カプコン、PS3/Xbox 360「ドラゴンズ ドグマ」

ファイターのスキルと、TGS出展バージョンのポイントを紹介


2012年初頭 発売予定

価格:未定



FIGHTER

 株式会社カプコンは、プレイステーション 3/Xbox 360用オープンワールドアクション「ドラゴンズ ドグマ」の最新情報を公開した。発売は2012年初頭を予定しており、価格、CEROレーティングは未定。同作は「東京ゲームショウ2011」への出展を予定しており、このほどその一端も明らかにされた。

 まず、新情報として明らかになったのは、“FIGHTER(ファイター)”と“STRIDER(ストライダー)”のスキル。

 FIGHTERは、剣と盾を装備し近接戦闘を得意とする職業で、攻守のバランスがよく、パーティーの攻めと守りの要となるだろう。一方、STRIDERは素早い身のこなしが特徴の職業で、近距離攻撃用のダガーと遠距離攻撃用の弓を装備しているため、フィールドを自由に動き回ってモンスターと戦うことになる。


【FIGHTER 剣スキル】
逸らし薙ぎ払い:1度後ろに身を引き、敵に斬りかかるスキル。攻撃を避けてカウンターとして使ったり、敵に囲まれた状態から反撃する際に使えるスキル真芯突き:敵に向かってダッシュした後に鋭い突きを放つスキル。小型の敵であれば、そのまま吹き飛ばしてしまう天蓋切り:通常では攻撃の届きづらい頭上に向かって剣を振るスキル。高い位置にいる敵や、ハービーなどの空を飛ぶ敵に有効
【FIGHTER 盾スキル】
シールドインパクト:力をためた後、盾で敵を殴りひるませることができるスキル。攻撃の起点にしやすい盾寄せ:敵の攻撃を引きつける。仲間のポーンが敵に囲まれたときや、敵をおびき寄せて一気に片をつける際に重宝するスキルシールドクライシス:盾で素早く殴る。3回連続で繰り出すことが可能で、3発目の攻撃は小型の敵を吹き飛ばす効果を持っている


STRIDER

 STRIDERは、今回発表されたスキル以外の特徴として、モンスターに掴まった後に、長時間モンスターの体表を動き回ることが可能。モンスターによじ登り攻撃を加えることができる。近距離攻撃と遠距離攻撃を上手く使い分け、フィールドを広く使った戦いを繰り広げられる。


【STRIDER ダガースキル】
かまいたち:素早いダッシュで敵とすれ違いざまに切りつけるスキル。追加入力で攻撃を連続して攻撃することができる阿修羅切り:その場で連撃を叩き込むスキル。モンスターの隙を上手くつけば、大ダメージを与えることができる
【STRIDER 弓スキル】
剛力打ち。力をためて、強力な一撃を放つスキル。鋭い一撃は、離れた敵をも射貫くことができる降鉄打ち。多数の矢を雨のように降らせるスキル。1度に広い範囲を攻撃できるので、素早く動く敵やゴブリンのように多勢で襲うモンスターに有効




■ TGSでプレイ可能なクエスト


「フィールドクエスト」

 「東京ゲームショウ2011」には「ドラゴンズ ドグマ」が出展される。体験できるのはグリフィンと戦う「フィールドクエスト」と、キメラが登場する「ダンジョンクエスト」の2つのクエスト。

 「フィールドクエスト」は、プレーヤーの職業はSTRIDER。近距離はダガーで遠距離は弓を使用。オープンフィールドらしく広い場所を舞台に、陸地だけでなく大きな翼を使い空をも自由に移動するグリフィンと立体的な戦いを体験することができる。縦横無尽に移動を繰り返す機動力も驚異だが、鋭いくちばしと爪による攻撃も恐ろしいの一言。特に上空からの急襲には気をつけたい。


背中の山羊が魔法を唱えているところ。獅子と蛇に守られた高い位置にいる山羊に攻撃を加えるためには、何かしらの工夫が必要だろう蛇は毒を噴射することがある。毒を浴びると、徐々に体力が減っていってしまうため、戦闘が長引くほど不利な状況となっていく。アイテムで回復することができるので、準備していくことが重要

「ダンジョンクエスト」

 もう一方の「ダンジョンクエスト」は、プレーヤーの職業はFIGHTER。過去の覚者の記憶を回復するクエスト。過去の覚者となり、ドラゴンの居城に侵攻。キメラの元に続く道は長く、荒れ果てた城内では緊張した状態が続くこととなる。獅子の体を持ち、山羊の頭を乗せ、蛇がしっぽとなっている、まさに魔獣と呼ぶべき生物であるキメラだが、その巨体にもかかわらずスピード感あふれる動きでプレーヤーに迫ってくる。それぞれの部位により異なる思考を持つため、攻撃バリエーションは多岐にわたる。

ポーンと連携を取りながらグリフィンの動きを鈍らせることがまず目標となるその強力な爪によりグリフィンにとらえられると、脱出することは難しい。脱出してもそこには嘴による攻撃が待っているポーンと連携を取りながら的確に攻撃を繰り出していくことが重要だろう

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(2011年 9月 12日)

[Reported by 船津稔]