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　株式会社カプコンは、Xbox 360/Windows用オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン」（MHF）にて、9月28日に実施予定のアップデート「フォワード.2 “跳影、熱帯の猛き眷族”」の最新情報を公開した。

　アップデートの目玉となる新モンスターは、牙獣種「ゴゴモア」。「跳緋獣（ちょうひじゅう）」の異名を持つモンスターで、巨大なサルのような外見をしている。また背中に子供のようなモンスターを乗せているのも特徴だ。

【ゴゴモア】
「跳緋獣」という異名を持つ牙獣種。跳ねる動きが特徴なのだろうか？

　「ゴゴモア」の登場フィールドとして、新マップ「潮島」が追加される。熱帯の無人島といった風情の島で、背の高い木々がうっそうと茂っている。川は潮の満ち引きの影響を受けて水位を変えるという。

【潮島】
時間の変化とともに水位の変化も見られる「潮島」。また新しい仕掛けがありそうだ

　新たな特異個体も登場する。今回発表されているのは「グラビモス」、「ドラギュロス」、「イャンクック亜種」、「ドスファンゴ」、「ディアブロス亜種」の5体。元々強力なモンスターが並んでいるのも気になるが、一見して外見が大きく変わっている「ドスファンゴ」がどんな挙動を見せるのかも楽しみなところだ。

【特異個体】
グラビモス	ドラギュロス

イャンクック亜種	ドスファンゴ	ディアブロス亜種

　新要素としては、アイテム「元気のみなもと」が追加される。1日1回だけ使えるアイテムで、クエストで受けるダメージを軽減する効果がある。しかもクエスト中に倒されても効果が持続する。苦手なモンスターの狩りの時などに重宝しそうだ。

【元気のみなもと】
1日1回だけだが、クエスト中のダメージを軽減できる貴重なアイテム。どうしても負けられない狩りで使いたい

　このほかリファイン要素も発表されている。まず「狩人珠」が有効期限切れになっても、劣化してレベルが下がることがなくなった。「おていれ有効期限」を過ぎると「狩人珠スキル」は発動しなくなるが、「おていれ」すれば元通りのスキルが発動する。「おていれ」に必要なCPも減少し、利便性が向上している。

【狩人珠】
「狩人珠」が劣化しなくなるという嬉しい変更。「おていれ」すれば元通りになる

　また8月6日と7日に実施された「リファインモンスター体験会」で集められた意見をもとに、再調整された変種モンスターが実装される。「イャンガルルガ変種」と「ゲリョス変種」は弱点を狙いやすくなり、「ドスランポス変種」、「ドスゲネポス変種」、「ドスイーオス変種」は攻撃が弾かれにくくなった。

【リファインモンスター】
イャンガルルガ変種	ゲリョス変種

ドスランポス変種	ドスゲネポス変種	ドスイーオス変種

　バランス調整関連では、弓の「嵐ノ型」で「爆撃ビン」を装填した際の「オーラアロー」に調整が加えられる。「火事場力+2」の効果が適用されるが、威力は約2/3、射程距離は約6割になる。ただし弓の秘伝書はそれ以外の部分で強化され、「嵐ノ型」ではしゃがみ状態の解除の動作から回避の動作までが速くなり、しゃがみ照準撃ちの威力が1割程度向上。「天ノ型」、「嵐の型」で「昇龍弓」のヒット数と威力が2割程度上昇するとともに、攻撃行動中にひるまなくなる。また「オーラアロー」以外の剛種武器の「爆撃ビン」の威力が2～3割上昇する。

　その他の修正点として、採取時に「ピッケル」、「虫あみ」、「釣り餌」など消費アイテムを使用する際、頭上に表示されるアイコンにアイテム所持数が表示される。またクエストクリア後の画面が一新されるとともに、表示までのテンポが上がるなどの改善が加えられている。

【リファイン】
採取で使用するアイテムの所持数が一目でわかる	クエストクリア後の画面が一新。ワイド画面の表示も綺麗になっているようだ