある。ニトロや大ジャンプをしたとき、派手にクラッシュをしたときなどに、サウンドにプログラムによるエフェクトがかかる(PS Vitaのライブラリの機能によるものだという)。また、DJによるボイスが入るときは瞬時にBGMのボリュームレベルが下がって聴きやすくなったりもする。SEもBGMとかぶることなく聞き取りやすかったのは、PS Vita本体のサウンド環境のレベルの高さによるものなのかどうかはわからなかったが……。

 本作での特徴としては、マシンのパワーアップに関する項目にも注目したい。「マシン強化マップ」と呼ばれるチャートのように分岐していく構造になっており、獲得したクレジットで新たな強化パーツを手に入れるという方式になっている。ニトロもトリプルまであったが、このパーツ次第では別の方式に変更できるのではないかと推察できる。

また、マシンタイプによってドリフトしやすいかグリップ寄りか、という区分けにはなっておらず、どのマシンでも「ドリフトセッティング」を変更することで、乗り味を自分好みに変更できる。マイルド寄りにすればグリップ走法に適した足回りとなり、ダイナミック寄りにすればズルズルとすべる足回りとなるので、見ためでマシンを選んで楽しめる。カラー変更もタッチパネルでさくさくできるので、メニューからカーソルをずずずっと移動しなくていいのは快適だった。


※画像は開発中のものです。
(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.

(2011年 11月 23日)

[Reported by 木原卓/佐伯憲司]